小文字山

故郷を後にし、北九州道路を走っておりますと、小文字山（こもんじやま）が見えてきました。



山頂が不自然にハゲているのが小文字山です。

右下に僅かに見える、ガンダムの部品みたいなのが、競輪発祥の地「小倉」に
作られた、北九州メディアドームです。
これで、雨の日でも競輪が開催されるようになった？？？
一応、イベント施設なのですが、ケイリン以外で使用されるといえば、
フットサルとかマーチングくらいのようです。

さて、小文字山の話に戻りますが、
九州の小京都を目指す小倉市は、京都のマネをして山に「小」のたいまつ文字を
お盆に浮き上がらせます。これを「小文字焼き」といいます。
と、勝手に解釈していましたが、実は違いました。

６０年前に行われた福岡国体の選手団を迎えるために山に「小」のたいまつ文字を
作ったのが始まりだそうですが、その後お盆の迎え火として８月１３日の夜に
灯すようになったようです。
ということは、「小文字山」という名前も６０年前はなかったのでしょうね。
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小学生の頃は、小文字焼きを家から見たり学校から見たりしてましたが、すっかり忘れてました。
今回は、恐らく見ることができたのに、とても残念です。
かみさんが、車内から撮ってくれましたが、「小」の文字がかすかに見える気がします。


この山のちょい先に、国民宿舎「望玄荘」がありました。

玄界灘の展望が楽しめたのでしょう。一度は泊まってみたいと思っていたのですが
かなり前に老人ホームに変わってしまいました。残念です。

母校のマラソン大会は、麓の公園をスタート・ゴール地点とし、この望玄荘の駐車場
で折り返す山岳１０ｋｍのコースでした。

てなことを思い出しながら走っていると、やがて北九州道路も終わり、九州自動車道の
門司料金所が見えてきました。


もちろん、ＥＴＣレーンです。


ＥＴＣ利用で片道２０８００円が１４５５０円に割引されました。