
●カルマとは
お約束どおり、しばしカルマについて書いていきます。
カルマとは、仏教で言うところの原罪で、自分が犯した罪と同等のものが後々(特に後世で)自分に還ってくるシステムです。
この還ってきたカルマをクリアすることを「カルマの償還」と言います。
一種、罪の償いと言うことができます。
これは人類進化のためのメカニズムで、平等の法則です。
簡単に言えば「罪と罰」のシステムです。
しかし司法によって裁くということではなく自然の法則のメカニズムによって罰は作られていきます。
司法による罰とか、或いは目に見える生身の人間の復讐劇も、ある種、間接的なカルマの償還なのですが、それは短期間で戻ってきます(目に見える人間の復讐劇の場合には、その復讐がまた新たな恨みを発生させれば、また新たなカルマを生むことになります)。
しかし実際には多くのカルマは長い年月の後とか、後世に生まれ変わってからといったように、そのカルマの大きさによって償還の時期は異なるものだと思いますし、また、段階的に償還されていく場合もあると思います。
短期間で観ると「正直者は馬鹿をみる」ということはあっても、生まれ変わりを含め長い目で観た場合には、カルマの償還現象は平等に、何の不公平もなく創られていきます。
よく人に恨まれるようなことなど何もしていないと言われている人や誰にでも愛されていると思われている人が、不運にも人から大きな危害を加えられたりすると、「神も仏もないものだ」と嘆いたりしますが、実際には長い転生の中でカルマは償還されていきます。
霊的真理を知らないと「神も仏もないものだ」と思ってしまうわけです。
またカルマは、進化の法則ともいえる「宇宙の法則」の下で稼動しているシステムなので、カルマがその持ち主にとってもっとも効果的に作用する時期に、良い形で還ってくるように図られているもの、ということができるでしょう。
つまり、償還の時期が早いか遅いか、分割か一括か、人の援助を受けたほうが良いのか否かなどは、カルマの持ち主の意識の状態によって異なるということができるでしょう。
進化した人間ほど、自分の犯した罪が早く還ってきます。
進化した人間はよく反省もしますし、謙虚であるので「気づき」も早く、それだけ処理能力も早いからです。
でも一般的には自分の犯した罪が、罪であるということすら気づいていないで犯罪や戦争をせっせと作り出している人が大勢います。
カルマの存在を知識として知っている私だって欲や感情に負けて罪を犯すことは日常茶飯事ですから、知らなければ尚更です。
また真理を知っている人間にはそれだけ「邪」が入り込み、邪魔をしたりして不調和を作り出そうとしますから気をつけなければいけません。
具体的には人間関係の不和とか、精神的な攻撃は止むことはありません。
カルマに付いては以前ここでも少し触れています-クリック
このようなことを、暇を見ながら少しづつ書いて行こうかと思います。
カルマのことは宇宙の秘密の部分も多くありますので(間違うとそれだけ危険)、正しくないことを書いて人を間違った方向に導きますと、私にとっても大変な罪としてカルマを引き込んでしまうこととなります。
ですから慎重に少しずつです。
またそれ故なのか、カルマについて具体的に語った著書というものはほとんど存在していないはずです。
思うところがあったら Clicしてね。。。
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お寄りいただきましてありがとうございました。
私も昔はよくチャネリングとかでカウンセリングを受けたりしたときなど、カルマの話が出てきたりしたことがあります。
「業が深い」と言われたこともあります。
でも、そう言っている人の殆どが業(カルマ)とはなにか?
ということを知らないんです。
これっておかしいですね(愛とは何かを知らないで愛を語ってる場合と違ってカルマを下手に語って人を間違った方向に導くと罪となりますよ)。
カルマは良いイメージで捉える人がいないので、
業が深いなどと言われた人は落ち込んじゃいますよね。
でも、カルマは地球に生まれたからには全員が持っています。
またカルマが深いからといって決して悲観するものでもありません。
カルマの償還 (撒いた種の刈り取り方) は、別に自分の過去世で犯したと同じ深さ悲劇を受けないといけないかと言うと・・・そうでもないんです。
そういうことをすこし綴って行きますので、今後ともお読み下さいませ。
ありがとうございました。