東京クローバークラブ ブログ

東京クローバークラブのHPが休刊中、このブログをクラブ関係の情報交換の場といたします。

第20回東西OB四連詳報 1

2015-08-10 17:16:20 | 日記
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第20回東西OB四連詳報 1


1.フェスティバルホール外観 

8月2日(日)、ついに大阪新フェスティバルホールでの東西OB四連のステージに立つことができた。新ホールの座席数2700は旧ホールと同じだが、全ての面でレベルアップしている。客席がすごく広い。比較資料はこちら

2枚備えた緞帳はPanasonicとAsahiビール提供のもので、由緒ある原画をモチーフし、正に芸術品である。織物に詳しいメンバーの話では、いずれも1枚億に近いのではとのこと。

 2.当日開催案内板
3.赤絨毯の敷かれたホール入り口。この先に大階段が…4.広く高い客席5.クローバー単独ステージ



第1ステージ
エール交換のため久々に緞帳の下りたステージに四校整列。下手から慶応、同志社、早稲田、関学の順。
定刻15:00静かに緞帳が上がる。いつものことながら緊張の一瞬である。真っ暗な会場に数条のスポットライトが走る。連盟旗を照らし各校にあてた後、慶応を浮き出させて静止した。真紅のシートは満席。先ず塾歌が流れ、盛大な拍手の後、同志社にバトンタッチ。今回カレッジソングは若い竹内正指揮者が担当。高ぶるメンバーの気持ちを抑え、比較的ゆったりとOne Purposeに入る。そして、最後にcrescでBrotherhoodがホールに鳴り響いた。フェスティバルの残響1.9は伊達ではない。勿論万雷の拍手。続いて、早稲田と関学。各校気合の入ったエール交換の余韻を残し大拍手の中、緞帳が静かに下りてきた。

実は、2枚ある緞帳の裏はいずれも青みがかったグレイで、新ホール開館直後と思われるものから最近のものまで、数々の出演者のサインが見える。誰かが加山雄三を見つけた。さあ、いよいよ各校単独ステージに入る。
トップの慶応を残して他校は上・下に退く。

第3ステージ
単独二番手のクローバークラブはコーラスとのバランスの関係でピアノを緞帳の前に設定したため、他のホールに多いスタイルの緞帳なし、暗転の中、ステージに上がった。
クローバーの歌った「くちびるに歌を」は、ヘッセ、アレント、リルケ、フライシュレンのドイツ語の詩と高橋健二、上田敏、茅野蒼々等の名訳を信長貴富が歌詞構成・作曲(終曲の訳詞も作曲者自身)したもので二ヵ国語が各曲中に混在している。

年初に楽譜を受け取った時、私に歌えるのかなと思った。特に学生時代ドイツ語を選択しなかったため、現役時代からドイツ語の曲は苦手だった。後期高齢者になった今、又ドイツ語で苦しむのかと思うと正直気持ちは重かった。しかし、ご主人の細やかな心遣いに支えられた栃木篤子先生の熱いご指導、そばにはいつも同期の森本潔君がいて、発音などのアドバイスがあり、毎回の練習を録音し復習の資料を提供してくれた畑さん、市之瀬さんはじめ若いメンバーの力強い音にも支えられた。

また、後半へこたれそうになる頃、京都から後藤健夫さんの「檄」が飛んできた。同期が9人参加していることも心強かった。ステージでは終曲後半日本語に入ってから「うるっ」と来始め、最後fffで歌いきった時は近年にない感動を覚えた。暑い中、遠くから聴きに来てくれた友人達の席に向かって姿勢を正し、胸をはって「やったぞ~」と云う気持ちも込めて心の中で感謝した。ただし、最後まで完成出来なかったテンポの速いドイツ語の部分や、高音の出だしなどは周りに迷惑をかけぬよう口動した。

今回、楽譜を受け取って半年以上、大分在住の武内指揮者とは実質東京で半日、名古屋で1日半、大阪で1日程度の接触なのに、本番で武内マジックにかけられ感動を得ることができた。
ご本人は「マジックなのは、集中しきっていた皆さんのうたごころでした。そのエネルギーの流れのままに棒を振っていただけですもの」と謙遜するが、私は彼のマジックにかかったと信じ切っている。私のようなメンバーにも曲想が伝わるよう、いろいろな角度からアドバイスを繰り返し苦心していたことは忘れない。インターネットを駆使した最近の練習環境やシステムは50年以上前には想像もつかなかった。

ところで、クローバー約120名の出演者のうち、私達1961年卒9名の上に8名の先輩《吉田庄之助さん(1954)、門田耕一さん(1955)、野村忠さん(1956)、南迫卓一さん(1958)、大友慶介さん(1959)、新矢起大さん(1959)、加藤英夫さん(1960)塩路良一さん(1960)》がおられた。
2年後の次回も先輩方に負けぬよう、今回の同期9名全員参加はもちろん、今回オンステ出来なかったメンバーも是非参加しよう。

なお、大友慶介さんと森本潔君は演奏会終了後の20回記念パーティーで皆勤賞を受賞した。
おめでとうございます。
お二人とも、実力者だから、健康に気をつけ、もっともっと記録を伸ばして下さい。(詳細は次回)

最後に改めて、武内和朋指揮者、ピアノの木下亜子先生、首都圏指揮者の栃木篤子先生、ピアノの坂下美佳先生、更に関西地区の練習の中心になり、合宿、本番と貴重なアドバイザーとして演奏の完成に尽力された山下裕司さん、カレソンの竹内正指揮者、この演奏会に際し、マネージメント他、陰で支えて下さった皆さんに深く感謝の意を表します。


写真:facebookより拝借
1. 小林 啓さん
2.3. 河野賢太郎さん
4. 八幡 諭さん
5. 梅田 隆司さん

なお、緞帳はプログラムより

文:下津



第20回OB四連無事終了

2015-08-03 00:01:00 | 日記
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新フェスティバルホールでのOB四連は無事終了。
CLOVERは下戸以外全員美酒をのみ最高の気分で打ち上げ会場を後にした。

関係者の皆さまお疲れ様でした。

詳細は次回。

(文責:下津)

CLOVER CLUB 大阪に集結

2015-08-01 23:00:44 | 日記
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新フェスティバルホールでの第20回OB四連を明日に控え、今回の出演メンバー約120名が大阪に集結した。

先ず、吹田市立勤労者会館での合同ステージ、SEA SHANTIESの練習後、新大阪駅前のホールに場所を変え、単独ステージの練習をした。

「くちびるに歌を」は可なり仕上がっているものの、まだ完璧ではない。今晩はゆっくり、英気を養い、後は長年歌い続けてきた経験とプライドにかけて本番で最高の演奏をしよう。そして、打ち上げで美酒を飲み干そう。

(文責:下津)