ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

ゆるり、ゆるりと

2005-09-24 | 砂時計
秋の一日。
友人を招いて、おもてなしの時間を過ごす。

子どもが小さい頃は、何かにかこつけてホームパーティもどきをよくやった。
お祭りは好きではないが、イベントが好きなのだ。
この地へきてからは、家が狭いことや、仕事を始めたこともあり、ほとんど誰かを家に招くことはしなくなっていた。
そうなると、家の中は荒れ屋の様になり、どんどん生活に潤いがなくなってしまった。
今の家に引っ越して、ようやく人を招く気になった。
家事評論家が
「家の中を綺麗にするためには、他人様に来て頂きましょう。そうすれば、常に家の中が綺麗に保たれますよ。」と書いていた。
確かに、私のようなズボラな人間には、そういう節目が大事だと痛感する。

人気の料理研究家栗原はるみさんが、先日新聞にエッセーを連載していた。
そのなかで、
「どんな些細なことにも、幸せは見つけられるし、愉しむことはできるのです」
というようなことを書いていた。
そうだなぁ、とあらためて気付く。
お客様をもてなすときにだけ、気合を入れるのじゃなくて、普段の生活のなかででも、家事をルーティンワークと考えず、家族に対しての愛情を込めて、家事をすれば私も家族も幸せを感じることができるんじゃないかな、と反省した。

普段とは180度違う、モノのない家の中を見渡して夫が一言。
「もっともっと、友だちに遊びに来てもらいや。ほんなら、ずっと家の中がすっきりするからなぁ。」
散らかすのは、私だけじゃないんですけど。。。

まぁ、これからはゆるり、ゆるりと家事を愉しもう。

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