まったく、これだから。

お昼休みのこと。
振り込みをしなければならなくて、大手都市銀行に出向いた。
給料日あけてすぐの月末のせいか、ＡＴＭは珍しく鈴なりの人の列。
都会にいた頃には、給料日や月末にはうんざりするほど待たされた銀行も、地方へ来てからはほとんど待ち時間なしで用が足せたので、今日のようなことがあると、なんだかとても、ついてない気がしてしまう。
１５分近く待ち、ようやく機械の前に立つ。
必要事項を入力し終えた瞬間に
「お取り扱い中止。係員を呼び出してください。」という表示が画面いっぱいに出る。
はぁ？？何も変なことはしていないのに？
仕方がなく、サイドについているインターフォンで呼び出す。
７回ほどコールして、ようやく面倒くさそうに
「はい。どうしましたか？」と男性行員が応える。
画面に出ている表示をそのまま読み上げると「あ～、はい。すぐ行きます。」といいつつ５分近く待たされる。１２時半を過ぎたので、ＡＴＭに並ぶ人の列はさらに増えている。
背中に突き刺さるいらいらした視線を感じつつ、ぼーっと待つしか仕方がない。
ようやくやってきた男性行員。詫びの一言もなく、ひとりぶつぶつ「どうしちゃったかな？」とかなんとかって言いながら、ＡＴＭの鍵を開けて操作するが、画面の表示はかわらない。
横で待つ私に、なんら言葉をかけもせず、裏へまわる。
１分、２分、、、７分。
仕方がないので、列の横で「お待たせして申し訳ありません。駐車券がご入用の方はおっしゃってください。記帳がございましたらお申しつけくださいまし。」と丁寧な呼びかけを続けている上品な案内係のご婦人に
「あのう、すみません。ＡＴＭの機械が突然取引停止になってしまったのですが、待たなくてはいけませんか。」と尋ねた。
気の利く人と見て、
「あっ。気がつかずに大変ご不便をおかけして申し訳ありません。必要な何かははいったままでございましょうか？」と確認し、即座に次の番を待っていた客に声をかけ順番を次に回してくれた。
ようやく入金を済ませても、まださっきのＡＴＭは止まったまま。
ＡＴＭを離れるとすぐに、先ほどの案内係の女性が近づいてきて
「大変、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」と丁寧に詫びてくれる。
詫びを入れて欲しいのは、貴女じゃないんです。
あの男性行員なんです。というわけにもいかず窓口へ行く。
伝票を記入していると、横に
“お客様のご意見、ご感想をお待ちしております”というポストがある。

はい。きっちりと男性社員の対応の悪さを書かせて頂きました。
もちろん、案内係の女性の対応のきめ細かな、行き届いた対応も。

まったくいずこも同じ。
正規の男性社員は、その地位にあぐらをかいて仕事に対して不誠実な人が多い。
対してアルバイト、もしくはパート社員は、自分の仕事に対して忠実だ。
なのに給料の格差の大きいことといったら！
評価するのも、やっぱり男性だから仕方がないことなんでしょうけどね。
やってらんないよ！