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「手島郁郎の記録~幕屋の夜明け~」

2008-06-16 18:35:19 | 著者イベント
先日、毛利恒之先生に招待され、『生命の光』創刊60周年記念等別上映会「手島郁郎の記録~幕屋の夜明け~」に行ってまいりました。

手島郁郎の半生を描くドキュメンタリー
 明治・大正・昭和の激動期を、苦悩しつつも日本の救いのために生き抜いたキリスト者で、『生命の光』誌の創刊者・手島郁郎の半生を描く。
 大東亜戦争中、釜山で事業家として成功をおさめた手島だが、敗戦後に日本に帰り、祖国の経済の立て直しに全力を注ぐ。しかし、ある出来事を通して阿蘇の山中で神に出会い、事業を捨て、独立伝道者としての生涯を歩み出すことになる。

脚本・演出の毛利先生は、北に「内村鑑三」あれば、南に「手島郁郎」ありとおっしゃっています。
上映にあたり、ナレーションをされた俳優の加藤剛氏が挨拶に立ち、手島郁郎が独立伝道師して生き抜いた生涯を熱く語られました。
記録映画であるため、当時の写真や手島郁郎の長男や孫の語りで構成されています。当時の幕屋(熊本)などを中心に「生命の光」、「聖霊の愛」を発行していき、「原始福音」の活動を、協会・無協会から批判を受けながら、試練に耐えて活動を続けていく…。

この映画の中で、特に「聖霊にうたれる」体験のシーンが印象的でした。最初は数人のお弟子さんしかいないが、最後には数百のお弟子さんが会場狭しと、お祈りしている様子が画面いっぱい映し出されます。その激しい祈りの強さ自体が「原始福音」なのだと思いながら、感動の涙が止まりませんでした。

今後、毛利先生は宗教家「手島郁郎」としてではなく、映画化も連動したヒューマンドキュメント「手島郁郎」を書き上げる構想をお持ちだそうです。

私はこの感動をより多くの方たちと共有できることを願って止みません。

(タイタン)