これがいったいどれだけの人の心に響くというのだろうか(W
でもいいの。好きなんだから。
品番NO.2 1954年製FORD VEDETTE 54。
1954年 SIMCAに吸収合併された、FRANCE FORDの中型サルーン。
FORDだけど仏のみで販売された立派な仏車です。
オークションにて。箱ナシ、アンテナ欠品。
そんな状態でもそれなりに珍しい1台だと思うけど、BITは僕一人でした(W
実は我が家のNOREVの中でも最古のモデル。
NOREVのミニチュアカー参入は、今から半世紀あまり前の1953年のこと。
その記念すべき第一弾アイテムは、当時大ヒットした大衆車「NO.1 SIMCA 9 ARONDE」でした。
今回紹介する「NO.2 VEDETTE 54」は、翌1954年「NO.3 CITOROEN 15-6」「NO.4 DYNA PANHARD」と共にラインナップに加わります。
NOREVとしてはあまり印象にない、眩い光を放つゴールドシャシー。
こんな色だけどブラス(真鍮)というわけではなく、金メッキされたティン製。
半世紀の時間がそうさせたのか、見事に緩い(W)ダイヤカットヘッドライトのエッジが見えるだろうか?
本来1954年からは、平らなプラ製のパーツに変更されているはずなのだが・・・。
ものの本によると、「ゴールドシャシー」「ダイヤカットヘッドライト」は、1953年製もしくは極初期製品の特徴として紹介されてます。
事実、この特徴を持つのは「NO.1 SIMCA 9 ARONDE」「NO.2 VEDETTE 54」の一部に限られ、「NO.3 CITOROEN 15-6」以降には見られません。
このVEDETTEは、おそらく1954年でも極初期に生産された1台かと思われます。
とか、夢想するのも楽しいモデルです。
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