電子書籍プロジェクト,はじめました!

電子書籍の出版にトライしている,ある印刷会社のブログです

2006年新春フォーラムに行ってきました!

2006-01-29 02:25:49 | Weblog
1月27日(金)の夕方,表参道の「ココデシカ クオレ」で行われた2006年新春フォーラム(ルネッサンスアイズの松尾さん主催)に行ってきました。

講師は佐藤伝,葉山昌一,勝本昌希の3人でした。
皆さん,持ち時間30分と短かかったですが,キラッと光る言葉をそれぞれ頂きました。

和服を着た佐藤さんからは, 習慣は変えられない。
新しい習慣を付け加えるしかないという話がありました。
小さな冒険,たとえば,和服を着るとか,朝起きるときに,正座をして,さあ起きるぞと気構えをつくるのもいいとのことでした。

これは使える!
私も朝起きたときに正座をしようと思います。

次の葉山さんとは,松尾さんの紹介で,たびたびお会いしている旧知の仲ですが,講演を聞くのは,初めてでした。
いくつか面白い話をいただきました。
・ けんかをしているときには,何を食べても美味しくないそうです。
だ液がでないので,味らいが閉じちゃうからとのこと。
・ まずいものをおいしくしく変えるこつは,食べる前に「おいしいそう」と口に出して言い,食べているときに「おいしい」,食べ終わって「おいしかった」と言うと,本当においしくなるそうです。
・ 買ってきた惣菜をビニルの入れもののままで食べるより,瀬戸物など,地球のものでできた食器に載せかえると,それだけでおいしくなるそうです。
地球上の物質はすべて振動しており,瀬戸物などに載せかえると,振動の木目が揃うこと。
・ 調理場でけんかが起こると,包丁が切れなくなったり,腐りやすいものの足がさらに早くなったりするそうです。
けんかの空気をウエイターが客に持っていくと,どんな料理もまずくなるそうです。

30分間たっぷりストレッチ体操の指導をしてくれた(お陰で今日起きた後,背中が痛かった!)勝本昌希さんは,高木ブ-さんや中本工事などをはじめ,芸能人のストレッチ体操を指導しているそうですが,矢沢栄吉さんの素晴らしい話をしてくれました。

勝本さんがこれ以上ないというくらい落ち込んでいたときに,矢沢さんから電話がかかってきたそうです。仕事の話です。
「どうしたの,いつもと違うよ」と矢沢さん。
声の調子で,彼女が落ち込んでいたことを悟れてしまったそうです。

「矢沢さん,私もこれ以上落ち込むことはないでしょうから,なんとかばんがります」

「昌希ちゃん,こんなときに言うのはなんだけど,それは違うよ。人生って,道路みたいなもので,走っている道路には信号がある。青信号のときには,進めばいいし,赤信号のときは止まればいい。君は今,赤信号なんだよ。だから,止まっているんだ。いずれ信号が変わって青になる。青になったら進めばいい。でも,また赤信号がやってくる。そう思えば,黄色になったりしたときに注意すればいいんだ。人生はその繰り返しだけど,赤信号に間に合うように心の準備をしておけば,次に来る赤信号のときにとても楽になれるんだよ!」

勝本はその言葉を聞いて,ずいぶん気が楽になったそうです。

すばらしい!矢沢栄吉さん!
エネルギッシュな永ちゃんの秘密をちょっと覗いたような気がしました。

■ 2006年新春フォーラム
http://mandalanikki.com/event.htm

(マグマン 2006.1.29)

RSSリーダーってすごい便利ですね!

2006-01-28 20:31:27 | Weblog
皆さん,RSSリーダーってご存知ですか?

これってすごく便利ですよ!
絶対使わない手はないです。


たとえば,My yahooで,RSSリーダーが使えます。

このRSSリーダーで自分の好きなブログを登録しておくと,そのブログが更新されるたびに,最新のURLとタイトルがそのブログの一番上に表示されます。

もちろん,クリックするとその記事に飛んで行きます。
ブログは50まで登録できます。
HPによっては,RSSリーダーに登録できないものもありますが,ブログだったら,ほぼOKです。

ほかにgooブログもRSSリーダーが使えますが,使い方が今いち分かりません。
分かる人,どなたか教えてください。

参考URL:
◎My Yahoo!
http://my.yahoo.co.jp/

(マグマン 2006.1.28)

CGMって聞いたこと,ありますか?

2006-01-27 01:20:47 | Weblog
皆さん,CGMって聞いたこと,ありますか?
CGM…。

それはね(得意そうに…),Consumer Generated Media(コンシューマジェネレイティッドメディア)って用語のイニシャルです。

「コンシューマジェネレイティッドメディアってなんのこっちゃ?!」って声が聞こえてきそうですが,とても大事なことなんですって,特に最近は。

今まで情報にアクセスするのは,テレビとか新聞,ラジオなどのメディアが中心でしたよね?
言ってみれば,マスコミなんかのメディアは,情報を独占していて,自分達で好きに選んだ情報を,僕らのような一般大衆に一方的に垂れ流してきたと言うのがこれまでだったと思うんです(これは明らかにだれかの受け売りです)。

でも,最近は,MIXIなどのSNSでも,ブログでも,自分の場所を持ち,自分で選んだ情報を自分でアレンジして発信している方って多いですよね。
このような方をCGM(Consumer Generated Media)って呼ぶんですって!

「だからどうした?」って。

いやいや,これは実は大変なことなんです(これも明らかにだれかの受け売りです)。

ちょっと話の方向を変えましょう。
ゴーン革命,V字革命で有名な日産は,広告費の20%をWeb広告に振り分けることにしたそうです。日産の年間の広告費って,確か1000億円にのぼると思います。その20%ですから,200億円をWeb広告に振り分けることになると思います。
では,その広告費を使って何をするのか?

たとえば,全車種にブログをつけるんですって!

今,日産のHPを見ると,まだ一部の車種しかブログはありません。きっとまだトライアルなんでしょう(http://www.nissan.co.jp/NEWS/BLOG/)。

全車種にブログをつけて何をねらっているのか…。

実は,そのブログに集まってくるCGMなんです。
車に詳しくて,自分で情報にアクセスして,自分で情報を発信するCGMを探しているんですって!

ね?
大企業も無視できなくなったCGM。
ブログをやっている人の力がいかに大きいか分かりますね!

(マグマン 2006.1.27)



著者探しが始まりました!

2006-01-27 00:30:52 | Weblog
さて,電子書籍プロジェクトを始めたのは始めたのですが,
著者がいない!
どうしよ?!

ということで,著者探しが始まりました!

どこに行ったらいいのかなぁ~

そう,渋谷に行っても新宿に行っても,見つかりません。
どうしたか?

そうMIXIに入ったのです。
(ン?つまらない。あたり前!?)

そう言わないで,読み続けてください。
ここからドラマが始まるんですから…。

MIXIのコミュニティーってありますよね?
あれっていろいろなジャンルがあって,面白いですよね。
(沈黙…かぁ)

ちょっと待って,まだ続きがあるんだから。
僕ももう年だし,年齢も年齢なんで,健康には気を使っているつもりなんです。
それで,オーガニック系のコミュニティーに入り,隅っこでじーっと様子を観ていたのですが,そのコミュニティーでラッキーなことにオフ会が開催されることになったのです。僕はすぐ「行きまース」って手を上げたんです。

オフ会って,分かりますよね?
老婆心ながら,説明しちゃうと(年寄り臭いね!),インターネットをやっているパソコンの電源をオフして,実際にフェイストゥ-フェイスで会って,懇談しましょうという会のことです。
場所は東京,恵比寿のフランス料理のお店。
そこでオーガニック的な特別料理を特別価格で開催したのです。参加人数は約20人。
そこで,同じテーブルについたのが,幸か不幸か,今回,電子書籍を我が社から出してくれることになった方なんです。(えらい!)

それでは,今回,我が社から電子書籍を出版する,著者の方のプロフィールをご紹介します。
名前はまだ明かせません(謎が多い方が楽しいでしょう?)。
3人のお子さんをもつ主婦ライターとして、雑誌・テレビなど色々なメディアに登場しているから,それだけで分かる人もいるかもしれませんね。

彼女は出産を期に料理研究家としての活動をはじめました。メールマガジンでレシピとエッセイを毎日配信もしています。すごいですね!ホント毎日です。大変なことです。
今回出版する電子書籍では,好きな料理を教えるだけの、ただの主婦だった筆者が、どんなきっかけで料理講師から料理研究家へ転換して,エッセイストになっていったのかとか。
3人の子どもとのドタバタした生活ぶりが紹介されたり,食にまつわるちょっとした,ブログ風のエッセイがカラフルなイラストとともに展開したりとか,きっとあなたも引き込まれて一気に読んでしまうかも。
「子育てって、楽しいよ」「仕事と家庭は両立できるよ」という暖かい女性へのメッセージが伝わってきます。
御期待下さい!

(マグマン 2006.1.26)

私たちが電子書籍プロジェクトを始めた理由

2006-01-24 10:06:15 | Weblog

皆さん,はじめまして。
ブログの投稿の第1弾です。 

なぜ私たちが電子書籍のプロジェクトをはじめたと思います?
変だと思いませんか?

私たちの会社は印刷会社です。
印刷会社は紙に刷ってナンボの世界です。
それが紙に刷ることのない,電子書籍を発行するって,どういうこと?って,思いませんか?

マーケットを見てみましょう。電子書籍のマーケットです。
実は,このところ,電子書籍の市場は倍々ゲームで拡大しつつあるんです。
2002年度で10億円程度だった市場が2003年で18億円,2004年には約30億円,そして2008年度には220億円まで伸びるといった予想もあるほどです。
すごい伸びでしょう?

去年,行われた国際ブックフェアでも,電子書籍は大きな注目を浴びていました。
間違いなくこれからのトレンドになっていくでしょう。
もうすでに,紙媒体の出版も,電子書籍の発売と同時に行っている出版社もあるほどです。

もうひとつの要因は環境問題の側面です。

今,一日に何冊ぐらい本が廃棄されていると思います?
なんと50万冊です!
すごい量でしょう?
その中には,書店に運ばれるだけで店頭に並ぶこともなく,そのまま廃棄される本もあるそうです。
ケニアのワンガリ・マータイさんじゃないけど,「もったいない!」ですよね!

このままの調子で紙を使い続けるとどうなるでしょう?
日本だけの話では終わりませんから,世界中から紙がなくなる日も遠いとは言い切れないのです。
昔,遣唐使になった空海が命がけでお経という書物を手に入れたように,書籍自体がとても貴重なものになる時代だってないとは言えません。

そうなったら,印刷会社はどうなるでしょう?
出版社だって,ウカウカできないですよね?
電子書籍はその答えの一つです。
マーケットも増えているし,上司に対して企画も立てやすいですよね?

もう一つ言えるのは,電子書籍では,出版社も印刷会社も,新規参入の会社もヨーイドンの横一線だってこと。
どういうことかっていうと,流通も必要ないから,誰もが版元(出版する会社)になれるんです。

そのメリットはとても大きいんです。
著者にとってのメリットは,書籍としてすぐ出せるから,印税が発生する体制がただちに取れる。
自分の主張を出す機会喪失のデメリットを補うことができる。

電子書籍の版元のメリットとしては,
初期投資がほとんどかからない。
売れれば売れるほど純利が発生する。

ということで,これはやらない手はない!
ということで,このプロジェクトを立ち上げました。

皆さん,これからどうなっていくやら,まったく初めてのプロジェクトに取り組む我々のきっとどたばたするでしょう姿をぜひ見てやってください!
よろしく!

(マグマン 2006.1.24)


化粧占い!

2006-01-20 13:53:20 | Weblog
「化粧占い」という本が出ました。



著者は廣瀬雄治先生


企画はうちのスタッフで、イラストも手がけました。

版元はKKロングセラーズ
この本で初めてわが社と取引ができました。
しかも、企画編集部としてはじめて企画から関わった本です。

先日、電子書籍の検討会議で、ブロガー(ブログを頻繁に書く人)の女性たちに見せたところ、なんと引っ張りだこ!

それで、「この本を大々的に売り出して、ミリオンセラーにするために、口コミマーケティングを展開したい」との旨、版元のKKロングセラーズに申し上げたところ、「ぜひお願いします!」ということで、50冊寄贈されました。

そのような口コミ戦略にご協力いただける方を募集します。

「化粧占い」の内容は以下の通りです。
【本の内容】
廣瀬氏は、北海道で活躍するメイクアップアーティストであり、またカウンセラーでもあります。
北海道ではTV、ラジオで番組を持っていて、さらに全国各地で講演活動も行うというマルチ人間。
「化粧占い」は、生年月日から自分のキャラクター(クレオパトラ・楊貴妃・小野小町など)と自分の色(守護カラー)を確認し、基本的な性格やバイオリズムなどを知ることができます。
また、守護カラーとチャレンジカラー(恋愛運・金運・仕事運)を使った化粧(スペクトルメイク)を行うことによって、色のパワーで恋愛運・金運・仕事運を高めていくこともできるという、他に例をみない、素晴らしい占いの本です。

なお、「化粧占い」の本の紹介は、アマゾンでは
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845407620/qid=1139363340/sr=1-3/ref=sr_1_8_3/250-6563671-0120210


キヨズキッチン

2006-01-16 22:35:49 | Weblog
麻布十番のアンチエージングレストランの「キヨズキッチン」ってご存知ですか?

「僕は20世紀の三大デマは,
1.米を食べると太る。
2.牛乳は完全食品だ。
3.塩を採ると高血圧になる
だと思っています。」

とはじまるのは,オーナーシェフの南 清貴(みなみきよたか)さんが書いた「シンプルごはんの思想」です。

『言っておきますが,高血圧の原因は塩ではありません。牛乳の栄養分は大多数の日本人には吸収できません。米を食べても太りません,絶対に。ですから安心してご飯を食べて下さい。』

南さんは俳優でもあり,プロの整体師でもあります。
95年からレストラン経営に乗り出しました。

『ひと昔前には,太っている赤ちゃんを「健康優良児」とか言っていた時代もあるくらいで,太っている状態は栄養が満ち足りているのだという錯角をしていましたが,最新の栄養学では違います。肥満はバランスを欠いたある種の栄養失調なのです。』

本には今までの常識を打ち破るような刺激的な記述が並びます。

牛乳も人間のからだが分解できないので,栄養素にならないそうです。それどころか,アレルギーの原因になったりするそうです。
「カルシウムが欲しければ野菜とか,海藻をたっぷり食べるべきです」

コンビニ弁当も槍玉にあげられます。
「コンビニで売られている食品のほとんどは,コストを落とすために外国から調達してきた質の悪いもので構成されているし,味付けはすべて化学調味料だし,保存料・着色料・食品添加物などかなり危険と言わざるを得ない物質も大量に使われています。たとえば,コンビニで売られているご飯を炊くときの水にも保存料や防腐剤として多量の薬液が使われているし,店頭に並ぶときにはあらためて,別の消毒液を散布します」

これでは,二度とコンビニ弁当は食べられなくなります。
それでは,肝心のキヨズキッチンではどんな料理を出すのか?

キヨズキッチンでは揚げ物がありません。
なぜか?

揚げ物はお店にとって非常に便利な一品だそうです。
素材に衣をつけて揚げるだけですから技術は要りません。
単価の割には見栄えよくできます。
でも,南さんが一番気になるのは,油の質の問題です。
熱せられた油は酸化して,からだの中の細胞膜を傷つけます。
質の悪い油は摂らない方がよいし,質のよい油で揚げ物をつくるには単価がアップしてしまいます。

「家族に食べさせたくないものは出さない」
それが南さんの結論でした。

これは大変な決断です。
普通,レストランに求められるのは,サービスであったり,雰囲気であったり,早いとか安いとか美味しいとかです。それを「家族に食べさせたくないものは出さない」というコンセプトを第一にすると,営業的にはかなり勇気が要ったと思います。

『よく聞く話に「自分の働いている店のものは家族に食べて欲しくない」というのがあります。僕が目指したのは,まったく逆。「キヨズ」で出しているような食事の内容を全スタッフが自宅でも実践し,その家族たちも折があれば「キヨズ」に食事に来てほしいことです。』

すごいですね!これには参りました!
降参です。食べにいくますよと言った感じになりますね。

ぜひ皆さんもいらしてください。

(写真は,キヨズキッチンの前でポーズをとっている,マイミクのちえ。ちゃんです。
今,マイ箸グルメマップ東京版を一緒に企画をしてくれています。)

(まぐまん 2006.2.11)