ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

何、着てこ 2.

2007-07-14 | 砂時計
という状態のヘアスタイルで行きたくないので、1ヶ月前の今日くらいにカットに出向く。
腕がいいスタイリストさんなので、伸びてきても見た目が汚らしくならない。
反対にちょうど1ヶ月くらいでもいい感じになるので安心なのだ。

で、お盆に同窓会があるので、それまで持つようにお願いね、と一応言い添えてカットしてもらう。
そこで、同窓会話で盛り上がる。
彼女のトークは、マシンガントークではないけれど、ちょこっと地雷が仕掛けてあって私好みのピリ辛トークである。
うちの学校の同窓会の参加人数が、締め切り日時点で五分の一弱であるというと、
「ま、妥当な線じゃないですか。きっと断然女子の数が少ないと思いますよ。」という。
確かに、私の高校は前身が女学校だったこともあり、歴史的に男子が劣勢の学校である。にも関わらず、今回の参加者は気持ち男子が多いような感じである。
そのスタイリストさんに理由を問うと
「そりゃ、『劇的!ビフォア・アフター』になった女の子は絶対参加しないからですよ。」という。
男子はよほどのナルシストでなければ、ハゲてようがメタボってろうが来たければ来るし、興味がなければ来ない。
だが、女子は違う。いろいろと周りの目を気にするのだという。
なるほど・・・。

さて、本題の服装は何がいいと思う?と聞いてみる。
「そうですねー、会場が会場なだけに中途半端ですよね~。」という。
私「でしょ?クリエイティブな職業にでも就いてれば、どんな格好でもOK的なところあるけど、私みたいな平凡な主婦が、セミフォーマル的な場所に着ていく服とかっていわれるとすんごい難しいよね。
あんまり、とってつけたみたいな格好はいやだし、かといって娘の服を借りてみました、みたいなのはもっと恥ずかしいし。手作り感満載の服で出かけていって、今の生活をアピールするっていう開き直る手もあるけど。」と思いのたけを訴える。
美「たしかに、私みたいに美容師やってると、とんでもない格好で行っても
『あ、あのひと美容師だから』で片付けられちゃうけど、よっぽどのキャラがなければ私みたいな格好はできないですしね。」という彼女はサイケデリックな格好をしている。
そんな四方山話をしていて気づいたことなのだが。
服装は、やはり自分のライフスタイルを色濃く反映したものであるということだ。
普段私は、自転車通勤していることもあって、ほとんどがパンツスタイル。
足がイタリアンマダムみたいにアキレスがぴきっとはいったような綺麗な筋足ではないから、スカートをはくことに抵抗がある。
パンツスタイルでの生活は、行動そのものがおおざっぱで荒くなる。
そんな暮らし方をしている人間が、たまさか一回の会合でワンピースやスカートを着ても、きっとそぐわない装いになってしまうことだろう。
別に同窓会で不倫相手を探す気があるわけでなし、いつもどおりのパンツでセーターでも着ていくのが、一番今の私にぴったりくる服装のような気がする。
そうだ、そうしよう。
バーゲンで、ちょっと上質なセーターでも探してこようかな。


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