大阪府中原教育長は、女性教育委員からパワハラの告発を受けた後、一晩考え、結局続投することにしたとのニュース、みなさんはどう思われました。私は、これまでに、責任と権限をことあるごとに発言して来た中原教育長であれば、今回の結論は、責任を取って辞任するしかないと考えます。明らかなパワハラ行為をしておきながら、松井大阪府知事、盟友大阪市橋下市長ともども、パワハラではないという言い訳は通用しません。大阪府教育長が責任を取らなければ、これは畢竟大阪の子どもたちにも影響を与えます。教育長というのは、それだけの責任があるはずです。、
以下、ABCニュースより
http://webnews.asahi.co.jp/abc_1_001_20141030004.html
大阪府の教育委員会議の事務局を握る立場の中原徹・教育長から「パワハラを受けた」と、教育委員の女性が主張した問題で、29日の問題発覚後、「進退を一晩、考える」と話していた中原教育長は、30日、教育長の続投を表明しました。
中原教育長は、「続けさせていただきたい」と述べました。大阪府の立川さおり教育委員によりますと、中原教育長は、今月21日、「認定こども園」に関する条例案の答弁内容をめぐって打ち合わせをした際、立川委員に対し、「誰のおかげで教育委員でいられるのか、知事でしょ?」「罷免要求を出しますよ」などと言ったということです。
中原教育長は29日、一部の発言を認めた上で、「自身の進退について、一晩かけて考えたい」と態度を保留。そして30日、出した答えは「続投」でした。
「立川委員から『辞めてもらいたいわけではないので、続ける方向で』と話をいただいた」「上司と部下ではないですし、意見を議論してる中での話ですから、全く(パワハラという)認識はない」と説明した中原教育長は、橋下大阪市長と大学時代からの友人で、2010年、当時、全国最年少の39歳で府立高校の民間人校長に就任。2012年には高校の卒業式で、「教職員が君が代を歌っているか、口元をチェックしていた」ことで物議を醸しました。
去年、松井知事が教育長に起用してからは、公立中学の1年生と2年生を対象とした統一テストを導入したり、一部の府立高校の入試で、英語の試験問題を英語表記に変える方針を決めたりする「教育改革」を進めてきました。知事や市長から、その改革手腕を高く評価される中原教育長ですが、一方で議論がヒートアップすると強い口調になり、職員も厳しく叱責されることがあると話します。
松井知事は、「全く辞める必要なし」「今やっている教育改革をやり遂げてほしいと伝えた」「(Q.発言自体に問題は?)ないですね」と述べ、橋下市長は、「激論したら、それくらいありますよ、内部の議論で。それを『パワハラ』というのか、『議論』というのか。議会での議論なんてもっと無茶苦茶なことを言い合ってることもあるじゃないですか」と述べました。
橋下市長と気心が知れ、松井知事からの信頼が厚い中原教育長の「パワハラ騒動」が発覚したことで、府のある幹部は、「野党が維新を攻め込む材料が増えた」と分析しています。
以下、ABCニュースより
http://webnews.asahi.co.jp/abc_1_001_20141030004.html
大阪府の教育委員会議の事務局を握る立場の中原徹・教育長から「パワハラを受けた」と、教育委員の女性が主張した問題で、29日の問題発覚後、「進退を一晩、考える」と話していた中原教育長は、30日、教育長の続投を表明しました。
中原教育長は、「続けさせていただきたい」と述べました。大阪府の立川さおり教育委員によりますと、中原教育長は、今月21日、「認定こども園」に関する条例案の答弁内容をめぐって打ち合わせをした際、立川委員に対し、「誰のおかげで教育委員でいられるのか、知事でしょ?」「罷免要求を出しますよ」などと言ったということです。
中原教育長は29日、一部の発言を認めた上で、「自身の進退について、一晩かけて考えたい」と態度を保留。そして30日、出した答えは「続投」でした。
「立川委員から『辞めてもらいたいわけではないので、続ける方向で』と話をいただいた」「上司と部下ではないですし、意見を議論してる中での話ですから、全く(パワハラという)認識はない」と説明した中原教育長は、橋下大阪市長と大学時代からの友人で、2010年、当時、全国最年少の39歳で府立高校の民間人校長に就任。2012年には高校の卒業式で、「教職員が君が代を歌っているか、口元をチェックしていた」ことで物議を醸しました。
去年、松井知事が教育長に起用してからは、公立中学の1年生と2年生を対象とした統一テストを導入したり、一部の府立高校の入試で、英語の試験問題を英語表記に変える方針を決めたりする「教育改革」を進めてきました。知事や市長から、その改革手腕を高く評価される中原教育長ですが、一方で議論がヒートアップすると強い口調になり、職員も厳しく叱責されることがあると話します。
松井知事は、「全く辞める必要なし」「今やっている教育改革をやり遂げてほしいと伝えた」「(Q.発言自体に問題は?)ないですね」と述べ、橋下市長は、「激論したら、それくらいありますよ、内部の議論で。それを『パワハラ』というのか、『議論』というのか。議会での議論なんてもっと無茶苦茶なことを言い合ってることもあるじゃないですか」と述べました。
橋下市長と気心が知れ、松井知事からの信頼が厚い中原教育長の「パワハラ騒動」が発覚したことで、府のある幹部は、「野党が維新を攻め込む材料が増えた」と分析しています。