21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

エンドロール流せよAmazon!

2024-10-04 18:39:04 | エンタメ
 Amazonプライムに不満がある。最近、よく見る。今日も「九月の恋に出会うまで」を見たのだが、エンドロールが中途、っていうより、主演が流れたら終わってしまうのがどうしても許せん。
 たまに映画を見て、エンドロールを見て余韻に浸りたい時もある。まあ、めったにないわけだが、それよりがっかりなのが、キャストの名前を度忘れして、エンドロールで確かめたいときに、そのエンドロールが中途で切れることだ。それが許されことが大いに不満なのだ。今も川口春奈の部下を演じた女優の名前が出てこない。元AKB48だと思うのだが、出てこんのだ。いよいよ老人病が本格化してきた。そんな老人性健忘症を救うためにも、エンドロールは流してくれよ。

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「罪の声」秀逸だった

2024-10-03 19:16:49 | エンタメ
  アマゾンプライムで「罪の声」を見た。久しぶりに、いい映画を見た思いだ。何がいいって、役者とか演技とかより、ストーリーに圧倒された。グリコ森永事件がモチーフだが、本当の事件を全く意識させない説得力があった。
 たぶん、警察目線ではなく、記者目線で描かれたことが、この映画の秀逸たるところだと思う。
 最近の小説も、映画も、事件モノは刑事、検察、弁護士が主軸で、記者の活躍はほとんどなきに等しい。たぶん、権力に立ち向かう記者魂も今や化石になってしまったからではなかろうか。実際、今やマスコミ志望者などはユーチューバーいかではなかろうか。
 かつての記者の端くれが久々に、小栗旬扮する新聞記者に心を揺さぶれれた。 
 おまけだが、小栗旬が英国ヨークに事件の主犯を訪ねたシーンで、犯人が登場した時、最初は柄本明だと思ってみていたのだが、宇崎竜童だと気づき、己のカスミ目に笑ってしまった。年は取りたくないもんだ。
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弥生さんの幸せって?

2024-09-11 21:38:59 | エンタメ
 水季の死によって、彼女の身勝手な出産が、残された人々の人生を翻弄している。ネットでは水季はすっかり悪者になっている。
 「弥生ちゃんは別れて正解、早くいいひと見つけて幸せになって」「絶対にもどっちゃだめ」など、別れを支持する意見が多いという。
 ええ、何でそんな風になっちゃうの? そんなに水季は罪作りなの。
 確かに水季の出産は、結果として夏と弥生さんの運命を変えることになったし、水季の両親や水季を思う津野君に悲しみをもたらした。
 だからといって、水季を責めるのはどうなの。生前の彼女と海ちゃんの清貧な暮らしは、頑張りすぎだよ、もっと周囲に甘えていいのにと思えたし、津野君への思いを断ち切る水季にはものすごく考えさせられた。たぶん、水季は一人ではなく夏と二人で海ちゃんを育てていたのではないか。だから、海ちゃんは父親である夏君に戸惑うことなく父親の愛情を受け入れることができたのではないのか。水季はなぜ夏を好きになったのか、その答えは、夏の海ちゃんとのかかわり方そのものではないのか。
 そんな水季の夏への思いが、夏に海ちゃんを託すことにつながった。
 一方、弥生さんはどうなのか。恋人である夏の元カノの子が、突然、現れ戸惑う。夏は学生時代に元カノが妊娠し、中絶をきっかけに自分のもとを去ったことを弥生さんに告白する。元カノが亡くなり、葬儀に行った際に子供を産んでいたことを初めて知ったことを話した。
 弥生さんは中絶の過去があり、子供を産んだ夏の元カノの水季の存在に、過去のつらい経験を思い出す。実は、弥生さんが産科のノートに書き残したメッセージを読み、水季は中絶を踏みとどまった、まさに数奇な運命の伏線ともいえる出来事があったことは知る由もなかった。
 弥生さんは、夏と海ちゃんの関係を受け入れ、健気に世話を焼くうちに結婚し母親になることを意識するが、どうしても夏と海ちゃんの中にいる水季の存在に嫉妬めいた感情が芽生え、そんな自分を許せず、結婚をあきらめる。それでも、海ちゃんとは友達でいようと約束する。
 そんな弥生さんに同情し、SNSでは夏との別離を支持する声が多いことに、正直、驚いた。弥生さんはまた新しい恋をして幸せになって、ということなのだろうが。それが、世の女性たちのリアルな感情なのか。
 たしかに、男女の別れは繰り返され、結婚も同じだとは思う。
 でも、こと弥生さんの性格を思うと、複雑だ。一度の中絶を今も深刻に受け止める彼女が、今度は自分が産んだ子供ではないとはいえ、子供がきっかけで最愛の人と別れることでこの先、新しい恋に出会えるだろうか。
 所詮はドラマの世界とはいえ、特に海ちゃんの幸せを願うと、やはり弥生さんにはお母さんになってほしい。たぶん、水季が夏を好きになった思いと、弥生さんが夏を好きになった思いは一緒だと思う。
 奇跡的とも思える優しさのかたまりような夏君の人柄ではないのか。だから、水季は夏の人生を狂わせたくなくて夏のもとを去った。弥生さんは、一見自分の幸せを優先して、夏と別れた形ではあるが、夏を嫌いになったわけではない。むしろ大好きだ。そんな最愛の夏と海ちゃんへの思いを引きずって、新しい恋に出会えるはずがない。

 


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海ちゃんは不幸の種じゃない

2024-09-03 20:21:39 | エンタメ
 有村架純が出ているというだけで、見始めた「海のはじまり」だった。昨日までは、目黒漣のぼそぼそしゃべりも、大竹しのぶのキツイ一言も、とくに何も感じていなかったが、さすがに、さすがに昨日は考えさせられた。
 最初に感じたのは、海ちゃんがあまりに可哀そう・・・だった。生まれてきたことも、母子家庭だったことも、まして母親が死んじゃったことも、海ちゃんはただただ現実として受け入れるしかないわけで、 母親と入れ替わる形で父親と出会ったことさえ、海ちゃんの意思でもなんでもなくて、ただただ目の前で起こる現実を小さな胸で受け止め、自分なりに解釈し、精一杯生きている。
 なのに大人たちは、そんな海ちゃんをめぐって、葛藤する。
 夏は海ちゃんと弥生さんと家族になることを望んでいるのに、弥生さんの思いを尊重するあまりに、自分の意思を貫くことができない。
 弥生さんは弥生さんで、大好きな夏や海ちゃんへ寄せる愛より、二人の中の水季を意識するあまり、自分の感情を見失っていく。
 このまま二人が別れることは、海ちゃんのせいとしかいいようがないではないか。
 夏がもし、海ちゃんに我が子としての愛情を示さず、水季の人生に踏み込まなかったなら、弥生さんに海ちゃんの存在を明かさなかっただろうし、二人は別れなかったかもしれない。
 でも、そんな夏だったら弥生さんは好きにならなかったはずだ。
 弥生さんは海ちゃんに、夏と別れるって、自分で話すらしい。
 その時、海ちゃんはなんて言うのか。
 水季が中絶を踏みとどまった理由が、弥生さんが病院のノートに残した中絶のメッセージだったことを、弥生さんは知るのだろうか。
 たぶん、物語は3人にとってハッピーエンドだと思う。夏のお母さんだって、予告で、夏と別れたのだったら幸せになりなさいって言ってるし。そうでなくちゃ、生まれてくる子供は大人の不幸の種になってしまう。そんな、悲惨なドラマじゃないだろう。
 最初はポケット見ていたドラマだが、昨日は真剣に見ちまった。
 
 
 
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昨日のアユニDの国歌斉唱

2024-07-24 19:28:06 | エンタメ
 大昔、後楽園でオールスターを生で観戦して以来、自分の中ではプロ野球のオールスターゲームは超つまんないイベントとして定着してしまった。王がホームラン打とうが、長嶋が華麗なフィールディングを見せようが、真剣勝負じゃない野球ほど詰まんないものはないと思った。今は、案外、真剣勝負しているのかもしれないが、昔はただのお祭りでしかなかった。だから、ここ数十年、オールスターはまともに見ていない。昨日もトータル10分ほど、しかもセが大量点をとった直後、それしか見ていない。
 そんなゲーム終了後、たまたまYouTubeでアユニDの国歌斉唱の配信を見てしまった。うそだろう、おいおいおい、てっきり見逃したかと大後悔したが、TVでは一切放映されなかったようだ。翌日の情報番組でも全く触れていなかった。
 それはそれで、寂しい。ちょっとくらい取り上げろよと突っ込んでしまった。
 それにしても、アユニのブルーのロングドレス姿も超レアだったが、アユニらしくないただただ上手いだけの君が代にも驚かされた。たぶん、本人もド緊張していただろうし、何よりどう歌えばいいのかさぞかし戸惑ったはず。それが、アユニとは思えない正調国歌斉唱になったのではないか。
 エフコンフィールドだったので、札幌出身というつながりはあるものの、誰の発案かは知らないが、よくぞ引っ張り出してくれたものだ。
 元BiSH、現在PEDROのアユニDとちゃんと紹介していたから、言い出しっぺは相当なファンだったのだろう。ようやった!!!


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