21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

河野太郎に期待の喝!

2010-05-19 09:09:43 | 政治にモノ申す
 河野太郎氏、期待している政治家の一人である。しかし、今回の青木氏引退に関する発言はいただけない。以前も指摘したが、彼の直球勝負は政治家としては両刃の剣である。思ったことを口に出すのは、政治家に限らず一般人でさえ、失言になることは多々ある。政治家なら、失言どころか自らの政治生命を縮めることになりかねない。

 18日の自民党委員会で河野氏は、「青木さんは(長男に)世襲させるために公募をせず、最後にわざと倒れるという芝居じみたこをやった」と突然の引退は息子に地盤を譲るための出来レースだ」と発言した。後で発言を撤回したそうだが、まさに彼の思慮の足らなさを露呈した出来事といえる。

 たぶん、河野氏の言ったことは、誰もが思うことであり、当たっていると思う。だが、彼に期待しているだけに、あえて苦言を呈する。問題は、彼が政治家として、まして党の役職にある人間として、発言したところにある。良く言ってくれたと称賛する有権者も多いだろうが、政治家としては敵を増やすだけで、プラスになることは何もない。わざわざ自ら言わずとも、この程度の問題はメディアに任せればいいのだ。まあ、そのメディアが腰抜けだから、自分で言ってしまったのだと思うが、これからの政治家人生を真剣に考えるなら、そろそろリーダーとしての自覚を持たなければ、永田町ではのし上がれない。
コメント
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