ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

静を求めて

2009-06-28 | 砂時計
毎日、毎日、暑くてうんざり。
ただでさえ暑くてじとじとして、鬱陶しいのに覆い被さる音。
CMである。
民放のテレビ番組自体もうるさい番組が多いのだけれど、間にはさまるCMはもっとうるさい。
番組より一段と音量が上がっているような気さえする。

そんななかで、涼風が吹くような気にさせてくれるのは、サントリー「伊右衛門」のCMである。
たぶん、宮沢りえちゃんの、いやリえさんと言った方が正しいな・・
宮沢りえさんの美しい和服姿と、穏やかな関西なまりの台詞がその涼やかさを呼び込んでくれるのだろう。
先日、テレビで「たそがれ清兵衛」を放映していた。
以前見た映画なので、スルーしようか、とも思ったが今回もりえさんが見たくてついつい最後まで見てしまった。
何度見ても、本当に彼女は綺麗。
前に見たときも、そう記したのだけれど、やはり所作も着こなしも完璧。
今の若い女優さんの中で彼女ほど、着物が似合って、着物を着た所作の美しい女優さんはいないように思う。

昔、美少女としてマスコミを騒がせていた頃には、別段なんとも思わなかった彼女だが、和服姿の彼女にはぞっこんである。
季節が変わるたびに流れる伊右衛門のCMを、どこか心待ちにしている私がある。

一方、見ていて不快に感じるのはクルマメーカーのなんだかよく分からないアニメを使ったCM。
可愛くないハイジが出てきたり、変なトナカイみたいなのがでてきたり、おもしろさが私にはわからない。
不快、と感じても記憶に残している、という点に置いては優れたCMといえるのかもしれないけれど。

余談ながら
伊右衛門を飲んだら当たる、という水出しお茶セットが欲しい、と息子が言い出して応募に必要な4本を買ってきた。
普段の生活でペットボトルのお茶なんて買うことはないけれど、たまに冷えたお茶を飲むのもいいものだ。
ひとつひとつを手作りしたちんまりしたガラスコップにいれて、ああ涼し・・

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