１２日の現地見学会では鳥羽竜骨化石発見現場の近くの浜をゆっくりと散策し、転石の中に貝化石などがないかを確かめました。市内の方も講師の桂さんといっしょに熱心に散策しました。
現地見学会では鳥羽竜の発見現場で化石の採集を行いました。鳥羽竜の骨化石が発見されたところを丁寧に散策すると貝化石などが発見されました。参加した子どもたちやお母さんたちも喜んでいました。
１２日、講演会の講師の桂さんと一緒に現地見学会を開催しました。鳥羽竜の骨化石は桂さんも発見後のクリーニング作業を三重県立博物館で行っただけに、この骨化石の持つ学術的役割も肌で感じていてこれだけ大きい骨化石は日本では大変貴重なものであることを再確認してくれました。またイグアノドンの足跡化石についてもその生成過程を丁寧に説明していただきました。
１１月１２日、急きょ、昨日の鳥羽竜講演会で現地見学会を呼びかけたところ１２名あまりのかたが参加してくれました。講演会の講師の桂さんと一緒に恐竜化石発見現場で再度丁寧に説明を受けました。
講演会の開催でよかったことは、専門的にお話を聞くだけでなく、講師の桂さんが持参していただいた化石を実際に見せていただきながら発掘の苦労や恐竜がすんでいた時代の様子について詳しく説明していただいたことです。子どもたちも実際に化石を手にとって見るので大変興味や関心もわきました。この中から恐竜の研究者が出でくることを期待したいと思いました。
恐竜講演会の開催には斉藤教育長も参加して歓迎の挨拶をしていただきました。「鳥羽竜が発見されて１０年、研究で明らかになってきたこともたくさんあります。子どもたちを含めて皆さんでもう一度鳥羽竜に大きな夢を育てて下さい」と挨拶していただきました。
講演会で迫力があったのはティーレックスの発掘の様子。砂漠の砂の中からあの大きな恐竜化石が一体丸ごと出てきたのには驚きました。これも偶然の発見でたまたま車の故障で砂漠で休憩していたとき壁面に恐竜化石を発見したことから始まったようです。
恐竜講演会の講師の桂さんは自分が発掘した化石を持参していただき、それらを紹介しながら化石の世界について丁寧に説明をしてくれました。熱心だったのは子どもたちで「この化石はどんな所のものですか。」などとたくさん質問をしていました。
１１月１１日、鳥羽商工会議所かもめホールで開催された恐竜講演会では講師の桂嘉志浩さんが今まで研究してきた恐竜の化石についてのことや化石の果たす役割について紹介してくれました。子どもたちも含めて７０名あまりの人が参加してくれました。
１１月１１日（土）午後１：３０から鳥羽商工会議所かもめホールで鳥羽竜化石発見１０周年を記念して恐竜講演会が開催されました。講師は岐阜県博物館学芸業務専門職職員の桂 嘉志浩さんで、桂さんはモンタナ州率大学大学院生物学科博士課程修了され博士号を持つ恐竜の研究者です。三重県立博物館におられるとき鳥羽竜の骨化石の分別クリーニングにかかわっていただきました。
スライドを使った説明で鳥羽竜の骨化石をはじめ、化石の世界について詳しく紹介していただきました。中でも桂さんが持参していただいた化石を見ながらそれらの様子についてお話が聞けたことがよかったです。
スライドを使った説明で鳥羽竜の骨化石をはじめ、化石の世界について詳しく紹介していただきました。中でも桂さんが持参していただいた化石を見ながらそれらの様子についてお話が聞けたことがよかったです。