電子書籍プロジェクト,はじめました!

電子書籍の出版にトライしている,ある印刷会社のブログです

ハーモニーキッチンが発売になりました!

2006-03-30 21:58:31 | Weblog
皆さん,待望の安井レイコのハーモニーキッチンが発売になりました!

http://www.papy.co.jp/act/books/1-29986/ で購入できます。

マックの方,残念ですが,ご覧になれませんが,
もうすぐ出る携帯版でぜひご購入下さい。

無料サンプルもありますので,ぜひご覧になってください。


シンポジウム「気候変動/地球温暖化に対処するための税体系を考える」に参加してきました!

2006-03-29 20:23:40 | Weblog
今まで環境を「税」という枠組みで考える習慣はなかったので,
パネリストの皆さんの主張はどれもとても新鮮でとても勉強になりました。

はじめに、炭素税研究会/気候ネットワーク常任運営委員の畑 直之の報告的な講演があったあと,パネルディスカッションが行われました。

写真は上の左から,
司会の植田和弘氏(京都大学教授)
パネリストは,
足立治郎氏(炭素税研究会/「環境・持続社会」研究センター事務局長)
柿本寿明氏(経済同友会「環境税を考えるプロジェクト・チーム」委員長/日本総合研究所シニアフェロー),
下の左から
永里善彦氏(株式会社旭リサーチセンター代表取締役社長)
糟谷俊秀氏(経済産業省環境政策課長)
一番右は鎌形浩史氏(環境省環境経済課長)です。


まず,ひとり10分づつ時間が与えられて,それぞれの主張が展開されました。

まず環境省の鎌形氏。
環境省はまず,京都議定書の約束をどう果たしていくかを第一で考えているようでした。
つまり,今の税の体系をいじらずに環境税を新たに導入する増税型と言えます。

経済産業省の糟谷さんは,今のままで何もいじらない派。
すでに産業界は自助努力で一生懸命やっているのだから,環境税で経済界に負担をかけるのは疑問という主張を展開し、
環境税なんてとんでもないという立場です。

永里さんも同じ立場。
環境税はすでに石炭石油に課税するエネルギー税があるじゃないか。
もう導入されているので,新たに必要ないという立場です。

僕が驚いたのは経済同友会の柿本さんの話。
経済界は絶対環境税導入に反対だと思ったのですが,なんと,もし環境税を導入するとすれば税体系はどうしたらいいのかを真摯に議論して資料をまとめましたのです。
つまり,環境税を導入するのであるなら,税体系全体を見直そうという立場です。

今、国の特別会計が課税と使途で問題になっています。
非常に不透明な部分も多く、いろいろな疑惑を呼んでいることも事実です。
それでなら、いっそのこと、環境税導入をてこに税の体系全体を変革しましょうという画期的な案です。
経済同友会よくやったという感じです。

この考え方は,「環境・持続社会」研究センター事務局長の足立さんと非常に近い考え方です。

ただ,足立さんはあくまで税制中立(環境税は一般会計に組み入れる)で増税は考えていないのですが,柿本さんの案は増税を否定していないのです。

この辺は税負担への影響もあるので大いに議論が必要でしょうね。でも、いつまでも議論している場合でもありません。
地球温暖化への対応は緊急の課題です。

それは、足立治郎氏の「炭素税を早期に導入しないと間に合わない!」という熱い思いに顕著に顕れていました。

講演の後,足立氏と名刺交換をし,本日のお礼を言って,今後の再会を約束しました。

(まぐまん)

PC版の「ハーモニーキッチン」を納品しました!

2006-03-27 13:36:10 | Weblog
27日(月)に電子書店のパピレスさんに PC版のデータを納品しました。
納品といってもメールで送るだけですから、便利ですね!

携帯版は画像があると重くなりますので、テキストのみになりますが、本文とレシピの関連をどうつけるかについてまだ決めかねていますので、携帯版の発売はまだ少しあとになります。

とにかく第1弾を出し終えてホットしています。