21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

ドバイ遠征帰り2頭の取捨

2010-05-15 20:48:34 | ヨレヨレ競馬ライフ
 ヴィクトリアマイル、中央GⅠので唯一馬券にしたことがないレースだ。新しいレースということもあるが、実は牝馬のレースは苦手なのである。牝馬は力の差が出やすいと思うのだが、問題は調子がいいのかやる気があるのかそのあたりの見極めが難しい。

 今回も力の差は歴然としている。本来ならブエナビスタとレッドディザイアの2頭で決まりといえるメンバー構成だが、問題は調子とやる気と元気だ。両頭ともドバイ遠征帰りをどう評価するかだ。これまでのケースでは得てして海外遠征開けの馬は、走っていない。まして、両頭とも帰ってそう日が経っていないないだけに、見た目は元気に見えても、隠れた疲労や精神的なダメージが残っていても不思議はない。両頭とも、ディープやウォッカのように多少疲れが残っていても地力で勝てる域にはまだ達していないと思う。

 ここはとりあえず、3番手以降をピックアップして、両頭の取捨は明日、馬をみてから決める。

 まず、好調なのはプロヴィナージュ、ブラボーデイジーあたりか。大穴ならヤマニンエマイユ。少し気になる伏兵馬としてはムードインディゴ、ミクロコスモス、ニシノブルームーンの3頭。

 本来なら、3連単で本命2頭に3着付けで6頭絡めるところだが、場合によっては2頭ともバッサリも考えられる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国のかたちが見えない公約ばかり

2010-05-15 09:09:17 | 政治にモノ申す
 マニフェスト(政権公約)だろうがアジェンダ(行動計画)だろうが、選挙公約の呼び方がそんなに重要なことか。大事なのは中身だろう。

 参院選に向けて各党が公約づくりにやっきになっているが、骨子が発表される度に、またかとため息しか出てこない。私としては、数値目標がどうとかよりも、この国の形をどうつくるのかが、選択の基準なのだが、ない。ないのである。

 景気、医療、福祉、雇用、増税、減税、それは現状における処方であって、その先に何があるのか見えなければ、所詮は口から出まかせにしか聞こえない。

 たとえば雇用対策として、国はさまざまな施策を講じるが、そのほとんどが実らない。それは、急場しのぎにほかならなからだ。雇用対策と称して国や自治体が臨時職員を募集したりするが、たった6カ月や1年のバイト先をつくったところで、絶対に雇用問題など解決しない。無駄な税金を使っているだけだ。
 それよりは、企業の正規雇用を後押しするような支援をすべきだし、独法の天下りを斬り、その分、現場でちゃんと働く職員を採用するとかすべきだ。一人天下りを切れば、10人や20人は雇えるのだ。

 さらにパートやアルバイトが主流になっている、雇用形態も問題だ。企業は人件費を抑えるしか生きる道がない状態がデフレの元凶であり、国家の財政の困窮もここにある。所得税、市民税を払わない少ない所得で生活する貧乏な国民が増えれば、税収は減り、モノも売れない。良くてかつかつ、ほとんど赤字の企業ばかりでは法人税も上がらない。これではお先真っ暗である。

 規制緩和、競争社会は結構なことだが、その前に国の形をはっきりと描かないから、今があるのだ。現状維持のため消費税アップなどとにかくなりふり構わず税収を上げるか、少ない税収の範囲内で地味にやるのか、どっちなのか。それが、まったく見えてこない。

 いきなりなんだが小泉政治の欠陥はそこにあった。規制緩和だけでは、格差を広げるだけで、経済の底上げにはならない。その結果、経済の回復と称して莫大な借金をするハメになった。決まりや制約あっての自由競争でなければ、その先に来るのは破たんである。勝者がいればその何倍もの敗者がいるのだ。競馬と同じだ。生涯雇用を原則として社会主義的資本経済を維持してきたこの国が、いきなり、そのタガを外した結果が、今日の深刻な事態である。国民の暮らしの困窮、税収低下による国の財政悪化、それを改善するための政策がひとつも出てこないことが国民の不幸だ。

 だからみんなの党がアジェンダと気取ったところで、カレー屋にしか聞こえない。もっとまじめにやれよ!
 

 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三宅議員けがで懲罰動議のアホらしさ

2010-05-15 07:12:55 | 政治にモノ申す
 朝刊みて唖然! 民主が三宅雪子議員を突き飛ばした甘利明議員に懲罰動議? 民主の大げさな反応に違和感を覚えた。オイオイである。どっともっどち、あれは不可抗力だろう。

 先日の衆院内閣委員会で強行採決の際、議員が大挙して議長席に詰め寄った。国会では良くある光景だ。たまたま、運悪く、誰かと接触した三宅議員が転倒して怪我をした。翌日、車いすにのった三宅氏、同僚議員背負われて議場の階段をおりる議員の姿をみて、気の毒というより、パフォーマンスにしか見えなかったのは私だけだろうか。

 だいたい、勝手に席を立って、勝手にぶつかって、転んでけがをしたからといって、ぶつかった相手に懲罰動議、それはないだろう。仮に突き飛ばされたって文句が言えない場面ではないのか。国会内で乱闘は、いわばプロ野球の乱闘と同じだ。そんな自業自得のパフォーマンスに、いちいち懲罰動議出す、民主の神経の方がどうかしている。

 とんだとばっちりを食った甘利議員があまりにも気の毒だ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする