東京クローバークラブ ブログ

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コーラス三昧

2013-12-05 21:14:44 | 日記
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コーラス三昧 in Kyoto 

森本 潔(バリトン)

12月01-02日の京都行きは、2日間に3箇所で、コーラス関連の用事を済ませるという慌しいものであった。「古都のもみじを」と期待しながら、もっぱら建物の中で過ごし、二日目の午前中に辛うじて今出川キャンパスを通過し、御所の銀杏や紅葉の下を歩く時間がとれた。チャペル と 彰栄館 を懐かしく眺めてきた。

 先ずは、「第24回 ホザナ30’sの集い」。30歳代の集いではなく、「昭和30年代(1955~1964の間)に、ホザナコーラスのメンバーとして卒業した者の会」である。76歳から67歳の男女44名が各地から集まった。私は、山田英二さんなど共に、この会の最長老より一年だけ若いというところ。故長谷川邦男さん以下、かなりの数のグリーメンがここから誕生した。今や、現役も少ないように聞くが、フレンドリー(女子高)、オルフォイス(香里)が消滅した(と聞いている)時にホザナコーラスと共に、我々OB/OGの組織もしっかりと残っているのは嬉しい限りである。ちなみに、ホザナは2014年に「100周年」を迎え、その意味でグリーの歴史より10年だけ短いということを改めて認識した。2014年10月に「100周年記念行事」が予定されている。

 次ぎは、グリー現役の演奏会(京都コンサートホール)。ホザナの会を途中で抜け出したために、うまく第2ステージが終り休憩に入ったところで、どうにか場内へ。指定席のその一角がグリーOBに割り振られていたためであろう、座るとすぐに声を掛けられ、後ろに長島さん、横は砂原さん、通路を挟んで後藤さんという具合で、先輩・後輩に囲まれて聴く現役の演奏は心地よいものであった。やはり、60名(にメンバーが増えた)とは聞いていたが、ステージにあれだけ並んでいると安心して聴いていられた。

お目当ての「浅井さんの振る『水のいのち』」は、さすがに老練というか、コーラスを知り尽くした「振り」を楽しんだ。同ホールの構造に詳しい方もあると思うが、慌てて駆けつける時はエレベーターであっと言う間に上がるところを、帰りは演奏会の余韻を楽しみながら、ゆっくりと円形のスロープを降りていくと、いつの間にか下からストームの声、College Song が響いてくる。降りきったところが広々としたレセプション会場ということで、ここで更に多くの若いOBたち、現役諸君と挨拶を交わす。

 一夜明けて、本命ともいうべき、我々の2年下の学年(東京では、林田慎也さんなど)の卒団50年の会。慣例により、ここに呼ばれているのは、S35年からS41年卒団までの元グリーメン。ここでも私は上から2年目で、テーブルAに着席。この2学年からすでに19名が召天者として読み上げられ、黙祷。ちょっと「しんみり」。今年の会は「久しぶりに会う人たちと語り合えるひと時を重視したい」との司会者の言葉から、歌う場面は少なかったように感じたが、会場内に映写された「Memories of Us」 ( * You ではないのがミソだそうで)、演奏会・練習・合宿などの映像と共に「若かりし日々」を思い出させるに十分であった。

以下、余禄。
2014年は「グリー110周年」関連行事があり、現役演奏会には「OBと一緒に歌う」ステージを設ける。そのために、50年会等の行事はできるだけ、その前後に集めるようにとの連絡が飛び始めているようで、12月6(土)- 7日(日)は、東京クローバーの皆さんにも「京都集合」の大号令がかかるかも知れないので、今から予定された方がいいようです。ちなみに、2015年8月1日(神戸)の「東西OB四連」の準備の1ステップとの声もあり・・・・。