虹

七色に変わる
私の心




捕まえて
ぎゅっと抱きしめて

あなたの色に染めて




もう二度と
ふらふらしないように

衝動

キミからの電話を
３回

スルーした



それが私の限界





ねえ
どうして私に
電話を掛けるの



ねえ
生かすかコロスか



どっちかにして








あなたの
懐かしい声を聴いて





私
また
堕ちていくじゃない






あなたの腕に



小鳥のように
捕らわれ
全てを忘れたい



衝動に駆られるじゃない

心の地層

アナタマデ

ワタシノココロヲ
コロソウトスルノ






この鬱は

先天的なものに
後天的な
経験
と言う名の

それは苦いシロップを

窒息するほと振りかけられて




この胸が

何度も
何度も

拾い集めることすら
不可能なほどに


壊れて
砕けて
散り散りになって


聳(そび)える程に
積み重なって
できた
心の地層





簡単そうに
『元気になれないのなら会わない』




なんて
笑える条件出さないで







今更

なによ

一緒に地獄へ

行き着く先が

天国でも
地獄でも構わない




どうせキミがいなければ



私は





地獄

なんだから

仕方がない

飛行機でも





予約するかな








月のような

お日様のような



きみのために

曖昧

あなたは
私を家に呼ぶじゃない

私は
ばかだから

飛行機に乗って





あなたは

よく来たね

と

優しく
優しく言って



抱き寄せて

キスをして













それでもあなたは

本当の恋人を

一生を共にする相手を

何時も心のどこかで
探しているって言うんでしょう










その度に




私の心は死んでいるの






何度も何度も




死んでいる

水

苦い
苦い
泥水ばかり飲んで生きてきたの





ただ心だけは汚すまいと

小さな正義を振りかざして生きてきたの





これから澄んだ水が飲めると信じている




だって私
自分に後ろめたい事
何一つしていない

ひとに刃を向けないという
たった一つの信念を
貫いてきた




お砂糖も
蜂蜜も
要らないけど


もう砂は噛みたくない





どうか
水を飲ませてください

雫

汗の雫が滴っては
落ちる

私はそれを目を瞑って
受け止めるの

キラキラと
光を集めながら

あなたから零れ落ちる

私への





想い