こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

3年8カ月29日

2020年02月03日 | ぽっち

なかなか更新できずにすみません。

 

もう大丈夫。。。

と思うのですが、いざぽっちのこと書こうとすると

冷静ではいられず、現実から逃げてばかりいました。

ぽっちが天使になってしまってから17日経ちますが、

むしろ時間とともにじわじわ巨大化しています。

言い表せない空虚感と一生消えないであろう後悔。

もう折り返しは過ぎた人生だけど、

これほどまでに後悔したことはなかった…。

 

楽しい思い出が山ほどあるのに、思い出すのは

いつも最後の酸素室です。

立ち上がり、しっぽを何度も振ってくれたぽっち。

『やっとおうちに帰れる!!!』

パパとママが迎えに来たと思ったのでしょう。

期待いっぱいのキラッキラなお目目。

なんであの時連れて帰ってあげなかったのか。

もう、、、考えると止まらなくなる。。。

 

ぽっちと過ごしたのはたったの3年8ヵ月29日でした。

おっさん二人組に突然連れて来られた2016年4月19日。

ちょうど義両親の介護がどんどん過酷になっていく中で

我々夫婦の間もぎくしゃくし始めていた頃です。

しつけとは無縁、やりたい放題の迷子犬に

「なんだか大変なコを引き受けちゃったな~~

…と悩んだのは最初だけ。

この迷子犬が持つたくさんの魅力に

私たちはあっという間に夢中になりました。

おっさんありがとう!です。

パパっ子ぽっちのおかげで小粒父がよく笑うようになり、

それがとても嬉しかったのを今でも覚えています。

義母が施設に入所し介護が少し楽になったからって

ぽっち、まだまだ君の力は必要なのに・・・・・

 

ぽっちにはたくさんのお花、メール、

お手紙、電話を頂戴しました。

また我々にも温かなお言葉を頂き、ありがとうございます。

心より感謝申し上げます。

ぽっちはわが町でも大人気でした。

子供からお年寄りまで、すれ違う人みなが足をとめて

ぽっちを撫ででくれました。

『ぽっちは小粒家に来て幸せだったね』と言って下さるけれど、

いえいえ私たちの方が何倍も幸せにしてもらいました。

どんな形でもいいから。

葉っぱでも虫でも風でも光でも何でもいいから。

もう一度私たちの前に現れて欲しい。

その時には「ありがとう」と「大好きだよ」を

しつこいくらい伝えてあげたい。

ぽっち。

ぽっちゃん。

ぽちお。

名前もいーっぱい呼んであげたい。

ぽっちゃん、会いたいよぉ。

 

1月19日、ぽっちはお骨になって戻ってきました。

頂いたお花に囲まれ、私たちのすぐそばにいます。

写真は、可愛くてぽっちらしいものを選びました。

時々猫たちがぽっちのお水やご飯をつまみ食いしているけれど、

ワイワイ賑やかな場が好きなぽっちには

この方が楽しくていいよね?だめ?

ぽっちゃんのため、とても素敵な絵を描いて下さったじのりんさん。

本当にありがとうございました。

この小粒&ぽっちの絵については次回触れたいと思います。


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