くすりと釣りと白衣と海

薬家の道を選んでから、とうとう人生の半分を過ぎてしまった。
けれど、海で遊んでいられるうちは子供の時のまま。

研修会

2009-06-18 | 日記
釣りではない、サーフィンではない酒匂…
保健センターでブロック研修会だった。聴く側ではなく話す側。
昼間、国保の審査を終えて横浜から帰ってきてからの講義。

程一ちゃんが「介護保険の改定について」
俺が「介護に関係する調剤報酬について」
トリは藤沢から呼んだ祐ちゃんの「エッセンシャルOTC薬」

程一ちゃん、薬剤師でも専業は介護相談所のケア・マネ―ジャー。
だからってさぁ、肝腎なところを飛ばすんじゃないよ!
お陰で、俺が予定にない説明までしなくちゃならなかったじゃないか!
売り出し中の祐ちゃん、藤沢の財力は羨ましい限りです。

「とっきぃさんの説明、わかりやすくてよかったです。」
祐ちゃんや吉野さんにも言われて、少し照れちまったよ。
今日になっての付け刃なんだけどね^^;

終わってからの三平、いつもお会計が安くて、オヤジさんってば
つけ忘れてるんじゃないだろうかと、最初から最後まで俺がチェック。
それでも8人で24500円。あれだけ飲んで喰って一人3000円って、
やっぱり安過ぎ!しかもラーメンが何気に旨いんだな。
俺、…つけ間違えたかな?^^;

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マガニ=ショウジンガニ=エバッカニ

2009-06-18 | 釣り
日曜日のこと。
長男とスクーターに乗せられるだけの道具を持って舟付の磯場に。
が、潮が通らず、しかも暗く、あまり期待できる状況ではなかった。
浮き釣りの長男…ネンブツダイ…苦肉の策として、長男が釣ったネンブツダイを
エサにしてのカニ釣り。
最初は「磯辺ガニ」でも釣れればいいかと思ってやらせていたが、端の方から
やってきたのは、赤系迷彩色の「マガニ」。
「マガニ」と言えば、根モノ釣りのエサとして重宝されるが、味噌汁にすると、
これまたいいダシが取れるので奥様の好物でもある。
「マガニ」は「ショウジンガニ」のことを言い、地元では「エバッカニ」と呼ぶ。
これを獲るのが達者で、子供の頃から「エバ」と呼名された友人もいるくらい笑
自分としては秋が旬と思っているが、実際には通年モノで獲れる。
なぜに秋と?20数年前、大島の噴火が起きる1ヶ月前、こいつが異常発生した。
そのときは、竹の棒の先にサバの頭をくくり、そこに我こそと群がったカニを
「ザクザク」と言った具合にタモに押し込む。すぐにバケツ一杯になった。
「獲る」のであればわけはないが「釣る」となるとそうはいかない。
1匹に賭ける時間と駆け引きは難しくなる割にゲットするのが難しい。
糸先の潰したネンブツダイをカニの鼻先に持って行き、引上げ易いポジションまで
おびき寄せる。がっちりしがみついたところで少しずつ引き、あの鋭い爪を
岩から引き離し、離れたと同時に引き上げるのだが、しっかり掴んでいないと
すぐに落ちてしまうし、揚げたはいいが素早く取り押さえないとサッサと逃げる。
今回、初めて挑戦した長男だが、彼の掌以上のサイズですから怖がるのも当然。
マゴマゴしているうちに逃げられてしまう姿は、自分も通った道ながら滑稽(笑
長男くん、しばらくはこれにハマりそう笑

それにしても長男くん、「これ、ママが大好きだから持って帰るよ。」
やさしい男だ笑

ちなみにお父さんは、ルアーでカサゴをゲット!!!

我は海の子3

2009-06-18 | 生い立ち
先祖は廻船問屋だったという。
関東大震災までは海に面した小山の上に宅を構えていたとのことで、
今でもそこは石段などの跡が見られる。
ここで事業をはじめようと色々な人の手に渡ってきたが、一つとして
成功したものはなく、今はUSJ銀行の所有地になっているらしい。
その下に今は別荘にされている大きな家があるが、その横には当時からの
小さな稲荷が海を向いてある。立派な陶器の稲荷様。

そして、更に海に向かって見下ろすと、地元では「長根」と呼ぶ岩が出ている。
海岸道路が出来る前その手前は、それは立派な石畳の船着場だったとのこと。

この「長根」潮が引くと渡れるのだが、当時は今ほど砂はなく、周りには
もっと岩がゴロゴロしていた。その岩の下に手を突っ込んっで、モクズガニを
獲ったものだが、今はそんな光景はこれっぽっちもない。
最後に獲ったのは20歳の頃。大学の後輩がサーフィンに来たとき、波が
なくて暇つぶしに、何気に手を突っ込んだらいた!といったものだった。
その他にも潮吹き貝や波の子がいっぱい付いていたし、格好の遊び場だった。
今でも長男を連れて行くと、磯辺ガニ獲れたり、潮だまりにメジナの子が
いたりする。