タバコのない笑顔あふれる大阪、日本、そして世界へ

受動喫煙をなくす進言、提言、提案、要請作戦進行中…

🚭認知症施策(素案)のパブコメへ ⇒ 禁煙推進と禁煙支援が認知症予防の要のひとつとして重要

2024-07-12 21:49:58 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
認知症施策推進基本計画(素案)及び基本的施策(素案)に関する御意見の募集について 2024/8/8まで
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495240094&Mode=0

8.認知症の予防等
に喫煙(加熱式タバコ等を含む)と認知症発症や認知機能の低下・リスクとの関連が触れられていません。認知症発症や認知機能の低下には、下記のように、喫煙がリスク要因で、禁煙により予防・改善できるとの知見が国内外で集積されてきています。
 また心不全や脳卒中、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、2型糖尿病、高血圧等も認知症の危険因子ですが、これらの疾病の多くには喫煙が起因していることは周知のことです。
 ですので、喫煙・タバコ対策(禁煙推進と禁煙支援)が認知症予防の要のひとつとしてとても重要です。がん対策、循環器病対策、COPD対策、糖尿病や歯周病対策でもタバコ対策は重要ですが、認知症予防においても、タバコ対策を重点のひとつに据えることが必須です。
 健康増進法の受動喫煙防止規定の見直しが施行5年後の2025年には検討されることになっていますので、第3次健康日本21のタバコ対策とも連動させた包括的・網羅的な施策を期待しています。

・喫煙が認知機能低下の加速の主要因 https://www.nature.com/articles/s41467-024-49262-5

・喫煙習慣は、血管性認知症のみならず、アルツハイマー型認知症の発症リスクを高める。喫煙は認知症の発症に直接関わるだけではなく、認知症発症に大きく関わる心不全や脳卒中の危険因子にもなる。禁煙により認知症の発症リスク低下する可能性が高いと考えられるhttps://notobacco.jp/pslaw/nakamaaru240403.html

・喫煙と認知症の発症との関連について、約20%は[喫煙 → 歯の喪失 → 認知症発症]という経路で説明される。https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2024/013047.php

・現在喫煙している人は、喫煙しない人と比べて、認知症の発症リスクが30%、アルツハイマー病の発症リスクが40%高いことが分かった。また、喫煙量が多ければ多いほど発症リスクは高まり、1日にタバコを20本吸う毎に、認知症の発症リスクは34%上昇する。さらに喫煙は、脳卒中を発症する可能性を高めてしまう。しかし喫煙者が禁煙すれば、これらの疾病にかかる可能性は、時と共に減少するhttps://notobacco.jp/pslaw/sputnik210709.html

・日本での調査研究の結果、喫煙者が認知症を発症するリスクは1.6倍高いとか、老年期の喫煙と認知症に統計的に有意な関係がみられたといったことがわかっている。タバコが原因で引き起こされる病気も認知症の発症リスクとなる。例えば、タバコ病ともいわれるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、2型糖尿病、脳卒中、高血圧、心房細動などで、これらは全て認知症の発症と関係している。 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/20577124855e3b82afacd8eba410bc3c6bdc614a

世界保健機関(WHO)は2019年5月14日、世界的に増加している認知症の予防のための新たな指針を公表した。運動の習慣や健康的な食事、禁煙が重要だとしている。各国が適切な対策を取らない場合、世界の認知症患者が2050年には1億5200万人に達する恐れがあるとしている。指針は12項目から成り、特に効果的な予防策として定期的な運動、禁煙を挙げた。高血圧と糖尿病も認知症のリスクを高めるとしている。 https://notobacco.jp/pslaw/chunichi190515.html

・大阪大学の研究で、認知症を予防するためには、男性では喫煙、高血圧、女性では喫煙、高血圧、糖尿病の心血管リスク因子のマネジメントが必要となる可能性が示唆された。https://www.carenet.com/news/general/carenet/56069

・久山研究で754人を追跡調査したところ、中年期の喫煙は認知症(アルツハイマー病と血管性認知症)の強いリスク因子(ハザード比)認知症は2.1(アルツハイマー病2.2、血管性認知症2.6)であり、中年期から老年期にずっと喫煙を続けた場合、認知症の発症リスクは2.3倍(アルツハイマー病2.0倍、血管性認知症2.9倍)だった。喫煙は認知症などのリスクを高めるが、禁煙すれば病気を予防し、寿命を延ばすこともできる。https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/355a91bd1a651617cdbea7b758468e594d9f8b52

何歳でやめても手遅れではない!認知症グレーゾーンを悪化させる喫煙習慣。すでに老年期に入っている人でも、今日からタバコをやめれば、ずっと吸い続けているより、よい結果につながる可能性は十分にあります。 https://dime.jp/genre/1771896/