こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

ぽっちゃん大ピンチ

2020年01月12日 | ぽっち

怖いくらい食いしん坊だったぽっちが

ご飯を残すようになったのが2019年9月頃から。

最初はカリカリだけ。

でも最近は手作り食も残すようになっていた。

 

散歩に連れ出すと時々歩かなくなる。

リードを引っ張ればしぶしぶついてくるので

抱っこをせがむぽっちのわがままだと思っていた。

 

たまに歯みがきをするのだけど、

舌や歯茎が白いな~と思うことが最近は多かった。

 

年間を通してちょこちょこ下痢になるぽっち。

今回は長引いており、薬もあまり効かないため

『何でかなぁ…』と不思議だったが、今思えば

今回の下痢は最初からタール便のような便だった…。

 

ーーーーーーーーー

 

思い返せば色んなところでサインは出ていたのだ。

けれど膵炎やてんかん発作を患っている小粒の体調にばかり気がいき、

『まだ若いし健康だ!!』と思い込んでいた

ぽっちの異変に気付くのが遅れてしまった

 

1/10(金)昼、『早めに来院するように』との電話あり、

犬たちを連れて急いで病院へ行った。

 

 

今日はぽっちゃんだけで、小粒は車でお留守番ね。

 

血液検査の結果、ぽっちは酷い貧血らしい。

まだ原因も病名もはっきりしていない段階なので

獣医さんの話も推測の域でだが、

覚えている範囲で書き残したいと思う。

 

 

犬が貧血になる原因として考えられるのは、

● マダニに刺された場合

● ネギやニラなどを食べた場合

● 内臓出血している場合

● 免疫異常の病気の場合

などがあるらしい。

 

卒ワン・あやめが内臓(脾臓)出血を起こしたことがある。

ご家族さまの迅速で的確な対応のおかげで命を救って頂いたが、

手遅れになれば命に係わる病気である。

あやめの入院・手術・退院まで

あやめのその後

 

ぽっちの場合、内臓出血はエコー検査で可能性は低いと判断された。

タール便のような黒い下痢が続いていたのは気になるが、

4日ほど前からは茶色の柔らかめの便になった。

内臓出血していたら、皮膚が内出血したような

青紫色に見えることもあるのだとか。

今後要観察。かな。

 

マダニ被害やネギの誤食も気にはなるが、

思い当たることはない(多分…)。

怖いのは免疫異常の病気の場合だ。

 

【免疫介在性溶血性貧血】のことだと思う。

猫の手さんちのディーちゃんや近所のアンナちゃんも

この病気で苦しんだので名前は知っていた。

免疫異常で赤血球を壊してしまう病気で、

治療はもちろん輸血も必要になるかも?とのことだった。

 

犬の輸血用血液製剤は製造されておらず、

『輸血を頼める犬を探しておいて下さい』と。

小粒がいるじゃない!!と思ったが、

『できれば5歳以下で薬を常用していない健康な犬』が理想的で、

最悪誰もいない場合は小粒ちゃんに…とのことだった。

ん~~、いざって時は同じ病院を利用している

卒わん・ちーに頼もうか。。。

 

とにかく、原因を特定しないことには治療を進められない。

より精度の高い血液検査をしてもらうことになった。

この日は注射3本(ステロイド、抗生剤、血栓防止剤)を接種し、

飲み薬3種類、1/11~1/15までの5日分が出た。

プレドニン(ステロイド)

プラビックス(血栓防止薬)

ガスター(胃薬)

の3種類で、もし飲ませることが出来なかったら

注射に連れて行くことになっている。

ステロイドの効果か食欲が出てきたので

1/11、1/12は薬もきちんと飲ませることが出来た。

正直、ステロイドは怖いという印象が強いが

そうは言ってられない状況になってしまった

 

注意点としては、血小板も少ないので

出血するようなケガはさせないように、とのこと。

 

散歩は今まで通り小粒と一緒に連れて行くとしても

だるそうにしたら抱っこかな。

ぽっちゃん専用スリングを作らなきゃだ。

 

迷子犬だったぽっちが家族に加わって4年弱。

ぽっちゃんとはこの先まだ10年は一緒に居るつもりなんだから。

絶対に乗り切るよ!!!

頑張ろう


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