十勝の活性化を考える会

     
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アスペルガー症候群

2022-04-05 05:00:00 | 投稿

「雨にも負けず」を書いた宮沢賢治は、“アスペルガー症候群”という解離性障害を抱えていたという。逆に言えば、障害を抱えていたからこそ「雨にも負けず」という詩が書けたと思っている。医学界では、これらの原因が「解離」という脳の働きにあることが明らかになっている。

宮沢賢治の作品には不思議で幻想的な表現で満ちている。だから、宮沢賢治の幻想的な世界は、彼が実際に見た空想世界を、解離によって描いたものである可能性が高い。

解離性障害とは、かつてヒステリーと呼ばれた神経症の一種で、うつ病や統合失調症にも解離性に似た病症はあるが、解離性障害は出てこない。人間は、強いストレスや自分自身で解決できない問題に直面したり、人間関係に悩まされると意識や人格面での統一性が一時的に失われる。これを解離と呼ぶ。

私は宮沢賢治のような解離性障害だとは思っていないが、柴山雅俊著“解離性障害”を読むと、交通事故などの高次脳障害が引き金になるとも書かれていた。脳出血の時に頭蓋骨を割っているので、解離性障害を含むアスペルガー症候群かもしれない

 アスペルガー症候群は、コミュニケーションの質的障害、興味や活動の偏りなどの共通の類似点として持っている。知的障害および言語障害を伴わないことを言うそうで、知的レベルが正常であり、ちょっと変わったひと程度に認識されることもある。アスペルガー症候群の特徴では、「こだわりの強さ」があるともいわれ、特定のものに執着するそうである。

私の場合はハイテンションで、認知症専門病院から躁(そう)を抑える薬をもらって飲んでいるので、“うつ”ではなく“そう”である。ただ、高次脳障害の後遺症で忘れることが多いので認知症である。 なお、環境活動家の“グレタ・ツゥ―ンベリ”さんも、新聞報道によるとアスペルガー症候群であるそうだ。 

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