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ようこそ鳥羽竜ランドへ

鳥羽で発見された大型草食恐竜化石についての調査研究や催し物の紹介をお知らせします。
担当 鳥羽恐竜研究振興会

夏休み盛りだくさん体験活動の出発

2009年08月04日 | 行事の報告
 8月2日、朝から雨のふるなかでしたが、夏休み盛りだくさん体験活動の出発式が鳥羽商工会議所で開催されました。この日は梅雨前線の活発化で今まで以上に雨が降っていましたが、天候の回復を祈りながら今回の体験活動に参加する皆さんが会場に到着しました。
 出席確認をした後、全体の挨拶では中村優也会長さんから「皆さんの元気いっぱいの気持ちで楽しい体験活動をしてきて下さい。」と挨拶いただいたり、斉藤陽二教育長からも、「鳥羽市内の小学生がこのように集い体験活動をすることはたいへん貴重なこと。恐竜やいろいろな生物、星などの観察とともにたくさんの友達を作ってほしい。そのことを通して真珠のようにきらりと輝く鳥羽市に貢献してほしい。」と激励の言葉を寄せいただいた。
               

 初めて出会う仲間たちでしたがいろいろなところで知り合っている人もいて少しずつ笑顔が広がっていきました。見送りにきていた保護者の方も心配顔ながら、子どもたちが元気に行ってきてくれることを願っていました。8時バスは予定通り出発し3日間の体験活動の成功を祈りました。
                

第1回運営委員会

2009年07月02日 | 行事の報告
7月1日、午後6時30分より鳥羽中央公民館で21年度はじめての運営委員会が開催された。今回の委員会は恐竜化石発見から13年目になる年、どのような活動を開催してやや減退気味になっている鳥羽恐竜研究振興会の活動を活性化するのかが大きな議題でした。
 きしくも西の丹波市では大型草食恐竜と肉食恐竜ティタノサウルスの歯の発見で市挙げての恐竜発見キャンペーンを続けています。十三年前の鳥羽竜発見のとき、全国的に大きくクローズアップされたことと重なり、丹波竜の活動に胸膨らませるとともに鳥羽でももう一度、現時点での再興活動はいかなるものか考えていくことが大事ではないかと各団体を代表する運営委員の方と話し合いました。

【意見交換】
○夏休み盛りだくさん活動をお手伝いしたけど、参加した子どもたちはすごく関心があり、みんななかなか意欲的だった。子どもたちの夢をさらに広げられたらと思う。
○ガイドボランティアとして現場の草刈活動をお手伝いしている。いろいろな見学者が来ていただいてもいいように現場の整備に協力している。小公園のレプリカの清掃活動も続けていきたい。(本当にありがたいことです。)
○商工会議所ではホールに恐竜親子の展示をしているが市外から来て頂いた参観者は興味をもって見てくれている。
○鳥羽では活動は盛んだが、隣の志摩市までは伝わっていない。もう少し近隣の地域にもアピールしてもいいのではないか。修学旅行生はどんな状況かという質問があったが、今来ていただいている学校や団体はレピーターも多いということを紹介した。
○夏休み盛りだくさん活動、興味ある子どもたちは目を輝かせている。現場に孫たちを連れて行くがなかなか化石などは見つけにくい。現場を訪れる皆さんにどのような紹介をしていくのか考えることも必要。

○以前ほど化石も取れなくなっている。その対応を考えていくことが必要。化石だけでなく、海浜生物の観察会などもいいのではないか。また、これまでに紹介してきた化石探検のガイドブックなどもまとめて発行することも必要ではないか。夏休み盛りだくさん活動年々盛んになっているが経費の点で保護者の協力も考えていくことが必要。振興会からの負担部分を軽減することも必要。
○イグアノドンの足跡化石をどのようにしていくのかも大事な課題。保存、修復、管理どこが責任を持つのか検討していくことが必要。
○足跡化石の保存と公開については市民にもアピールして参加者を増やすとよい。

○小公園、現場の管理について土地所有者との話し合いも必要。がけの崩落防止についても大規模な保全活動がいるのでは
○今後は広報活動を盛んにして関係団体はもちろん、これらの様子を市民の皆様に知らせていくことも大切。
○市民文化祭でも展示、紹介活動のアピール
をなどたくさんの意見が出された。
                
          鳥羽竜の再興を目指して熱心に意見交換が展開された
        まとめ 運営委長 山下

化石発見に挑戦

2009年07月02日 | 行事の報告
 安楽島海岸での化石探索は第一号の発見から一気に火がつきみんなが一生懸命に砂浜の石を探しました。この日は小潮であまり潮が引いておらず浜は狭かったのですが、返ってそれが功を奏したのかせまい範囲を丁寧に探すことができました。
 
 しばらくすると今度は巻貝の化石が発見されました。なんと運のいいことでしょう。この貝も巻貝のあとがしっかりとわかる一級品の貝化石でした。茨木小学校の子どもたちの集中力と熱心さに乾杯です。

               
              せまい浜ながらも一生懸命探しました。
               

化石発見に挑戦

2009年07月02日 | 行事の報告
 修学旅行で来て頂いた子どもたちが海岸へ降りて砂浜に転がっている石の中から貝化石を見つけることに挑戦しました。
 そしたら十分後、引率の先生が第一号を発見。割られた石の中に二枚貝の貝化石がきれいな形で見つけられました。
 これはまた本当に大発見。探し始めるはじめの紹介に「あなたの心がピュアであれば化石がきらりと光って見つかるでしょう」といったらそのことが本当になって発見された先生もびっくり。子どもたちにもそれを見せてあげました。

 この発見で子どもたちも一気に集中力が高まりました。

                
子どもたちも続いて発見、目が慣れてきました。

修学旅行生来訪

2009年07月02日 | 行事の報告
 7月1日、大阪茨木市の茨木小学校の6年生110名がバス3台で鳥羽竜発見現場を訪ねてくれました。伊勢志摩方面への修学旅行で今日は鳥羽水族館を訪ねた後、当地を見学に来てくれました。
 この日は天気予報では雨模様ということもありましたがどうにか天気も持ち、暑い夏の日差しで照る中でした。バスを降りて恐竜小公園で徳田事務局長よりはじめの挨拶と全体説明を聞きました。
 少し場所が狭いぐらいでしたが、子どもたちは話をよく聞いてくれました。

 教育委員会生涯学習課からも歓迎の挨拶で上村さんが来ていただきました。

発見現場での化石採集会

2009年06月25日 | 行事の報告
 6月13日、伊勢市内の明照子ども会の皆様35名が発見現場での化石採集体験とガイドセンターでの化石レプリカ作りに参加してくれました。鳥羽恐竜研究振興会からは現場で化石採集のガイドをして子どもたちと一時間あまり浜辺を探しました。子どもたちの目は真剣でだんだん慣れてくるといろいろな化石を見つけ出しました。今回も二枚貝や巻貝の化石や生痕化石、シダ類の化石などを発見してくれました。
 鳥羽竜の骨化石まではいかなかったもののその時代の化石を見つけて少しずつ恐竜時代への思いをはせました。
感想「二枚貝の化石を見つけてうれしかった。今度は恐竜化石を見つけたい」と話してくれる子どもさんもいました。

              
  一生懸命に化石を探す子どもたち
 現場ではがけなどをくずさず、浜辺の砂の中の転石や貝化石を見つけるほうがわかりやすいです。ハンマーなどで壁面を崩すのはしないようにしましよう。
     鳥羽恐竜研究振興会

現場修復作業

2009年06月25日 | 行事の報告
 6月3日、足跡化石現場保存作業には鳥羽市教育委員会の細木課長さんをはじめ強力なスタッフと鳥羽恐竜研究会のメンバーが参加した。古い土嚢を取り除き、砂を入れ替えて積みなおす作業はなかなか大変だった。
 しかし、この作業をやっていかないと大切な現場が壊れていくので今後も続けていかなくてはならない。取材にきていた中日新聞の記者様がご協力いただいたことには感謝だった。
   
        修復なった現場
11月に再度現場公開と土嚢積みなおし作業をする予定です。ぜひ皆様もご参加下さい。途中大きな台風が来ないことを願っています。

修復作業

2009年06月25日 | 行事の報告
イグアノドン足跡現場は覆ってある土嚢が一部崩れ、保存面が見えていたので古い土嚢を取り除き積みなおした。保存面は剥離しないように凝固剤を塗って保存しているがたびたびの波などの浸食作用でやや剥離している部分も出てきていた。
今回もその面が保存できるように丁寧に土嚢を積み上げたが、根本的な崩落防止をする段階になってきている。
               

足跡化石現場修復作業

2009年06月25日 | 行事の報告
 6月はじめ、鳥羽竜発見現場の近くにあるイグアノドン足跡化石の保存現場の土嚢が崩れているということで研究会事務局と教育委員会のメンバーで修復作業に出向いた。現場は土砂の崩落で松ノ木が倒壊し、覆ってある土嚢も一部波でさらわれていたのでみんなで修復作業をした。

21年度の鳥羽恐竜研究振興会の総会を開催

2009年06月14日 | 行事の報告
6月12日 
鳥羽中央公民館で21年度の鳥羽恐竜研究振興会の総会を開催しました。総会には理事や役員の皆様が多数参加していただきました。20年度の事業報告、決算報告や21年度の事業計画、予選の審議を行いました。
 会長の中村優也さんは「鳥羽竜発見から13年目になる。最近福井県立恐竜博物館長に就任した東洋一さんも鳥羽へ来ていただいていた。今年は県立博物館構想なども煮詰まってきたので何とか連携を図りたい。皆様のご協力で更なる発展を考えていきたい」と話された。
 事業報告では修学旅行生の訪問や市内の小中学校、県内の子ども会、教育研究会や現地研修会にたくさんの訪問者があることや夏休みの化石レプリカ教室が盛会であったことが報告された。現地の足跡化石の現場保全の土嚢積み作業なども続けていくことが紹介された。
 新規役員を承認した後、21年度事業については修学旅行生や子ども会、市内小中学生の現地訪問の受け入れや化石レプリカ教室の開催、夏休み盛りだくさん体験学習会の継続開催の他に、県立博物館との話し合いや丹波竜の現地見学視察などが提案された。
 これらの活動を紹介していく広報活動の強化なども提案された。広報誌の発行やブログ、ホームページ更新。会員募集についてもさらに会員の拡大をはかれるよう取り組みをすすめたいとの提案もされた。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
     
中村優也会長のあいさつ