ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

シュラシュシュシュ

2008-11-14 | 砂時計
経った圧力鍋がお釈迦になった。
お試し、に買ってみた国産の安い圧力鍋だったので、そんなに惜しくもなかった。
が、無くなってみればそれはそれで不便を感じた。
夏場はともかくも、冷たい風が吹き始めると、たちまち圧力鍋の出番が増えるから。
さて、どうしようか、と色々悩み・・
この先、家族は減る一方で、食べる量も減ってくるから、今更大きな鍋を買ってみてもしかたがないのではないか。
カレーが大好きな息子がいなくなれば、カレーを作る回数は格段に減ることになる。
シチューも、私たち夫婦が好んで食べるものでもなし。
でも、ふろふき大根や、おでんのすじ肉や、茶碗蒸しや、なんだかんだであれば便利だよね。
物価の値上がりが家計を圧迫してくるし、冬場になるとガス代も高くつく。
煮炊き物の多い我が家なら、加熱時間が短くて済む圧力鍋はやっぱり長い目で見れば高い買い物ではないよね。
などなどあれこれ逡巡し・・。
それでも、決定打になるものがないまま11月になった。

そして。
近所のショッピングセンターのバーゲンに登場したのである。
フランス製の4,5L、両手の圧力鍋が。
購入条件のひとつにすのこがついていること、があった。
これは、すのこ状のかごつき。
前の圧力鍋は片手であったので、収納時に取っ手が引っかかって不便だった。
だから今度買うなら、両手鍋、と決めていた。
暮らしの手帖の商品テストでは、ドイツ製のものが一番良い、と評価されていたがなかなかバーゲンではでない。
また、鍋が重くてこれから先の筋力の衰えを考えると、足の上にでも落としたら大変なことになる。
価格的には1万円前後で買えることも条件の一つだった。
そんな条件をすべてかなえてくれる鍋が日替わり特価でチラシにでた。
お値段9980円也
おまけに10年のメーカー保証。
もう、これは買うっきゃないでしょ、とばかりに購入。

いやー、これがいいのなんのって。
前の圧力鍋に比べ、圧力をかける時間が短時間で、しっかり煮えている。
慣らし運転のつもりで、購入してすぐに使い始めたが、面白くて毎日、毎日使っている。
気分は、こどもの欲しかったオモチャが届いたときのよう。
メーカーのレシピサイトをチェックしては、台所でシュラシュシュシュ、、と圧力弁をならしている。
さて、問題は飽きたときに、どこに収納するか、ということ。
明日あたりは、ちょっと早めの大掃除にでもとりかからねばなるまい。

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