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十勝の活性化を考える会

     
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喪中はがき

2020-12-25 05:00:00 | 投稿

先日、新聞の「読者の声」欄に目が留まった。それは、後輩の知人が、“亡き友に悔いなき人生を誓う”と題した、喪中はがきを受け取った時の気持ちを書いた投書であった。

師走に入ると私にも喪中はがきが届いて、後輩の知人が書いた感情と同じ思いに駆られる。私は年が明けたら70歳になるが、“古希”は中国の詩人・杜甫が書いている「人生七十古来稀なり」に由来するそうで、人間の寿命は随分伸びたものである。自分の気持ちはまだ青春であるが、年には勝てない。

自宅の2階に上がるのにも一苦労である。10年ひと昔と言われるが、10年後には生きているかどうかは分からないので、一日一日を精一杯生きるのみである。

先日、85歳になる大先輩と電話で話したが、この一年間で随分と年を取ったと言っていた。足腰が弱くなり何をするにも意欲が出てこないそうで、都内で開かれた友人たちの忘年会も欠席したそうだ。

一方、同じ帯広市内に住んでいる方に電話し、年齢を聞いたところ94歳だという。若さの秘訣は何ですかと尋ねたところ、毎日、5キロほど歩くそうだ。そのために丈夫で頭脳明晰、頭が下がる思いである。私は犬との散歩で川原を歩くが、せいぜい1キロぐらいである。お酒も飲むが、彼はほとんど飲まないそうで、それが健康の違いになってくると思っている。

愛犬との散歩の時、スクワットなどの準備体操をするようにしている。若い時、準備体操をバカにしてが、“継続は力なり”で最近は良くするようになった。

私は車を運転出来なくなったので、バスを利用する機会が多い。バスの中で気づくのは、足腰が弱くなって杖を使う人が多いことである。バスを利用するから足腰の鍛錬になるが、バスを利用しなくなったら、ますます足腰が弱くなり、出歩くことが少なくなってくる。歳を取るということは、足腰の弱さと年齢とのせめぎあいであるが、子供や孫の世話にはなりたくないと思っている。

「十勝の活性化を考える会」会長

注1) 杜甫

甫は、中国盛唐詩人律詩の表現を大成させた。幼少の頃から詩文の才能があり、李白と並ぶ中国文学史上最高の詩人として、李白の「詩仙」に対して、「詩聖」と呼ばれている。また晩唐期の詩人の杜牧の「小杜」に対し「老杜」「大杜」と呼ばれることもある。

712年 : 河南府鞏県(現在の河南省鄭州市鞏義市)で生まれる。父は杜閑、母は崔氏。兄弟は四人。襄州襄陽県(現在の湖北省襄陽市襄州区)の人。杜甫の家は代々地方官であった[2]本貫京兆郡杜陵県三国時代から西晋の武将であり、「破竹の勢い」で有名な杜預は先祖にあたる。

(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

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