こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

ぽっちの最後

2020年01月18日 | ぽっち

ぽっちに温かいメッセージやお花を寄せて下さり

ありがとうございます。

メッセージは印刷して、お花と共に棺に入れて

ぽっちに持って行ってもらおうと思います。

1/19(日)夕方、自宅前で火葬してもらうことになりました。

 

 

『小粒家に来てぽっちは幸せだったね』

そう言って下さる方も多いのですが、

他のお家ならもっと長生き出来たのではないか。

なんでこんなに早く逝かせてしまったのか、

考えても考えても出てくるのは自責の念ばかり。

 

 

ぽっちゃん、ごめんね。

ぽっち、本当に本当にごめん。

なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろう。

もっとたくさん愛情かけてあげればよかった。

美味しい物をもっともっと食べさせてあげたかった。

君が来てくれてすごく幸せだよって

いっぱい伝えてあげればよかった。

 

 

ぽっちの方が何倍も苦しかったはずなのに

耐え難い悲しみと喪失感に襲われ苦しくて仕方ない。

動くはずのないぽっちに向かって叫びたくなります。

「寝てないで早く起きなさいよ!!!」

ぽっち。ママね、今日誕生日なんだ。

一生忘れられない1月18日になってしまった。

 

 

2016年4月19日、我が家に突然現れたちっこい天使は

たくさんのオシッコ跡と数えきれない思い出を残し、

2020年1月17日私たちの手から去ってしまいました。

番犬気質で一日に何度も吠えていたぽっちのいない部屋は

静かすぎて違和感しかありません。

ぽっち相手に笑い声をあげることが多かった小粒父。

ぽっちを溺愛していたのでダメージは非常に大きく、

昨日は『何も考えたくない…』とひと言だけ言って

ベッドにこもってしまいました。

体調を崩してからも大好きな小粒父の前では元気いっぱいで、

愛嬌たっぷりのおとぼけ君だっただけに

小粒父も『まさか…』という思いが強く、

現実を受け入れられないでいます。

 

 

結局、貧血の原因は分かりませんでした。

1/7の血液検査で酷い貧血と診断され、

1/10の再検査でさらに貧血が進んでおり、

1/11~1/15までステロイド投薬治療。

1/16の再々検査でますます貧血が進んでいたので

そのまま酸素室に入院となりました。

進む貧血を止めないことにはどうにもならないので

獣医さんも必死で検査をしてくれたのですが、

エコー検査(内臓出血)は毎回異常なし、

心配していた【免疫介在性溶血性貧血】も陰性でした。

貧血を止めるために投与したステロイドで

副作用(血栓)が出てしまったらしく、

肺に水がたまり利尿剤にて応急処置。

そんな中でも進む貧血と体力の消耗等で

入院翌日の1/17、早朝5時に電話がありました。

『危ない状態です、今から病院に来れますか?』

小粒を連れ、小粒父と車を飛ばして駆け付けました。

 

 

1/17、5時半到着。

酸素室のぽっちは私たちを見つけ立ち上がったのです。

そして、しっぽを何度も振ってくれました!!

目も真ん丸でキラッキラしていました。

もう会えないかも…と覚悟していただけに

ぽっちを見た時の嬉しかったことと言ったら…。

今でも目に焼き付いてはなれません。

さっきまで心音が弱かったそうですが、

私たちが駆け付けたときは持ち直していました。

獣医さんもこのまま少しでも回復してくれれば

今日輸血をしましょうと。

(輸血を申し出て下さったふうちゃんママ、

本当にありがとうございました)

 

『危ない状態には変わらないけれど、

もしかしたら輸血までいけるかもしれません。

レンタル酸素室があるので連れて帰ることも可能です。

急変したらすぐに連れて来てもらうことになりますが』

悩みました。

もう助からないと言われれば迷わず連れ帰りました。

でも輸血までいけば助かる可能性がある。

本当に悩みましたが、元気そうなぽっちの姿を信じて

いったん帰ることにしました。

そして9時の開院時間に合わせ、また来ることにしたのです。

 

 

6時半ごろ帰宅。

朝食を済ませ、小粒父を会社へ送り出したあと

小粒の朝ご飯と病院へ行く準備をしていた時。

電話が鳴りました。

『さっき確認した時にはもう息がありませんでした』

 

 

息が止まったのは7時半頃とのことでした。

私たちが病院を出て2時間も経っていません。

あのまま酸素室の前で待たせてもらうことも考えたのに、

どうしてそうしなかったんだろう。

悔やんでも悔やんでも悔やみきれない。

ぽっちは残りわずかな最後の力を振り絞って

真ん丸お目目で私たちにしっぽを振ってくれたのでした。

 

 

どこをどう切り取っても後悔しかありません。

ハプニングいっぱいだったけど、

人を笑顔にするのが天才的だったぽっち。

ちっこいくせに彼が放つ明るいエネルギーと

幸せオーラは無限大でした。

小粒との関係で苦労したこともありましたが、

楽しくて面白くて本当に幸せな3年9か月でした。

ぽっちゃん、あなたと出会えてパパもママも幸せだったよ。

本当に本当にありがとう。

大好きだったよ。。

 

 

小粒、もうも、玉、姫には後悔のないよう

出来る限りのことをしてあげたいと思います。

特に小粒。

最近また体調が思わしくありません。

一緒にいられる時間に感謝しつつ、

大切に毎日を過ごしたいと思います。

 


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