Takashi[to]Shikakei Arts&Music

画家・Gデザイナー・アートセラピスト「なかがわたかし」とミュージシャン「詩歌敬」のブログです。

劇団息吹:音楽で出演を終えてShikakei

2013-08-28 | ライブステージ
劇団息吹:番外公演
8/22・23・24大阪グリーン会館にて5回公演

1)「みかんによろしく80分」作:窪田吉宏 演出:木田昌秀
2)「人を食った話40分」作:宮本 研 演出:永山あつし

60人位のミニシアターでしたが連日満員で大盛況でした。
無事大入りで終了しました。

詩歌敬は1)「みかんによろしく」の音楽を担当させて頂きました。

演出の木田さんの構想は春からあって、
「2人芝居に音楽で参加してもらえないか?
暗転時にもギターで入れてくれたらいいので・・・」

「そんな軽い感じでしたら良いですよ!」って
引き受けました!

がしかし・・・

実際は舞台に登場して演奏しながら歌って所定の場所に座って
暗転時に80分出番を待ちながら演奏する。
終演には、また演奏しながら歌ってはけるという無理難題?

困りはてていましたが、いざ!本番!

やっぱ、むずかしいです・・・ライブとは違う緊張感?
近い観客の前で真っ白になってガタガタでした。
めんぼくない気持ちでブルーな初日でした。
主役のM君が「そんなにおちこまんといて」って
やさしくホローしてくれてね!

はあ・・・やっぱ大失態はこたえました。

あくる日の公演本番前に演出に直談判、板付きで歌わしてと言ったら!
照明さんも相づち打ってくれて、やり易い方で歌ってもらったら
いいという事になりひと安心でした。でも、終演の歩きながら歌い
演奏して愛想ふりまくは譲れないみたいで、流しのオッチャンみたいに
舞台袖から出て来て歌い下手にはけました。

朗読のバックでの演奏。寸劇での音入れは経験あるが、本格的な舞台で
の音楽、台本をみて流れをみて製作した主題歌。暗転時(90秒くらい)の
ジングル的な音をギターで作ったのは2回目ですがいい刺激と勉強になりました。

5回も同じ芝居をやるのですが・・・微妙に空気感やテンポは違っていて
音楽のペースも2人の役者さんに合わせてみました。毎回のアンケートにも
眼を通して、お客様がどんなイメージをもって帰られたのかをチェックしました。

物語は公園で出逢った男女・・・派遣の仕事で安定しない30前後の男と
1人暮らし、バイトしながら生活。嫌な事があればリストカットして
自分を責める同じくらいの女。
その女の唯一の友達がこの公園にいるノラネコ「みかん」
いつものように餌やりに来たときに初めて男に会う・・・
派遣、リストカット、ひきこもり、親の離婚、サギ、ホームレス、
派遣村、いろんなキーワードが二人の掛け合い芝居に出てきました。
お互いが引かれていくのですが、名前を確認するだけで終演・・・。

シリアスな展開でしたが、
人形クラルテさんのネコが空気を癒してました。

ウ~~~ン 80分は長いかも??

主題歌:「ずっとそばにいるよ」作詞・作曲 詩歌敬(しかけい)


歌詞の抜粋です!


「いつもと変わらぬ朝が来て 
あわただしい日常がはじまる
おはようさよなら笑顔でかわす 
ありふれた一日が過ぎて行く

そんな日々がどれだけ幸せ
気付かない日々を今かみしめる 
笑顔が溢れて元気に活きる
それだけでいい それだけでいい

そばにいるよ 
そばにいるよ
ずっとそばにいるよ 
あなたのそばにいるよ」


アンケートにも

初めて披露する楽曲なのに
良かった!歌詞がいい!ギターの音がいい!
いっぱい(お世辞もふくめて??)書いて
頂き感謝でした!


この芝居・・・何人の人が関わってるのだろう
裏方でも20人ほどいらっしゃる!!
舞台装置、照明、音響、受付すべてに人が関わって
6人の役者を支えている。

そんなこんなで・・・無事おわってホッです!