ようこそ鳥羽竜ランドへ

鳥羽で発見された大型草食恐竜化石についての調査研究や催し物の紹介をお知らせします。
担当 鳥羽恐竜研究振興会

平成25年度の鳥羽恐竜研究振興会の総会を開催

2013年06月08日 | 行事の報告
6月6日、鳥羽中央公民館で、平成25年の鳥羽恐竜研究振興会総会を開催しました。役員並びに各代表理事や会員の皆様が参加し意見を交換しました。今回は三重県の新博物館の紹介を総会終了後本会顧問の津村さんにしていただきました。
寺田直喜会長あいさつ

「鳥羽竜化石の発見から17年、今まで鳥羽の観光の目玉として取り組んできてそれなりの成果を出してきたし、現場の保存や維持管理ではたくさんの努力が続けられている。今後もさらに学術研究や保存については検討をしていただき、さらに幅広く普及できるよう皆様の協力を仰ぎたいのでよろしくお願いします。」
徳田事務局長が事業報告をする

「事業のおもなものは修学旅行や小中学校の子どもたちの体験学習、化石教室があった。夏休み、福井県へ出かけての「夏休み盛りだくさん体験活動」にも市内小学校6年生のたくさんの参加があり大きな成果もあった。イグアノドンの足跡化石現場の保存については皆さんの協力を得て強固にできたので今もきれいに残っている。神戸で開催した伊勢志摩修学旅行誘致の紹介活動もいい提案ができた。今年も様々な活動を展開していきたいので協力をお願いしたい」
会計報告は大川千恵美会計がする。収支決算は1、603,414円であった。

斎藤教育長も参加いただき終わりの挨拶と新博物館の紹介をしていだたいた。



三重県の新博物館の構想について津村善博学芸員から紹介していただいた。新博物館は来年の4月にオープンで、今建物の建設が終わり、今度は展示物の搬入と展示が行われるということだ。博物館では三重県の多様な自然や文化の様子をわかりやすく紹介し、見学に来ていただいた方との交流も広められるように工夫がされているとのことでした。三重の大地の紹介では鳥羽で発見されたトバリュウの化石も展示し皆さんに紹介したいとのことでした。


さらに鳥羽や志摩の自然や文化の様子を紹介するものとして「ジオパーク」の取り組みも大切ではないかという提案をいただいた。トバリュウの化石発見現場はもちろん大昔、火山活動があった様子を証拠として残している大村島の枕状溶岩石、御木本幸吉の真珠養殖、海女の様子、リアス式海岸や海岸段丘の様子などたくさんの興味深いところがある。これらのものを関連付けて大きなジオパークを考えていくこともこれからの方向ではないかと紹介していただいた。

県内の小学生が現地見学会と化石の採集会を体験

2012年07月10日 | 行事の報告
7月5日(木)雨が心配された天気でしたですがどうにか曇り空の中、多気郡明和町の大淀小学校6年生41名が鳥羽竜化石発見現場の見学と化石採集体験活動に訪れてくれました。鳥羽恐竜研究会では事務局や運営委員メンバーがお迎えをして観察会をしました。

はじめに鳥羽竜発見現場の紹介と貝などの化石採集についてのポイントを紹介しました。そのあと子どもたちは三々五々、現場のなぎさに広がって化石の採集をしました。10分ぐらいすると子どもたちがいろいろ石を持ってたずねてきました。
研究会のメンバーが石を観察して化石がどうかの判定をしてあげました。そのなかから二枚貝の貝化石や巻貝の化石も見られるようになって来ました。興味ある子どもたちは恐竜化石発見現場の地層から貝化石の入った地層も見つけました。






その中でよかったのは二枚貝の貝化石で貝のちょうつがいの様子も良くわかりたいへん素晴らしい化石でした。黒っぽい石の中にキリガイダマシの貝化石が入ったものも見つけてきました。





40分ぐらい採集した後、みんなできょう見つけた貝化石の発表会をしました。たくさんの子どもがいい貝化石を見つけていました。
  

子どもたちに感想を聞くと「こんな身近なところで貝化石や恐竜化石の採集活動が出来るのはうれしい。また、機会があったら来てみたい。」と話してくれました。

県内の小学生がこのような形で来ていただくことは本当にありがたいことです。
鳥羽恐竜研究会ではご連絡いただければ現場での見学会や化石採集体験活動を実施させていただきますのでご活用ください。

鳥羽恐竜研究会 電話(携帯) 090-4790-0559

恐竜の足跡化石の見学と保存作業

2011年12月11日 | 行事の報告
12月11日 、鳥羽竜化石発見現場で恐竜の足跡化石の見学と保存作業を行いました。作業には鳥羽の環境保全ボランティアグループのプロテクトネイチャーの若者たちがたくさん応援にかけつけてくれました。前半部はいままで積み上げられていた土嚢と捨石を取り除きました。二度にわたる台風の襲来できちんと積み上げてあった土嚢は半分近く流失していました。昨年度は基礎に石積みをしてあったのでその部分は大丈夫でしたが、上部はほとんど土嚢がくずれていました。プロテクトネイチャーの若者はパワーがあります。掛け声一つでどんどん運び出してくれました。私どもではあのようにはいきませんでした。10時になったので現地説明会を開催しました。市内はもちろん津市や玉城町などからも新聞で行事を知った子どもたちや親子連れが参加してくれました。
          
はじめに鳥羽市の齋藤教育長から「鳥羽で発見された恐竜の足跡化石を保存していくことは歴史的な価値のある大事な活動です。その実物を見学し、保存作業ができることはなかなかできることではありません。そのことに皆さんにかかわっていただくことは大変ありがたい。感謝申し上げます。」と今回の行事の大事な意義を紹介していただきました。
          
 その後、徳田事務局長より恐竜の足跡化石のでき方とイグアノドンの仲間と鳥羽竜の骨化石の発見について説明していただいた。シートを取り除いた現場でもその姿を見て、形と大きさを確認した。イグアノドンの仲間の足型は踏み込んだ足跡が化石になりそれが反転してこのように現れた。踏み込んだ足跡はたくさんあるが反転した形のこのようなナチュラルキャストは貴重なものであることを説明していただいた。
          

 みんなで見学した後、今度は土嚢の積み上げ作業を開始した。砂浜で土嚢袋に砂と砂利を積めて約300袋あまりを作った。残っていたものをあわせて380袋あまりを準備した。土台は石積みをして波に洗われないように固めた。表面の全体を覆ったところで網を張ってくずれないように補強した。今度はさらにその上に土嚢を二重に積み上げた。
           
 見学者の子どもたちも一生懸命作業を手伝ってくれました。おかげで30分あまりできれいに完成しました。この日は大潮で潮も良く引き、天気もよかったので良かったです。作業の無事終了を記念して、みんなで記念撮影をしました。ご苦労様でした。
保存した現場の大きさは間口は330cm、高さは270cm、奥行き140cmあまりであった。
          
       作業が終了した現場            
          
       参加された皆さんと記念撮影
 

安楽島小6年生の化石採集体験教室

2011年11月28日 | 行事の報告
11月24日、安楽島小学校の6年生50名が理科の野外実習ということで恐竜化石発見現場での化石採集にきてくれました。

初めに案内看板がある場所で15年前に発見された恐竜の骨化石の紹介をしました。「恐竜の骨化石もはじめは貝化石を探しに来たアマチュアの化石研究者が発見したもの。」「みんなが貝化石を見つけたらその近くに恐竜骨化石が発見されるかもしれない。」「貝が生息していた時代と恐竜が生きていた時代は同じ時代で、今から一億三千万年前の中生代白亜紀と呼ばれている頃。」「そのような時代のものを見つけるには根気が要ります。じっくりと浜に転がっている石などを見つけて化石を探してください。」と呼びかける。

当日は大潮で潮も良く引いていたので近くの浜にできている地層の見学をして地層のでき方を勉強しました。
「何万年もの間に泥や岩石の堆積物が積もってこのような地層を作ります。」
「このような堆積物ができるのは静かな海や沼の底、そこでできた堆積物が浮き上がってきてこのような地層になるのです。」
「その中には動物や貝などの遺骸が一緒に積もると貝化石や恐竜化石になるのですね。」
「ここで発見される貝化石は恐竜が生きていた時代と同じもので貝化石を見つけていると恐竜化石も発見されるかもしれません。」

そのあと海岸を歩きながら貝化石を探しました。ちょうど恐竜化石が見つかった周辺で貝化石を探した友達がいました。二枚貝のあとが見える大変きれいなものでした。

その後も熱真に探しましたがなかなか思うように見つからず時間となりました。たくさんの生痕化石は見つけましたが残念ながらきれいなものはあまり収穫がありませんでした。しかし、恐竜化石発見現場でいろいろと体験できたことは大変有意義でした。地元の小学生がこのような形で参加してくれたことに感謝です。

修学旅行生の訪問

2011年05月13日 | 行事の報告
5月13日、京都八幡市の美濃山小学校の6年生の皆さん130名が修学旅行で鳥羽竜発見現場を訪ねてくれました。前日雨が降ったので現場が心配でしたが朝から雨もやんで爽やかな天気になっていました。二見の旅館からバス3台で現地に8時30分到着。鳥羽恐竜研究会4名のスタッフと鳥羽教育委員会の細木生涯学習課長と西岡さんが応援に駆けつけてくれて美濃山小学校の子ども達を迎えました。

はじめに細木課長から歓迎の挨拶をしていただき、鳥羽竜発見の現場について徳田事務局長よりあらましの説明をしていただきました。そのあと各グループに分かれて浜辺で化石探しをしました。124名の子ども達と6名先生方が浜辺に下りるといっぱいでした。浜は波静かで絶好のコンディションでした。遠く神島や菅島の島影が見えていました。


鳥羽竜が発見されたときの様子を少し紹介したあと、子ども達も三々五々砂浜を歩きながら貝化石を見つけるようにしました。はじめはなかなかなれない子ども達でしたが、10分ぐらいしたら二枚貝の貝化石が発見されました。なかなか形のいい二枚貝の化石でした。その後、何度も何度もいろいろな石を見つけては「これはどうですか。」と私たちに訪ねてきてくれました。よく似た石もあるけどなかなか化石までたどり着けません。しかし、根気強くやっているといろいろな貝化石が出てきました。二枚貝や巻貝、キリ貝、貝の痕跡化石と見つけることができました。貝化石ばかりでなく、きらきら光る長石や石英の混ざった岩石、砂や泥が詰まってできた岩石、プランクトンの死骸が固まってできた岩石、岩石の表情にもいろいろなものがあることを見つけてくれました。先生方もいま理科の勉強で地層のことをやっているのでいい勉強になると言ってくれました。





30分から40分のフィールドワークの中で何とか見本になるすばらしいものも発見できたことはたいへんよかったです。貝化石を発見した子どもは大事な宝物のように袋に入れていました。本来なら子ども達一人ひとりに見つけられるといいのですが、いまではなかなかできにくくなっています。それでおみやげには恐竜時代の化石レプリカのプレゼントを用意してもっていってもらうことにしました。時間は少なかったけど浜辺で貝化石を探したり波と戯れる機会は子ども達に何かの刺激を与えてくれたようです。場所はあまり広くないけど、このように恐竜化石現場を訪ねていろいろチャレンジしてくれることは体験学習のいい機会とも思いました。

活動を終えた子ども達はバスに乗って次の目的地スペイン村に出発しました。スタッフ一同無事を祈って見送りました。
美濃山小学校の皆様ありがとうございました。

       鳥羽恐竜研究会 スタッフ一同


足跡化石の見学会と保存作業を実施

2011年04月07日 | 行事の報告
12月4日(土)鳥羽竜化石発見現場でイグアノドンの足跡化石の見学会と保存作業を実施。
イグアノドンの足跡化石現場は毎年磯波に現われるので積んである土嚢が流されていきます。今年も秋の台風の後の波で土嚢が流されていたので教育委員会や会員、ボランティアの方にお願いして足跡化石の見学会と保存作業を実施しました。
     
   満潮時磯波に洗われる現場の様子
     
   積んであった土嚢が流される
 
はじめに今まであった土嚢を取り除けて足跡化石の様子をみんなで観察しました。表面には固定剤が塗ってありますが少しずつ劣化している状況がありました。そのあと不足しているところは袋に砂を入れて運びました。ベテランの担当者に基礎から丁寧に積み上げてもらいました。若いプロテクトナイチャーの皆さんにたくさん応援していただきました。
    
   土嚢に砂を入れる。
    
  みんなで土嚢を運びました。
今年は基礎の部分に近くに落ちていた大きな石で固めて頑丈にしました。その上にネツトをかけ、ロープで固定しました。これで大丈夫だろうと一安心しました。しかし、自然の驚異はこれだけではすまないのでいつ大波が来るとは限りません。安心できる保存活動が必要な時期です。

    
  完成した現場  
    
   参加したメンバーの皆さん
    
   鳥羽恐竜研究会と教育委員会の皆様 斎藤教育長も毎年参加してもらっています。

第3回運営委員会を開催

2009年11月10日 | 行事の報告
11月9日、午後6時から鳥羽中央公民館第2小会議室で第3回運営委員会を開催した。鳥羽市教育委員会、観光課からも代表が参加していただき貴重な意見を提言いただいた。主な議事は次のとおりである。(写真は第1回運営委員会のもの)

報告事項
1.応諾事業の対応
①津市学童クラブ「みどりっ子」10月4日(日)参加人数10人 化石採集
②富田林市高辺台小学校修学旅行10月5日(月) 人数40人 化石採集
③富田林市東條小学校修学旅行 10月8日(木) 人数23人 化石採集
④日本宇宙少年団木津川分団 10月18日(日)  人数14人 化石採集
⑤長岡地区地域文化・スポーツクラブ 化石レプリカ作り 弘道小学校で20人
⑥伊勢市有緝小学校文化祭 11月7日(土)化石レプリカ作り 中止
⑦大阪市立すみれ小学校修学旅行11月13日(金)午前9時から 人数123人 化石採集
⑧伊勢市明照子どもクラブ 12月8日 化石採集を現地で予定
【成果と課題】
修学旅行生の子ども達は新型インフルエンザの流行もあって日程の変更などもあったが、現地でたくさんの貝化石などを発見する。台風のあとはさらに良質のものが発見された。参加した子ども達や引率の先生方にも興味、関心を広げることができた。
恐竜化石現場周辺ががけの崩落や木々の倒壊で危険なところもあるので今後は十分な対応が必要。安全確保も大事。

2.鳥羽市教育委員会との懇談
 鳥羽竜発見現場の案内板の保全やイグアノドン足跡化石の現場保存のことなどを含み、斉藤教育長、細木生涯学習課長、豊田学芸員出席のもと、鳥羽市教育委員会で懇談会を持った。
出席 徳田事務局長、山下運営委員長、大川事務局員

 鳥羽竜案内板の補修や発見現場保存について各関係部署と相談の上、新たな保存計画を整備したい旨のお話をいただいた。

3.市民文化祭への参加
11月3日(文化の日)4日(水)市民文化会館4階第二小会議室
内容 体験コーナーのなかで化石レプリカ作りを実施。文化祭の見学に来て頂いた子ども達や親子連れの皆さんが40名近く参加した。小さな子ども達も熱心に作成し、出来上がった化石にうれしさいっぱいだった。
当初は4階大会議室での開設だったが、急遽、第二小会議室に変更。会場設営にやや戸惑いもあったが、石膏や水を使うことからすると小会議室のほうがやりやすい。今後の対応をスムーズにするため、鳥羽市文化協会に参加登録を申し込む。

今後の取り組みについて
議題 
1.イグアノドン足跡化石保存現場の公開と保全作業
11月14日(土)を予定  当初は21日だったが九鬼嘉隆関係の行事との重なりで変更
10:00 スタッフ集合 土嚢の撤去 
10:30 イグアノドンの足跡化石の公開
後半  現場保全作業 砂入れ、積み上げ 清掃作業
広報 市内小中学校にニュースを紹介する 
広報とばや各新聞社に案内状を届ける。
ホームページでも紹介する。
子ども会員にも参加案内を届ける 発送済み
参加予定の確認  運営委員多数の参加をいただく。
準備物の確認 土嚢 建設課にも依頼    スコップ 事務局で準備
作業のできる服装でご参加下さい。

2.三重県立博物館との懇談会
 教育委員会で検討中 日程調整し訪問したい。
 意見交換では 基本は鳥羽市がどのようなプランで恐竜化石発見の保存をしていくのかの方向が必要。新県立博物館に鳥羽竜化石の展示をしてほしい旨の計画を鳥羽市として進言すべきではないか。

3.丹波竜の視察
 第三次発掘を終えて展示会などの取り組みをしている状況を視察
 恐竜の研究振興と町おこしなどを学ぶ。
 兵庫県丹波市をたずねて 発掘現場や担当課、人と自然博物館などを訪ねて交流を図りたい。
 日程も今後検討して進めていく。鳥羽市教育委員会や観光課なども参加してもらうと良い

4.地質巡検、フィールドワークなどの計画
 鳥羽市や伊勢志摩には自然博物的な景観や鉱物化石産出場所がある。箱田山から見える海岸段丘、大村島の枕状溶岩(鳥羽市天然記念物)、青峰山のアンモナイト化石現場(青峰層群の露頭)、金剛証寺レストパーク露頭(黄鉄鉱や方鉛鉱などの鉱物)、赤碕鉱山跡などを冬季にフィールドワークしたい。計画を準備し参加者を募る。
 今後ジオパーク構想も研究したい。
                     
  恐竜化石発見現場の近くにあるチャート岩塊(地元の人はお岩と呼んでいる)
【事務局より】
1.会員の登録・拡大進捗状況
 事務局報告
 新しく会員登録もあった。たくさんの関係団体から協力金をいただいた。
 今後も会員の拡大と活用を積極的に進める。
2.鳥羽竜便りの発行
記事を依頼し、足跡化石保存作業以後発行したい。 

3.鳥羽恐竜研究振興会のホームページのリニューアルについて
 鳥羽恐竜研究振興会のホームページのリニューアルとブログの整備完了
 ホームページ URL http://park.geocities.jp/tobaryu08
「鳥羽恐竜研究振興会」でも検索OK 将来的にはもう少し容量の大きなものに
「ようこそ鳥羽竜ランドへ」ブログ http://blog.goo.ne.jp/tobaryu
 イベントや行事の様子を紹介。活動の取材、写真の撮影の協力のお願い

 以上のことを協議した。

市民文化祭でのレプリカ作り

2009年11月04日 | 行事の報告
 11月3日4日、市民文化会館で市民文化祭が開催された。鳥羽恐竜研究振興会も行事に協賛して化石レプリカ作りを開設した。
 3日は文化の日とオープニング行事もあったのでたくさんの子ども達や親子連れの皆さんが参加してくれた。会場は4階の小会議室だったので上まで足を運んでくれる人は少なかったけど参加してくれた人は楽しく挑戦していた。
小さな子ども達もお母さんといっしょにやり上手に色付けをしてステキな化石レプリカを作り上げていた。
                      
     「僕のもうまくできたよ。」初めてのちょうせんでしたができばえもなかなかすばらしいものでした。何よりよかったのは失敗することなくうまく取り出せたことです。よかったね。

イグアノドンの足跡化石現場の補修

2009年10月09日 | 行事の報告
 10月9日、台風18号の影響でイグアノドンの足跡化石現場の土嚢が波で洗われ流失していたので修復作業をしました。教育委員会から細木課長をはじめ10名あまりの強力なスタッフに来ていただき作業を進めることができました。さすが力持ちばかりです。正式な修復作業は11月に予定しているので今日の作業は、流された土嚢を集め積みなおす作業をしました。10kg以上ある土嚢でしたがみんなでやると作業はどんどん進みました。ありがたいことでした。
                         
30分あまりで土嚢の積み直しができました。手伝っていただいた皆さんで記念撮影をしました。安楽島や鏡浦地域では台風の風と荒波のため出荷前の牡蠣がたくさん被害を受けていました。漁師の方も一生懸命修復作業をしておられました。
                         
                         

足跡化石現場の修復作業

2009年10月09日 | 行事の報告
 10月9日、台風18号の影響でイグアノドンの足跡化石現場の土嚢が波で洗われ流失し、足跡化石の表面が表出してきていました。このまま放置していくと化石の表面が剥離したり、化石そのものが崩壊してしまうとたいへんなので教育委員会のスタッフに協力依頼をして修復作業をしました。教育委員会からは台風の後片付けや市民体育祭の準備で忙しい中でしたが、細木課長をはじめ10名あまりの強力なスタッフに来ていただき作業を進めることができました。
 作業の前に足跡化石をまだ見ていない人もいたので、この足跡化石のでき方について徳田事務局長から解説したもらい、この足跡化石の大事さを再認識しました。

 イグアノドンの足跡は凸型のもので足跡ができた地層が反転している珍しいもの。
 大きさは30cm余りあり、3本の爪が出ている。画面の下にもう一つ足型がある。表面は剥離防止剤が塗ってある。