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師匠のゲーム日記

師匠が語るマイナーゲーム評価ブログ
どんどん自作ゲームも公開していく予定!

ドラゴンクエストシリーズ徹底調査!!

2006年10月28日 | ゲームレビュー
「あなたはファイナルファンタジー派?」
「それともドラゴンクエスト派?」

よく聞かれる質問ですねーーー、師匠は即答!

「ドラクエ!!」


というわけで、ドラゴンクエストことドラクエ徹底調査!!

今までにドラクエシリーズ(ファミコン版は除く)をプレイしてきた師匠。

マイナーゲームをレビューするのが主ですが、いまでもドラクエ4や5が未体験の友人が多数。

「これはもったいないって!」


というわけで、師匠がやったシリーズのプレイの感想などを書いていきます。


まずドラゴンクエスト1・2(SFC版)!!

1の特徴としては…

仲間がいない!
全クリまで一人旅!!
モンスター達も一人旅!!!
モンスターは1匹ずつしか出てこない。
なので、毎回タイマンで戦う。
さらにとんでもないのは、覚える最強攻撃魔法もベギラマ止まり。
ドラクエの原点は、意外に地味であった…

見どころはローラ姫をドラゴンから救った後!
勇者の後ろに姫がついてきて、ラダトーム城まで送らないといけない。

寄り道して、宿屋へ直行。

そして一泊……


…朝になって、宿屋の店主から一言。


「昨日の夜はお楽しみでしたね」



おいおいおいーーー!!
なにやったんすか勇者ーー!



1は地味ながら、暇つぶしに楽しめるレベル。


続いてドラゴンクエスト2!

3人パーティとなり、バトルも1よりかなりのボリュームアップ!

攻撃しかできないが、パワフルなローレシアの王子。
中途半端な攻撃と、魔法が使えるサマルトリアの王子。
魔法が超強い、ムーンブルクの王女。

この個性あふれる3人で旅をしていく。

師匠の感想としては、2はあまり好きではないです。
まず、戦闘が厳しい!
モンスターが強い!
そして物価が高い!
武器もなかなか買えん…

見どころは、1の舞台だった島がさりげなくあること。
そして、前作のラスボス、竜王が玉座に……

もう1つ。
サマルトリアの王子が呪いで倒れ、一時期パーティから抜けること。
今では仲間が外れるのはよくありますが、当時ではすごかったんでは……

まあ、1から比べれば、おもしろくパワーアップしてると思います!

現段階の評価
2>1



ドラゴンクエスト3!!(SFC・GB)

特徴!

まず4人パーティになった!
主人公が男勇者か女勇者かが選べる!

そして、シリーズ初の職業が出てきました。
(戦士、武道家、僧侶、魔法使い、盗賊、商人、遊び人、賢者)
盗賊はSFC版から出てきたようです。


さらに自由に名前をつけて、どんどん自分のオリジナルキャラクターを作れる!

私の友人は、友達の名前をつけてプレイしていたり…

「なあなあ、昨日、お前しびれくらげで死んだぜ」(知らんがな)


また、とある友人は全員、好きな女の名前で、主人公は自分の名前。

「極楽ハーレムだーーー!!」(勇者かよ、お前…)


自分のキャラが作れるのは良いですねー。

しかし、その反面で仲間同士で会話などのイベントは一切無し。
魔王を倒しに行くというストーリーを満喫するのみです。


見どころとして、まず魔王バラモスがラスボスと思いきや、更なる大魔王ゾーマの出現。
ゾーマがいる世界がドラクエ1の世界。すなわち、1でも2でも冒険した世界が3でも!

そのまた、さらに隠し。倒すと願いをかなえてくれる神龍。
(GB版では、そのまたさらに隠しがあり、カンダタなどが雑魚として現れる!そして更なる隠しボスが…!?)


ほかの見どころは、スゴロク場などのおもしろ場所が用意されていたり…
職業が変更できるダーマ神殿。(変更すると、レベルが1に…)
元祖カジノ的なモンスター闘技場。モンスター同士の戦いにお金を掛ける!
各地にある小さなメダルを集めたり…
また、仲間の編成は自由なので、一人旅で無茶したり…
(バラモスを1人で倒すと、バスタードソードがもらえる!)
また、キャラにも性格があり、主人公勇者の性格を決める性格診断がやたらとおもしろかったり…
(自分が化け物になっていて町の人を焼いてしまったり、焼かずに町を去ったり。他にも多くのシチュエーション)
モンスターメダルという、コレクション的なヤリコミ要素(GB版のみ)


そして、戦闘の曲が本気でかっこいい!!
1と2に比べると、恐ろしい進化!

ドラクエシリーズで、師匠は3が一番全クリしたかもしれないです。



話は変わるが、友人とはSFC版のオープニングで話が盛り上がった。
勇者の父親であるオルテガが、魔物と火山の火口に落ちるシーン。


「えっ、バラモスと火山に落ちたんじゃねえのかよ!」
「あの魔物、見た目からするとバルログがサタンパピーだろ!!」
「バカでー!!!」


「しかも、オルテガの装備が布の服とバトルアックスだけっぽくね?」
「そういや、立ち寄った村の子供にカブトあげてたじゃん!!!!」
「もっとバカでー!!魔王倒す気あんのかよ!!」


…とまあ、ツッコミどころ満載の、オルテガの旅の模様を追いかけてみてはいかがでしょう。

現段階の評価
3>2>1



ドラゴンクエスト4!!(PS)

とりあえず最初に言っておきます!

「ラスボス、エスタークじゃないから!!!」


まず、ストーリーがオムニバス形式の物語!

1章では王宮の戦士ライアンが主人公の物語!
2章ではおてんば姫アリーナと、その付き人のクリフト、ブライの物語!
3章では、あの伝説の商人トルネコの物語!
4章ではモンバーバラの姉妹、マーニャ、ミネアの物語!

そして5章!ようやく勇者の物語!
勇者は男か女か選べる!
勇者が旅立ち、徐々に仲間に加わっていく1~4章の仲間達!!

師匠の個人的な感想から言わせてもらうと、期待していた仲間との出会いがサッパリしすぎ!
関係ないゲームですが、ワイルドアームズ・アルターコードFもそうでした。
オムニバス形式はおもしろいけど、出会いがなぜかサッパリしすぎです。


ファミコン版では、仲間に命令ができなかった戦闘ですが、今回はできます!
クリフトがザラキばかりすることはありません!

そして仲間が増えたため、馬車のシステム採用!
戦闘中に戦う仲間の入れ替えができ、パーティ全体で戦ってる感がたまりません。



ラスボス戦では、師匠がまったく使わなかったブライがただ1人、馬車に残って生きていた!
ラスボスとタイマンの状況になり、ブライの放ったマヒャドで全クリした、あの名勝負は忘れられませんね。


ぶっちゃけますと、途中のストーリーや町の名前がほとんど思い出せません!
記憶にあまり残ってないです…


ただ、ピサロとロザリーの関係と、そのあたりのストーリーが良かったことは覚えてます!
PS版では、全クリ後にピサロが仲間にできる隠しあり!!
これは、人によっては嫌がる話だったかもしれませんが、これも良かったですね!!
このシナリオを見ると、当然のことながら、ラスボスが変わります!!

これは見どころの1つです。

もう1つは、第5章の勇者の最初の村でのシーン。
勇者を目的に襲って来たモンスターから、勇者をかばうために箱に勇者を閉じ込める。
そしてモシャス(変化の術)をして勇者になり、身代わりになるヒロイン(?)…

うーん!イカスなあ!!
モシャスってそう使うんだ!っと思う瞬間。

これもサイコーのシーンです。

PS版では、他にも移民を集めて自分の町を作ったり…
スロットなど、カジノで遊んだりなどもできます。


そして師匠的に、戦闘の曲がドラクエで一番カッコいい!!


当時、店頭のPS版ドラクエ4のデモを見て…

「スゴっ!!曲がかっけーーー!!!」
やりたさ爆発!

すぐさま発売日に買いに行くものの、買えても、その週はテスト週間。

「うぁーーー、やりてえーーーー!!!」


やっても良い?……ダメ!
箱だけ開けても?……ダメ!!
説明書だけ見て良い?……ダメ!!!


あまりのやりたさに、苦悩し続け、当時の師匠はなぜか泣く!!

そして…

「どっかに隠してくれ……」

と、親に頼み封印。

買ったのに関わらず、やれない…

その反動か!?
その時のテストは、恐ろしいほどの高得点!!


テストが終わった後の、あのドラクエ4は忘れられんなーーー。



現段階の評価
4も良いけど、やっぱり3のほうがやったしね。

3>4>2>1。



ドラクエ8まで書いたところ、10000文字を超えて投稿できず!!

分割して投稿します!!

新桃太郎伝説(SFC)

2006年10月05日 | ゲームレビュー
更新が遅いのに見てくれる人は見てくれるんだなあ、と感謝しつつ、ひさびさの更新!

さて、今回はさらにひさびさなゲームレビュー!

今回、紹介するソフトは……


新桃太郎伝説!!!!


知る人ぞ知る、古き良き和風テイストなRPG!
スーパーファミコンの中で、トップクラスにあると思われるすばらしきRPG!

さて、なぜこのゲームを紹介することになったか?
前々から感じつつも抑えてきましたが、もう我慢なりません!

「桃太郎電鉄が桃太郎シリーズの元祖じゃないから!!」
(電鉄は桃太郎シリーズのキャラ達が出てくる電車のスゴロクゲーム)


これはそろそろ勘弁なりません!
電鉄しか知らないで桃太郎を侮辱しないでくれ!

やってもないのにクソゲーだと、ののしられる桃太郎伝説…

ファミコンやPCエンジンの時代の作品から桃太郎をプレイしてきた師匠にとっては猛烈にショック。

とある日のこと…
電鉄で桃太郎と一緒にナレーターをしている青い髪の女の子を見て。
師匠「あ、夜叉姫だ!なつかしいなあ」
友人「誰だよそいつ?」
師匠「え?この青い髪の女の子、夜叉姫っていうんだよ」
友人「え?知らねー。なんで知ってんの?ま…まさか姫マニア……?」

どんなやねん!

というより、なぜ知らないの!?
今までの経験上、こういう人に限って猛烈に桃太郎伝説の方は、けなしたりする。

最近、よく桃太郎伝説をすすめるのだが、やはりバカにされて終わってしまう。
せめてやってから、その上で批判したりしてほしい。


しめった雰囲気になってしまいましたが、そんなわけで桃太郎伝説がいかにおもしろいのか!
ということを語るため、今回紹介することになったわけです。


さて、いろんな機種で販売されたり移植されたりする桃太郎伝説シリーズ。
どれが最もおもしろいのか!
師匠が出した結論としては

スーパーファミコンの「新桃太郎伝説」!
ズバリこれです!

これは当初、桃太郎伝説2のリニューアル版として製作開始されたようです。
しかしシステム、敵キャラ、シナリオ、全てを「新」にする。
ということで、新桃太郎伝説になったわけです。

なので、初代の桃太郎伝説の6年後が舞台になっているわけですが、まったく問題ありません。
それほど前作との関わりは気にならないでしょう。
新桃太郎伝説は、新桃太郎伝説として、十分楽しめます。


RPG的に言うとドラクエが似ています。
ただ、戦闘中はキャラの絵が表示されていて、どんな動きをしているかがわかったりします。
ゴールドは「両」、レベルは「段」、魔法は「術」、MPは「技」など。和風な表記がいいです。

さて、ストーリーはどんななのか?

桃太郎の目的を本当に簡単に言うと…

前作でこらしめた敵である鬼たちが、再び人間を襲いだした!
こらしめて改心させよう!
鬼族を統率する王を改心させれば解決か!?
そして、さらわれたカグヤ姫を助けよう!

おそらくこれだけです!
これだけ聞くと、クソゲーの香りがしますが、そんなことはありません!
目的がはっきりしない最近のゲームに比べれば、はっきりしている分、素晴らしい!

鬼族の王にまでたどり着く道中、はかりしれないイベントの数々。
鬼族側の視点で語られる敵側の状況。そして鬼族の中での対立。
王の側近であるカルラの怪しげな行動。
1つの村ごとに何かしら絶対盛り上がる大きなイベント。
難解な謎掛け。
ミニゲームの数々。
意外と多いサブイベント。

などなど…

1回全クリしても、再びやってみると見つかったりするイベント。
しかし、攻略本がなきゃ見つからない、というものでもありません。
いかに細部までイベントが散りばめられているかがわかります。


新桃太郎伝説のウリである独特なシステムはというと…

システム面でのポイントその1

表現がやさしい。
決して「殺した」などとは言わず、「こらしめた」「改心させた」
マザーでいう「おとなしくなった」「正気に戻った」
こんな感じです。
残酷な表現が無く、安心します。

システム面でのポイントその2

仲間が豊富!なんと19人!
中盤で、自分の城を手に入れるのですが、そこで仲間の変更が自由に可能。
中でもうれしいのは、前作ラスボス「えんま様」、そしてえんま様の懐刀である「あしゅら」、敵の幹部クラスの「風神」や「雷神」。
道中、桃太郎を苦しめてくるボス達が仲間になる!
さらに桃太郎シリーズおなじみの一部の雑魚敵も、条件を満たせば仲間に!

システム面でのポイントその3

ヴァリアブルメッセージシステム!
入れている仲間と状況によって、ガンガンしゃべる仲間達!
重要な戦闘中や、イベント中、仲間達は自分の考えや気持ちをどんどんしゃべる!
戦闘もイベントも盛り上がる盛り上がる!
感動シーンもたまらない。

システム面でのポイントその4

タクティカル・ウェザーバトル!
戦闘中は背景に天気が表示されている。
そして天気により敵も味方も、コンディションや、術の威力に関わる。
日本晴れの時は多くの仲間が調子が良くなり、毎ターンごとに回復したり…
日照りのときは熱くてダメージ受けたり動けなくなったり…
雨の時は敵であるカエルが強くなったり、ひとだまが小さくなって弱体化したり…
そして船上での時化(嵐)の時は、仲間の風神、雷神がパワーアップ。(イカス!)
雷雨の時は雷電の術が威力2倍!
などなど…

システム面でのポイントその5

仲間の個性的な戦い方!
仲間になるキャラは全員、個性的!
ヌルヌルして物理攻撃を受け付けないキャラがいたり…
ピアノの鍵盤が現れ、3つの和音を選択して、フォルテシモやデュエット攻撃など、何通りもの攻撃ができるキャラや…
風神・雷神、タッグでパーティに入れると合体技を放ったり、術が増えたり…
2回行動ができるキャラや…
全ての行動にお金を請求するキャラや…
普段は寝ているが、起きたら全員に会心の一撃を放つキャラ…
1~攻撃力までのランダムなダメージを与えられるキャラ…
4本のさまざまな効果の包丁を使い分けられ、盗みもできる、あのスリの銀次や…
さらには貧乏神まで仲間になる!段99でキングボンビーになるなどの細かいお遊びも。

システム面でのポイントその6

敵も個性的!
ボスたちもガンガンしゃべる!
桃太郎は鬼達を改心させるのが目的なため、ボスたちのセリフがだんだん良い奴になってきたりする!
心境の変化は、このシステムがあって、本当に上手くできている!必見!
そして特殊な行動(鬼道)をする一風変わった敵達。
仲間で一番体力のないキャラに確実に痛恨の一撃をかます敵や…
3、2、1とカウントしていき、最後には猛烈な攻撃をする敵…
ゲーム機を持っていて、倒してもコンティニューしてよみがえる敵や…
どんな攻撃をしてほしいか、わざわざこちらに選ばせる敵…
今までのボスを味方として呼んでくるとんでもないやつ…
倒すと、こちらの体力や技を全回復してくれるありがたいやつまで。
天気も関係し、本当に個性的な敵達。

システム面でのポイントその7

築城システム!
先ほども言いましたが、物語中盤、自分の城が手に入ります!
そこで仲間の入れ替えはもちろんのこと、増築することができたり改造ができます!
温泉を取り入れてみたり…
今までどの敵をどれだけ倒したとか、だれが一番攻撃力が高いか、敵を何匹倒したか、などなどのさまざまなプレイの詳細がわかる歴史部屋を作ったり…
城が空を飛べるようにしたり…
さらには海にも潜れるようにして…
そして大砲までつけて…(やりすぎだろ、これ!)

システム面でのポイントその8

アクティブウォーキングシステム!
このゲームが出た頃のRPGには全く無かった(今でも無いかも)、仲間が1列に並ばずにバラバラと歩き回るシステム。
特に意味はないのだが、仲間達が1列にならず、勝手にどっか歩いていってしまうのは新鮮だった!

システム面でのポイントその9

人気度システム!
物語中に、良い行いをしていくと村の人たちからの人気がアップ!
高いと店の掘り出し物が買えたり、あるキャラが仲間になってくれたりする。
正直、仲間がやられるたびに下がったりして、面倒でもあった。
しかし、そのおかげかプレイが慎重になり、いかに仲間が死なないように戦い抜くかが燃えた!


いやー、ざっと新桃太郎伝説の独特なシステムをあげただけでこんなになるとは!

しかし、このゲームの真髄はそれだけでは語れない!


このゲームのミニゲームの完成度の高さはすごいかもしれない!

まず序盤!
ある村で夜店が遊べるようになる。
その中でまとあて、ポコポコジャンケン、ふくわらい、クイズが遊べるのだが、これがまたよくできている!
ストーリーそっちのけで遊んだ覚えがある。
ちなみに近所の、友人の兄貴にやらせたときは
「桃太郎は興味ないけど、夜店はおもろいな」

そしてダジャレ大会!
合計100ポイントを体力、攻撃、守備、早さに振り分け、ダジャレをかましながら戦うというもの!
ギャグのほうは……

「いま はいている パンツの色は ブルータス!」
「こたえは 小数点いか キリスト!」
「かみなり くらいで ガタガタ さワーグナー!」

………ゴホンッ!
なんともいえない……オホンッ!
地味に後からおもしろい…?

ダジャレはさておき、このステータスを振り分けて、戦い抜くだけのゲームだが、妙に燃える!
かなり配分が難しいのです。

ちなみに師匠のベストな配分は確か…
体力40 攻撃10 守備50 早さ0

こんな感じだったかな。どんな配分でも勝ったり負けたりが絶妙なバランス!


ほかにもくだらないが完成度の高いサブイベント!

前代未聞!
怨みの洞窟!
嫌いな奴の名前を3人分、入力させて、中に入ると…
その名前をした敵が出現!
(おいおい…とんでもないな…)
3番目に嫌いな敵…
2番目に嫌いな敵…
そして最後、洞窟の最深部に1番嫌いな奴が待っている!

「おまえが苦しんでいる顔を見るのが、なによりの楽しみなんだ!」
「おまえはオレさまのしもべになって一生くらせばいいんだ!」

調子に乗った態度で襲ってくる1番嫌いなコイツ!
コイツの体力が半分以下になると、弱腰になり、許しを乞うてくるらしいが…

中途半端に強え!
結果!惨敗!
余計に怨みが増えるって、これ…


幻の4本の聖剣!

各地に散らばり、掘り出したり、宝箱に隠されている4本の刀。
玄武の刀、朱雀の刀、白虎の刀、青龍の刀をキミは見つけ出せるか!
さらにこれらは、ある村で井戸に投げ込むことで、さらなるイベントが!!


魚釣りアイテム「つりざお」!

船を手に入れてから、つりざおを使うと釣りが出来る。
釣った魚を道具袋に入れたままだと、腐る!
妙なリアル感!
魚は腐る前に料亭に持っていくと高く売れたりする。
ストーリーそっちのけで漁船みたいなことをよくやったなあ…



そして、やはり新桃太郎伝説の一番良いところはストーリーだろう。

寄る村、寄る村、敵の刺客と危機。

ある村では水が上から出てきて閉じ込められる水牢。
ある村では全員、老人へと変化させられる。ステータスもグラフィックもただの老人と化す!
ここのボス戦はかなり注目!
ボスは3人!
対するこちらは2人、しかも老人。どうなるのか?

2ターン目に元に戻る水を持って駆けつける仲間!
「ハァ…ハァ…桃太郎さん、わたしです、浦島です!」

おおっ!3人パーティになった!しかも元に戻った!

さらに3ターン目には一旦別れていた、さらなる仲間のスリの銀次が!
「おっと!まだやられちゃいねえか!」

アイテムで全員の体力を回復してくれる銀次!

そしてここで初めて、最初に4人パーティに!


イカスなあーーーーー!!!!

こういう演出たまらんなあ!!!


そして前半最大の難関!大江山!

のぼり8階、くだり8階の猛烈なダンジョン!
さらにのぼりは1階1階に難解な謎解きが!!

最近のゲームでありがちな、アイテムさえあれば超えられるようなものでなく、本気で謎解きさせられる!

メッセージ通りに岩を動かす階があり、メッセージを見ると…

「まいがい はいだあらい はいだあらい あうあえ まいがい さいたあ まいがい」

ヒントは…
「東は はいがあさい」

へっ?なにそれ?

当時はマジでわからなかったですね。
今やればわかりますが、これは今のヌルイゲームには真似できないなあと、痛感します。


そしてくだりの大江山の最後には、鬼の三軍神のひとりとされる酒豪の豪傑「酒呑童子(しゅてんどうじ)」が待っている。
そして、配下の四天王!
毎年、数千数万の鬼から、4人しか選ばれない鬼族のエリート!

その四天王と桃太郎達3人が、1対1の団体戦で四天王と争うことになる!

あっ、この設定たまらんわ!!
超燃えるわ!!


大江山を越えた後は、ついに雪の大地!
あの夜叉姫がボスのエリアだ!

夜叉姫「桃太郎!私と戦いなさい!私は強い男が好き!」

電鉄しかやってない人はびっくりするだろうなー……
性格すげーな…

戦闘中は…

「桃太郎!これがあなたの力なのね!うれしくなるわ!」

そして、途中で本気を出し始める夜叉姫。

ステータス大幅アップ!

「夜叉姫の体に流れ星の力が加わった!」
そして味方全員に痛恨の一撃!!

おいおい…
とんでもないな、この女…

いかに流れ星の術を耐え切るか!?
人気度システムも気になり、被害者は出したくない戦闘の仕方になるが、逆に燃える!!
ほんとプレイヤーのツボを抑えるなあ……

そしてこの先、夜叉姫までもが仲間になって、流れ星の術も出せる!(イカス!)


さらに先にストーリーを進めると、えんま様の懐刀「あしゅら」との戦い。

まず分身して3人で襲ってくる!(イカスなあ)
そして、あしゅらを倒す瞬間…

「あしゅら 渾身の技を見よーーーーーー!!!バラ吹雪の術!!」

ただでは死なないあしゅら、全員に痛恨の一撃を放って、分身共々、倒れていく。(超イカス!!!)


そして、自分の城が手に入り、あしゅらも仲間となる。


ああー、最高だわ、こりゃ!

個人的に特におもしろい部分をピックアップしたが、この後もおもしろいイベントは目白押し!

仲間達が風神に吹き飛ばされ、各地に散っていき…
それを探す旅になったり…

そしてストーリーが進むと、色濃く感じてくるカルラの性格!
救いようの無い、同情の余地も無いカルラ!!

RPGでは珍しい、とことん悪。
最後まで悪!!!(これは有名らしい!!!)




……いかがだったでしょうか?
レビューでもない気がしてきましたが、新桃太郎伝説って実はおもしろいんじゃないか?
という感覚さえ持ってもらえればうれしいです(もちろんやってくれたらもっとうれしい)。


ちなみにこのレビューを書くにあたり、攻略本で桃太郎を振り返っていると…

友人「なに、この攻略本、新桃太郎伝説?」
師匠「そのゲーム超おもしろいよ!かなりオススメするよ」
友人「桃太郎といったらスゴロクだろ!」
師匠「出たー!このパターン!どうせ電鉄しか知らないんでしょ?」
友人「こんなゲーム知らねーよ、桃太郎はスゴロクだ」

……カーーーーッ!!!どうしていつもこうなるかなあ。

友人「GBの桃太郎のアクションはおもしろいけどな」

……んっ?もっ、もしや…

師匠「え、それって桃太郎電劇?モモ投げるヤツ」
友人「あー、それだそれだ」
師匠「1と2、どっちをやったの?」
友人「えー、知らねーよ。でもウルトラマンみたいになったりしたなあ」

……2だッ!!!

このブログで前にレビューしたいゲームリストを出したとき、桃太郎電劇2を選んでいた師匠。
普通にうれしい……

…桃太郎伝説をしらなくても、許す!!

師匠「電鉄以外にもやってたかー、貴重だよ、今」

GBの桃太郎電劇2も、確かにおもしろいですよ!!


で、話は変わりましたが、その新桃太郎伝説は今はおそらく2千円もあれば買えるかと。
値段以上のおもしろさは確実!

今、振り返ってきただけで、やりたくなってきてます!

今度は仲間を誰にしようか…
一人旅にするか…
それとも人気度をわざと最低にしてみるか…
今度こそ貧乏神をキングボンビーにしてみようかな…

すでに4回は全クリしてきたゲームですが、いまだに、やりつくしたとはいえないでしょう!

やるたびに新たな発見を魅せてくれる新桃太郎伝説。

今度は何をみせてくれるのか、楽しみです。

もんすたあレース(GB、PS)

2006年09月18日 | ゲームレビュー
さて、今回紹介するオススメのゲームは……

もんすたあレース!!!!!!!

たぶんこれを知ってる人は相当貴重な方だと思います。
いちおう今は三國無双シリーズなどで有名になっているコーエーのゲームなんです。

このゲームとの出会いは妙なところから…
友人が道端で、攻略本とセットで落ちてたというのだ!
それを500円で買い取った師匠。
誰だよ、捨てたやつ……


さてさて、ゲーム内容。ぶっちゃけ簡単に言えばポケモンのようなロールプレイングゲームです。
ただひとつ違うのは… 

バトルがレースなんです!!

そのタイトルのまんまです。ただ、このレースが地味に盛り上がるんです!!

ではまずストーリーから。
主人公の男の子は田舎の村から旅立ちます。
このゲームの世界ではモンスターを走らせて、一番速い人が尊敬されます(…たぶん)。
で、主人公は各地の村や町で開催されるレース大会に参加していき、この世界で最高のレース大会で優勝するのが目標!、といった感じです
(確かこんな感じ、なんかポケモンのセキエイリーグのような…)。
で、まず3匹のモンスターから1匹もらえます
(これまたポケモンだ…)
そして主人公は地元の大会で優勝し、全部の大会を総ナメにしてやるといった意気込みで旅立ちます
(やってるプレイヤーも燃えます)
そして道中にたびたび現れるライバル…
(やばい、ポケモンだ)
そして自転車ならず、ローラースルーゴーゴー(昔のキックボードみたいな感じ)という乗り物…
さらに次々おこるハプニング…
(内容はポケモン以上に幼稚かも…最大に危ない事件が人さらい)

だけどもあくまでメインはレース!!
ストーリーはレースについてくるオマケと考えたほうがいいでしょう。

主人公は6匹までモンスターを連れて行けます
(ポケモン…)
先頭のモンスターがレースのトップバッターです。
さて、町を歩いたり外を歩いていると草や水、溶岩地帯、砂地がガサガサと音を立て、動きだしています。そこに触れてみると…

野生のモンスターとのレースバトル!!
ある程度追い抜くと、野生のモンスターはなぜか屈服し、経験値がもらえます。
そしてそのままモンスターを捕まえるか聞かれます。
ポケモンのようにボールなどはいらないのが便利です。

さて、そのレースの詳細ですが、まずいろいろなコースがあります。
芝生や砂地、水に溶岩、バランス台やハードルなどなど… 
バラエティに富んでいます。
そしてさらに坂道、下り坂などの角度の違いもあります。

モンスターは一匹一匹得意な地形を持っていて、△、○、◎、☆の順に得意になっていきます。
例えば最初にもらえるモンスターではそれぞれしばふが◎、砂地が◎、水が◎の3体から選べます
(フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ……?)
さらにステータスとしてモンスターの交代に関わる落ち着きやスピード、パワー、無くなると超減速するスタミナなどのさまざまなステータスと、レースでモンスター1匹につき一度だけ使える特技!

このような多くの要素が絡まりあい、最強のモンスターは、絶対にコイツだ!ということがありません。
また、強いモンスターが一人だけいてもどうにもなりません。
スタミナがもたないし、苦手な地形が出てくるからです。
そこで別のモンスターにすばやく入れ替える必要があります。
つまり、6匹全体で得意地形を分担し、それぞれが得意な地形を分担することになるでしょう。これが自分のチーム全員で戦っている感じがして、とても心地よいです。
また、友人と対戦をやると、レギュラーのモンスターが違いすぎておもしろいです。

さらにはモンスターの進化や、モンスターとモンスターをミックスして別のモンスターを生むミックス屋、隠しダンジョンに、レアモンスターなどなど、おもしろい要素は十分。

前々回くらいに紹介したカンヅメモンスターとは違い、いちおうだけどもストーリーもそれなりに楽しめるし、通信対戦も用意されている!
すばらしい!


師匠的には、このゲームは勝手に想像して盛り上がるタイプのゲームとも思えます。
たまに無いですか?全く関係ない勝手な設定を決めて、遊ぶ感じです。
バトルはまさに想像がおもしろい!


ビリータウンという町での大会・決勝戦中、敵に負けている主人公(師匠)とモンスター達

想像中………

師匠…の勝手な想像セリフ
「くそ、速いな、敵のチームは…」

パーティで一番早いエースモンスター…の勝手な想像セリフ
「俺はスタミナが少ないが、土の上なら絶対に負けねえ!俺をフルの状態で走れるように調整してくれ」

微妙な速さだが、得意な地形が多いモンスター…の勝手な想像セリフ
「じゃあアタシは意地でも土まで走りぬく!後はアンタにまかせるよ!」

平均台だけメチャ速いモンスター…の勝手な想像セリフ
「ワシはバランスしかとりえがない…
そんなワシをこの決勝の舞台に立たせてくれたこと!感謝する!」
「うわああああああーーー!!!」

ナレーター…の勝手な想像セリフ
「おおっと!バランスゾーンにきて怒涛の追い上げ!師匠のモンスターが追いつきそうだ!」

スタミナが切れたと同時にバランスゾーンから芝生に切り替わる。
瞬時にモンスターを入れ替える師匠。
倒れこむモンスター。

師匠…の勝手な想像セリフ
「よくやってくれた…あとはあいつらにまかせるんだ」

得意地形の多いモンスター…の勝手な想像セリフ
「あとはアタシにまかせな!芝生じゃ負けナシなんだよ!」

敵モンスターの特技!相手を減速させる技である「いあつ」!

得意地形の多いモンスター…の勝手な想像セリフ
「ぐあっ、がっ……あ、アタシを…な、なめんじゃないよおおぉぉーーーー!!!」

ナレーター…の勝手な想像セリフ
「なんと!ここで!この場面で!いあつを振り払うように特技のダッシュだ!温存していたのか!」

「後は頼んだわよ…いちおうエースなんだから、抜かないと…張り倒すから…ね…」

エース…の勝手な想像セリフ
「へっ!安心して寝てな!土じゃあ、こいつらは俺には勝てねえからよーー!!」

ナレーター…の勝手な想像セリフ
「ラストスパート!最後の土エリア!ぐいぐい師匠のエースが追いついている!並んだ!並んだ!さあ、勝利はどちらが手にするのか!」

エース…の勝手な想像セリフ
「走りぬいてきたアイツラのためにも…負けられねえ!!俺は!!」

ナレーター…の勝手な想像セリフ
「ぬ、抜いた!抜きました!
ビリータウン決勝戦は師匠の優勝です!!!」


……と、かなり暴走しました。ほんと見苦しくてスイマセン!!

でも、こんな感じの妄想でレースしていると盛り上がる盛り上がる!
ストーリーそっちのけで、自分の想像のほうがおもろかったりする。

でも実際の話、妄想でなくて、ほんとにこのようなレース展開になったりします。
そういう時の接戦はほんとうにおもしろい!

まあ、とにかくおもしろいのはレース!
ぜひ体験してもらいたいのもレース!
絶対、勝手に想像しちゃいます!


しかし非常に知名度は低く、なかなか持ってる人も少ないのが現実。
さらにイラストがとても子供っぽい、これは見ただけで絶対買う気が削れる気がします。
しかしながらGBではライバル側が主人公になっている「もんすたあレースおかわり」や全く新しいキャラやモンスターが増えた「もんすたあレース2」などのシリーズモノとなっている。
さらにはプレイステーション版「もんすたあレース」まで。
こちらはもんすたあレースと、おかわりが両方入って、グラフィックが向上していたり、新モンスターや、新しい隠しダンジョンも追加されている!

師匠は「おかわり」から入りました。オススメも「おかわり」ですね。
GBの古臭い音がゲームとマッチしていて、どれもとても名曲に感じます。思い出すだけで、なんか切なくなるような、盛り上がるような…
それにGBはロードもとても早く(というよりロードなし?)、対戦のときも相手がどうなってるかがわからないのが逆に良い!
プレステ版はロードが長いので、レベル上げがツライです。しかし大会中はナレーターが解説したり、お互いがどんな状況かわかります。モンスターは鳴き声が出たりもします。友人とメモリーカードでデータを持ち寄れば対戦もできます。


さて、ここでコーエーさんに言いたいことが…
そろそろ無双シリーズの猛将伝はやめて、これから

「もんすたあレース猛走伝」!!
作りませんか?作らないですか?
とりあえず確実に購入する人、ここにいますんで……


とにもかくにも、箱だけ見て帰るのはもったいない!
一度だけでもやってみてくださいな。

おそらく1000円以内で買えます。

誰か一人でも興味をもって、もんすたあレースをやってくれる人が増えたら、
それだけで師匠は満足っす。

長い文章に、痛い想像話、読んでくれて感謝です。

カンヅメモンスター(GB)

2006年09月04日 | ゲームレビュー
忙しい……
4月から、今までの生活が一変。ブログを書く余裕がないです。
なんだかんだでまったく進まないこのブログ。
内容の濃い長文でたまにしか更新しないのと、意味の無い短い文で毎日ならどっちがいい?
ということで、都合よく悟りをひらいた師匠はのんびりとブログは書き進めるつもりです。
これからも気軽に見てくだされ。


さてさて、今回は友人が誕生日プレゼントにもらったゲーム、
次の日にはクソゲーと呼ばれ、友人の母親を想像するだけで胸が苦しくなる…そんな、とても悲劇のゲーム。
あまりにつまらないと言うので逆にやってみたいと言って借りたゲーム、それがカンヅメモンスター!
イラストもかなり子供っぽく、誰がわざわざこれを買うのか?と思ってしまうゲーム。だが一度はじめるとなぜかハマッてしまう。
今回はオススメゲームというよりも、こんなゲームがあるんだと知ってほしいです。

まずゲーム開始、プレイヤーは8個カンヅメの中から1つを選ぶ。
どれも選ぶ気を失せさせるイラストのカンヅメ。選ぶとバタバタと跳ね回るカンヅメ。
1、2分待つと…
あ!モンスター登場!
うわっ、ブサイク!

まずここでやる気を削られます。
まれにカワイイのが生まれますが、ハズレを引くとほんとガックリきます。
セーブを消して初めからやらないかぎり、死ぬまでコイツと付き合うことになります
だいたい寿命はリアルタイムで1週間くらい。こんなゲームでも時間が現実とリンクしてるシステム採用。
カンヅメからモンスターが生まれるからカンヅメモンスターというわけで。
しかしこんなヤバイ環境から生まれたモンスターをどう育てるかというと、いたって普通。
おでかけ、食事、遊び、道具、トイレ、しつけ、病院のコマンドがあり、必要に応じ選びます。
ぶっちゃけ、「たま〇っち」です。
このゲームの目的は4つあるバトル大会を全て制覇することでプレイヤーは育成しながら大会を制覇するわけです。

そしてこのゲーム1番のメイン!それがバトル!

このバトルのおもしろさは師匠にこのレビューを書かせた原因でもあります。
まずモンスターの技を発動するジェムを20個集めてデッキみたいなものを作ります。
ジェムには6れんげき、ヒール、オーガハンマーなどなど、さまざまな技があり、いまだにコンプリートできないほどあります。
そしてバトル開始。最初にデッキから4つのジェムが配られるので、それを1つ使います。
次の自分の番でまたひとつ配られるので、また1つ使って、それを繰り返して相手を倒します。
技を組み合わせればコンボもできます(相手をゾンビにするゾンビブレス+ゾンビを即死させるホーリー。
相手と自分のHPを4分の1にするダイナマイト+自分のダメージ×2を相手にあたえるドラゴスケイルなどなど)。
相手もコンボをしてきたりするので、雑魚も雑魚でないハラハラ感。
楽勝も少なく、また絶対勝てないという雰囲気でもなく、絶妙な戦闘バランス。最近のゲームにはないバランスですね。
そして年を取って進化したり、戦闘後、敵が落とすナッツを食べて職業を変更すること(ゴットハンド、プロレスラーなどさまざま)で、与える基本ダメージが増えます。技も変わります。ルールは単純ながらおもしろさが光ります。
斬新な戦闘ですが、正直、今までのゲームで一番おもしろい戦闘?と言いたくなるくらい師匠は好きですな。
カードバトルをやってるような雰囲気です。

そして、その肝心のジェムはジェムポンというガチャポンのようなものでランダムに買うわけです。
日によってレアジェムが変わり、コンプリートも燃えます。
で、そのジェムポンをするための資金は?というとモンスターに芸をやらせて金をもらうという、意味無く現実味あふれるアルバイト感。
コマンドの「遊び」の玉乗りやクルマで遊ばせていたのは、ご機嫌を取るかと思いきや、稼ぎの芸を仕込ませていたわけだ。
遊ばせれば遊ばせるほど、芸はうまくなり、金が大量に稼げるようになるのです。
よって師匠はモンスターが腹が減ろうとも、ご機嫌が最悪であろうとも、玉乗りを強制し続け、果ては死ぬまでやらせました。
玉乗りのボールを拒否して蹴飛ばしたら、即しかりつけ、即座に玉乗り続行。バツにエサを何時間も与えないで玉乗りさせ続ける鬼指導。
こんなだから、たわむれてご機嫌が良くなるはずの蝶を、食いだす野蛮児に育ったのか…

ここで厄介な点。それは現実と時間がリンクしていること、そしてさらに決まった時間の無駄な特別イベント。

師匠の小学生時代、学校に行って、早めに帰ってきて、よし!このゲームをプレイしよう。
ん?モンスターは昼寝?
全てのプレイヤーのコマンドを無視し続け、全く何もプレイヤーにやらせずに寝続けるつもりだこの野郎…
愛想がつきて夜、9時頃。起きただろとプレイ。
ん?ショータイム?
全てのプレイヤーのコマンドを無視し続け、全く何もプレイヤーにやらせずにショー見るつもりだこの野郎…
1時間経過。あ、ようやく終わったか!
ん?睡眠?
全てのプレイヤーのコマンドを無視し続け、全く何もプレイヤーにやらせずに寝続けるつもりだこの野郎…

んだこりゃーー!!
で、コイツは朝まで起きない。学生は時間的に無理!
学生はまともに育成ができないのがこのゲームの恐怖!

と、まあおかしな設定ですが、メインはバトルなので気にするのはやめましょう。

とにかく!面白いのはバトルであり、それを体験してもらえれば満足です。

そして奇抜なエンディング!
どうやらこんなゲームでさえ、エンディングにはグッドエンドとバットエンドの2種類が存在しているのです。

そこで、超奇抜な馬鹿エンドを紹介!
ついに強敵だったラスボスを倒した!
師匠が毎日、手塩をかけて育成してきたモンスター「ムーン」と、育成説明係のオヤジ。

オヤジ「さあムーンよ!おまえのこころのこえを、いままでおまえをそだててくれた、あやつにつたえるのじゃ!」

ムーン(ゲーム中・初しゃべり)
「うっ……」
「ぼくムーン……」
「ムーンはきみのことが……」


「だいっきらいだあぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!!」


師匠「はぁぁぁ??」
   「なんだコイツ!」
   「餓死して死んでしまえ」

そして…半年して再びカンヅメモンスターの電源をつけると、
そこには元気にニコニコと現れるムーン、

その矢先、ドサッと倒れて昇天…

ひぃぃ!俺のそばに近寄るなあァァーーーーーー!!

そして再びカンヅメ選びからスタート。育成説明係のオヤジいわく、前のモンスターと同じ名前をつけるといいことがあるらしい。
再びムーンと名づけたモンスターは、レベルとジェムを引き継いだモンスターであった。強い!!
そして師匠は、ムーンのご機嫌が悪くなる前に最速で全クリ。ついにグッドなエンドを迎えたのでした。
みなさんの目でグッドエンドを迎えてみてください。地味にうれしいです。

最後にカンヅメモンスターを生み出したメーカーさんにふたこと。
このゲームを予想外にヤリコミすぎるとHPが4ケタにまでなってバグりました…
レベルを90近くまで上げる馬鹿は予想外だったんでしょうか…

このゲームの対戦相手を探していて、友人にもカンヅメモンスターを買いなと誘っていて、ふと、思ったんですが…
対戦モードがないじゃないですか!ゲームボーイで育成モノなら、対戦モードは標準装備してください…


とにもかくにも、師匠の中では不覚にも、割と楽しめてやり込んでしまったゲームでした。
今なら500円以下で買えるであろうゲームですからね。気になった方はぜひ、体験してみてください。

ん…?「カンヅメモンスターパフェ」?!!
ん…?「ジェムジェムモンスター」?!!

続編出してたのか!!!!!

THE地球防衛軍 (PS2)

2006年02月14日 | ゲームレビュー
ひさびさの投稿!やたらと長く、熱く語りすぎましたがようやくゲームの初レビュー投稿になります。レビューというより長い文になってしまいましたが…どんなゲームか参考になり、この文が買う決め手になった、とか、一人でも買う人が現れたら嬉しいです。そんな一本目のゲーム!それは…

THE地球防衛軍!!

このゲームを知っている人は意外と増えてきてますが、知らない人は全く知らない、聞いたこともないという人もいるはず。そう、このゲームはシンプル2000シリーズのゲームなのです。これを聞いただけでクソゲーと決めつける人は実際多く、パッケージの裏さえ見ずに行ってしまう人は多い。しかしこのゲームを買った者、体験した人は必ずこう言う…
「2000円以上の価値は絶対ある、ていうか5、6000円くらいする下手なゲームよりよっぽどおもしろい」と。
事実、今では地球防衛軍2も販売され、某ゲーム雑誌では6位に入るほど売り上げる。そして最新のXbox360のゲームとして販売予定に入っているほど。それだけ人気がでてきているゲームといえる。

さて、肝心のゲームの内容の話。はっきりいってストーリーはどうでもいいゲームですが、パッケージの裏のストーリーを読むと
「20XX年、大都市上空に突如現れた巨大未確認飛行物体は巨大なアリ型生物を無数に放出しはじめた。平和な街は成す術も無く殺戮の舞台と化し、誰もが地球全体の危機を予感したのだった…。」

で、プレイヤーは地球防衛軍の隊員になってUFOやらバカでかいアリ、そのバカでかいアリよりさらにバカでかい女王アリ、多脚歩行戦車メカ、宇宙生物ソラス(見た目ゴジラ?)などなど、どれもやたらとでかい敵と戦います。隊員はアサルトライフル、スナイパーライフル、ショットガン、ロケットランチャー、さらにはミサイル、グレネード、火炎放射器、撃った弾が壁にあたると跳ねかえる銃などなど、多種多様な武器を使います。最終的には100種類以上になります。

そしてゲームシステム。ニンテンドウ64のゴールデンアイなんかがが似てるかも、街などをテクテク歩いて銃を撃ちまくり敵を倒す。単純ながらやればやるほどプレイヤー自身の腕も上がり、奥が深いです。しかし銃で敵を狙うのが上手くない人も多いはず。そんな人用に左右の向きは自分で動かしますが、上下の標準をオートで大体、狙ってくれるノーマル操作、自由に標準を動かすテクニカルが用意されてます。ゲーム中いつでも変更できます。銃ゲーが超ヘタな師匠でしたが十分楽しめる作りになってます、銃ゲーに抵抗のある人も楽しめるはずです。そして、まず師匠が思うにこのゲームの良いところは、そういう銃ゲーにありがちな主人公のHP(体力、耐久力)が曖昧なメーターなどではないこと。数字で表示され、あとどれくらい攻撃されたらやられるのかがわかりやすく、理不尽に納得のいかない死が少ないです。
それと弾に弾数がないこと。弾がもったいないから使いたくない、ということがありません。いちおう弾数はありますが、弾がなくなった時点で自動的にリロード(弾の補充)を2、3秒、武器によっては5秒程度されるので、基本的に撃ちまくっても気にする事は何もありません。
そして「市民を助けろ。誰も死なせずに勝利しろ。」などの面倒なミッションが全くないこと。基本的に主人公が生きてて敵を全滅すればクリアです。変なところに気を使わなくていいので、気楽に戦えます。
さらに自由な戦い方ができる乗り物(ヘリコプター、戦車、エアバイクの3つ)。この3つの存在がまたプレイヤーの戦略を広げてくれます。ヘリに乗り、上空から地上にいるアリ達にミサイルをぶち込んでみたり…エアバイクで爆走しながら追っ手のアリ達にスナイパーライフルをぶち込んだり…
最後に育成的な要素があること。1つのステージをクリアしても、何回でもそのステージで遊べるところ。そして敵を倒した時に落とすアイテム(その場で回復するアイテム、武器、アーマー)の中の武器を取って武器の種類を増やしたり…アーマーを取ることで最大体力を上げたり(アーマー1つにつき最大体力は4上がる)…。つまり難しくてクリアできなくなったら、簡単なステージで武器やアーマーをたくさん取っていけばそれだけ武器も増え、最大体力も上がり、有利に進められます。こういう育成要素が大好きな師匠はハマりました。

そしてゲームの進め方としてはまず持っていく武器を二個まで選び、ステージ(ミッション)を選び、難易度をEASY、NORMAL、HARD、HARDEST、INFERNOの5つの中から選びます。難易度が高いほど敵は強くなりますが、もらえる武器も強力なものになリます。無理やりINFERNOに挑んで強い武器を取って生還した時の、なんともいえない達成感はたまらないです。そしてステージをクリアするとその難易度のマークが付きます。つまり1つのステージで5つの難易度分の5つのマークが付きます。このマークを全て付けて、武器を全て集めた時にこのゲームをやり尽くしたと言えます。NORMALやHARDなど、一つの難易度を全てクリアするとボーナス武器が!何がもらえるかが楽しみになり、同じステージではあるけれど、プレイしてしまうこのゲームの魔力。しかしHARDEST、INFERNOクラスになると100%詰まります。敵がハンパなく強くなります。ここで詰まらなかった人を見た事が無い、というほど確実に詰まります。

じゃあ、アーマー集めとかばっかりして、結局は作業的になるんだろ、と思うかもしれません。確かに少しは作業化しないと勝てない難しさにはなりますが…

ここで地球防衛軍の最大の良いポイント!!

実はこのゲームは友達と対戦、協力プレイもできるのです!!どちらも2人プレイです。画面の中央で1P、2Pとで半分に切られます。画面は小さくなりますが意外と気になりません、楽しくプレイできます。
この協力プレイは単純に考えて戦力は2倍になるわけです。友達同士でステージを進めるのも良し!INFERNOで無謀な挑戦するのも良し!友達とくっちゃべりながら武器やアーマーを稼ぐのも良し!友達と考えた作戦を2人で実行して上手くいって、クリアできるとかなりうれしいです。

そして対戦!本編で入手した武器を使って友達と撃ち合う!HPを自由に変更可能で、弾が1つ当たるだけで死ぬように設定して、スリル満載バトルにしても良し!ヘリでビルに集合して、そこで死ぬまで撃ち合うデスマッチ仕立てにしてみたり、お互いがどこかのビルに隠れてスナイパーライフルでの狙撃戦も良し!乗り物の強さも変更可能なので乗り物バトルなんかもおもしろい。
そして戦うステージも変更可能なので、海辺のステージでのんきに泳いでいる友達に誘導ミサイル撃ってみたり…山のステージで行き止まりのトンネルに潜んでいる友達に火炎放射で出てくるまでいぶしてみたり…
そしてやればやるだけいろんな行動が生まれ、その対処法、友達との読み合いも増えます。師匠たちの中では始めは戦車最強伝説が生まれました(乗り物の強さが最大だったからでしょう)、すると戦車のボディの上に乗っかって戦車に向かって銃を乱射して無理やり破壊するという対処をする者が現れ、そして今度は上に乗られても壊される前に障害物の前まで突っ走り、障害物に戦車砲をブチかましてその爆風で上のヤツに致命傷を与える者が現れ…
そして武器同士でのコンボを発見。火炎放射で相手の動きを鈍くしながら弾速の遅い誘導ミサイルを撃つ。しかしこれもミサイルが当たる前に自分の持ってる最弱のグレネードを地面に当てて自分をふっとばし、起き上がりの無敵時間を利用してミサイルをやり過ごす…
アイデア次第では新たな発見と、新たな遊び方でいつまでも飽きずに遊べます。

最後に地球防衛軍2との違いについて。
1は男隊員のみ。2は男隊員(新しい武器もわりと増えた)のほか、女隊員が使える(女隊員は空を自由に飛べるほか、武器もすべて新しい武器、しかし乗り物に乗れない。)。
1はアーマー1つでHPが4上がる。2では男1.5。女0.75ほど。
1は全ステージ25面。2は72ステージ。
敵の種類も増えた(羽アリ、クモ、ダンゴムシなどなど)
起き上がりの無敵がほぼなくなった。
倒した敵の死体がしばらく残る。(当たり判定も残る)
アリの巣の中やロンドンなど、面が増え、割と綺麗に作りこまれている。
などなど。

どちらを買えばいいのか?というと難しい。1は起き上がりの無敵時間に地面にグレネードなどで自分はノーダメージで周りはダメージ、のテクニックが有る。敵の死体もすぐ消えるので気楽に戦えて、全体のバランスも良い。
2は死体に当たり判定が残るために狭い面の増えた2では爆発物を使いづらい。そしてHPの上がり方がホントに厳しく、女隊員ともHPは別々なので、アーマー稼ぎが作業的になる。男の新しい武器の入手確率が低すぎる。そして新しい敵のクモが恐ろしい強さで1匹相手でも即死につながる。面が多すぎて飽きやすいなど。しかしそれを逆をいえばヤリコミの要素ともいえる。参考までに師匠が全てをやりつくすまでに1は26時間くらい、2では160時間くらいはかかってます(まだ武器が集まってない)。しかも2は隠しで難易度IMPOSSIBLEが有り、もはやクリアできない…
師匠もそうでしたが、とりあえず1からやってみる事をオススメします。1と2とじゃ難しさのレベルが違います。1をやりつくすのも相当難しいので、1をクリアして、おもしろかったと思った人が2をやるのが1番いいかと。

最後に長い文を読んでくれてありがたいです。誰か一人でもプレイしてもらえたら満足です。