ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

生きとし生けるもの

2008-05-04 | 砂時計
前半は、有給休暇をとったりして、動物園に出かける。
クマのような息子を連れて、クマを見に行く、というのもどうなんだか、と思いつつテレビで話題になったシロクマを観に出かけた。
すっかり大きくなって、体調も万全ではないようで、この日は部屋にこもって出てこず、ご対面はならず。
それでも、広い敷地内でゆったりと飼育されている動物を見るのはなんだか楽しい。えさを待って口を開けるぞうや綱渡りをするオラウータン
息子の小さい頃を彷彿とさせるレッサーパンダなどなど、可愛い姿は、ほわわんといやしてくれる。

そんなのんびりした連休の中日。
夫と私が、学生時代にアルバイトしていた放送局で親しくなった仲間が集まることになった。
当時学生だったのは私と夫だけで、あとは正職員のひとや準職員のひとたち。
年齢が近いこともあり、いろいろな話に花が咲く。
招いてくれた友人の庭に咲き乱れる花を見ながら、あれやこれや話は尽きることをしらない。
皆、半世紀生きて、年老いた親のこと、子ども、仕事のことなど、話は様々。
共通しているのは、世間一般で言われる「勝ち組」に属してはいない、ということだけ。
特別お金に困っているわけではないが、さりとてリッチというわけでもない。
それでも、毎日いろいろなことに振り回されながらも、元気でそれなりに愉快に生きている。
それぞれの持つベクトルの向きは違えど、生きとし生けるもの、大いに飲んで食べて語らった。
いくつになっても、こうやって集える仲間がいることに感謝。
場所を提供してくれた友人にも感謝。
生きていることに、感謝。

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