おもてなし

明日、友人達が立ち寄るというので、早引けした。
なぜなら、「大掃除」を敢行しなければならないから。
春に引っ越して、ゴールデンウィークも、夏休みも、連休も何度かあったにもかかわらず、何故に早退してまで掃除をしなければならないか。
当然のことながら、普段さぼっているからである。
どうすれば、片付くのか、あるいは片付いて見えるのか、というハウツーは頭に入っているのだが、実行力がない。
実行力、というよりは気合が足りないのだと思う。

考えてみれば、誰かを家に招く、という行事は久々のことで、ついついその状況に甘んじてきた結果がこのありさまである。
全く人がこない、というわけではないのだが、息子の友人、夫の友人、両方の親、兄弟などで気のおけないひとばかりだったのがいけない。
明日招待した友人達も、気のおけないひとたちばかりなのだが、皆主婦だし、興味津々できてくれるので、いくらなんでも普段のありのまま、というわけにもいかないかな、と思った次第。
来客用の食器も、こっちへ越してきてから一度も開いていないので、洗っておかねばならないし、お昼のメニューも考えなくてはならない。
舌の肥えたグルメな主婦ともだちをもてなすのは大変だ。
こんなことなら、母が使わなくなった「辻留」の懐石料理本を実家からもらいうけてきておけば良かった、と激しく後悔する。
ま、いまさらエエカッコしてもしゃーないし、開き直って普段のおそうざいで、もてなそう。

それにしても、
「掃除をするので早退します。」と言ったら妙に納得される私って。。。