livedoorの「ホリエモン」こと堀江貴文<容疑者>他数名が逮捕されましたね(2006-01-23)。
テレビを見れば、番組差し替え繰上げで放送されるし…「報道ステーション」、「NEWS23」とか。
こんな事態になるということは…やはし、デカい事件なのだなと思うわけです。
何故って、連日株価は全体的に下がり…(見方を変えれば、手を出しやすい時期なのかも、ですが。素人自分には良く判らず)、国内だけでなくて、アジアにも波及を与えて、その名も「ライブドア・ショック」。デイトレが流行し、個人投資家も増えてきたこのご時世に、この事態の打撃はさぞや大きいことなんでしょう。
で、見てると人生はホントに表裏一体。
いつ裏に、表になるものか判らないものだなー、と思う。
社長だったその人は、今容疑者として東京拘置所に。
逮捕された人々の顔写真(顔相)をボーっと見つつ。
あんなに、色々メディアに出て、これでもかとアピールとアクの強さを見せつけて。
収監されたところで、保釈金を支払って出るんだろうか、と思うのですが。
一体全体どれくらいの保釈金になるんだろう。結構気になるところ。
こうしたニュースの裏にふと、思うんですよね。
何を思うかって?
―――な~んだか、裏で仕組まれてる感じがする、ということ。
ここ最近騒がせている、というか注目されているものとして、「ライブドア」以外に「耐震データ偽造事件」があるじゃないですか。
証人喚問も行われていますよね、「ヒューザー」の小嶋社長とか。
最初の頃は、いろんな番組に出て、声高にあれこれと言ってましたが…
今や、声のトーンも様子(外見:メガネ姿)も別物演出。
なんだか、こんなところに今巷で売れてる『人は見た目が9割』というのをふと思い浮かぶ。
でも↑の耐震事件、なんだか「ライブドア・ショック」の影に結構薄れてる気がしなくもないんですよね~。ある意味、出来すぎているとでもいうか。なんだか世間の目を逸らされてる気が、正直しなくもない。
う~ん、仕組まれてる!?深読みしすぎですかね?
こういうときに、本物を見抜ける目が養えたら言うことないんだけど。
「全ては、疑うことから始まる」、とでもいったところでしょうか…。
ま、そんなことを思ったのです。
株価の行方は気になるけど…、それよりも生活に関わる「耐震データ偽造問題」に注目。
そして、「livedoor」で思うのは、ITとか云々でなくて、有名企業であっても、重要なのはそこに在籍する社員/職員の定着率(離職率の低さ)。これは、就職活動をする上でもかなり重要だと思う…。定着率が低いというのはやはし、何らかがあるんだろうなぁと思ってしまう。
それにしても、ホリエモン、マスコミに取り上げられて(或いは、自らマスコミへ飛び込んでいって)色々してますが、彼が出した出版物ってどうなるんだろう?素朴な疑問。やっぱり、回収されて出版倉庫の片隅に安置なんですかね。気になります。
人を好きになったり、築きあげたりするには長い月日が必要だけれど、
人を嫌いになったり、信用を失うのには、時間は要らず、一瞬でケリが着いてしまう。
そんなわけで、あれほどもてはやしてたマスコミも事件で一変、翻し。
いやはや、世の中恐ろしい。
そして、ある種の限られた人間で構成されて、世界は出来てるかもしれない、という事実。
うーん、摩天楼は灰色に、虚ろいでいるのかも。
いや、それ以前にそんなモノありゃしないのかも。
あぁ、今日もこんな時間だ。もう、寝よう。
そう思ったら、ホリエモンさんをよく思っていないマスコミだっているし、格好の標的になってしまったのではと。
「ライブドアショック」と名前が付くほど、世の中に打撃を与えたわけですが、それ以上にゼネコンと絡みまくってる政治家さんたちは自分の資金源を絶たれることの方が重大な問題だったのかもしれません。
真実が見える日はくるのでしょうか・・・?
なーんだか、この事件は(いや、他の事件でも)何かが見え隠れする気がしてます。結局のところ、社会は二極化してるのかなぁ、なんて思うのです。
得る人々とそうでなく得られない人々。
上流と下流の社会形成。
政治家の資金源といい、世の中は「カネ」なのかなー…と思うとちょっと切なくなるこの頃です。うぅっ。
それにしても、ホリエモンは結局のところ、マリオネットだったのかなぁ。世間は彼をどう評価するか判らないですが…、私的には彼以上に腹黒い何かが蠢いているような気も。「悪い奴ほどよく眠る」ってことですかねぇ、うーむ。