タバコのない笑顔あふれる大阪、日本、そして世界へ

受動喫煙をなくす進言、提言、提案、要請作戦進行中…

🚭2024年:4つのタバコ対策の抱負

2024-01-14 14:52:47 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
TOPICからの原稿依頼に投稿し、「禁煙ジャーナル」の2024年 1-2 月号に掲載されました。

1.近鉄特急の喫煙室が3月から廃止とのニュースが飛び込んできて、新幹線も今春(3月16日)には全て禁煙となります。長年の幾多の要望にもかかわらず、頑迷だった近鉄もJR も禁煙の流れを受け入れざるをえなくなったわけです。吸える場所が限りなくゼロに近づきつつある足音が少しずつ聞こえ始めてきているのでしょうか?

2.ここ大阪府の喫煙率は全国的にも高く、一方で健康寿命は短く、近隣の滋賀や奈良、京都、兵庫に後れをとっています。医療水準は高いのに、これでは余りに恥ずかしい。
  第3次健康日本21が12年計画で動き始めるのに合わせ、「いのち輝く大阪&健康寿命をのばすため、タバコ対策を含め連携を広げよう!」を世界禁煙デー大阪の今後のテーマに掲げ、医療機関や行政ともネットワークでのイベントを準備しつつあるところです。可能であればYGライトアップの輪に加わることもできればと思っています。

3.タバコを吸っている著名人が60歳前後までに亡くなったり臥せったりの報道に接するたびに、社会的損失と家族・ご本人の無念さに悲しくなります。
 昨年末に「タバコ病による早死を無くするための報道の紹介」サイトを作りました。ご本人はリスクを重々承知・覚悟の上で吸っているつもりでしょうが、ホントは、ニコチンだけなくメンソールとか香料とか口当たりを誤魔化し、肺の奥深くまで吸わせ、禁煙離脱を困難にする訳の判らない物が何百も混ぜられ、吸っているつもりが吸わされ囚われ縛り付けられているのです
 諸外国のように、日本でも「タバコの添加物の法規制と監督機関の創設」により、重度依存に歯止めをかける法整備が不可欠で、国や国会、政党、国会議員などに情報提供と提案をしつつあるところです。これにより吸える場所を限りなく狭めるとともに、喫煙者を限りなくゼロに近づけていくうえで効果をあげていくことを期待しています。

4.タバコ会社の悪だくみの一つとして「タバコハームリダクション」なるまやかしがあります。禁煙推進にかかわる一部の研究者たちがこのまやかしに乗せられ、加熱式タバコ(ニコチン入り電子タバコを含む)推奨に傾きかねない論に怒りを覚えています。
 加えてニコチン入りの電子タバコを例外的に医薬品として流通させることが可能となる制度改変に与しかねない危惧も感じられ、ブログでこれらの批判を書いたところですが、禁煙会誌ででも論文資料の形でまとめ論破したいと思っています。