tokyo.sora

坂、建物、映画を中心に書いていくブログです。

坂東三十三観音 第9番札所 慈光寺

2015-10-31 03:12:13 | ┗坂東三十三観音

日曜のこと。
ほぼ1年ぶりの、坂東三十三観音巡りです。
今回から、埼玉編に突入ということで八高線明覚駅から慈光寺に向かいます。


明覚駅駅舎
関東の駅百選にも選ばれているログハウス風のかわいい駅舎です。

明覚駅からバスに乗り、せせらぎBCを経由して慈光寺です。
バス停を降りると、もう慈光寺の門前。
そこからしばらくあると慈光寺四足門です。

 


慈光寺四足門


慈光寺観音堂。
都幾山慈光寺観音堂の本尊は木造千手観音立像です。寺伝によれば、673年(天武天皇2)に僧慈訓により創建されたといわれます。
現在の観音堂は、1803年(享和3)に九十七世義然が再建したものです。入母屋造・銅葺きの屋根、軒は二重繁垂木とし、本尊を安置する内陣の柱は円柱で三間四面です。前方に十二尺三寸出して礼拝の間を設け、その前方には一間の軒唐破風付きの向拝を出しています。外陣は吹き出しで履物のまま昇殿できる様式は札所建築の特徴でもあります。
さらに細部を見ると、柱ごとに彫刻木鼻をつけ、虹梁に細かい文様の地彫りまたは彫刻を施し、その上には欄間彫刻で飾っています。内陣は、格天井とし紋尽くしの文様を画き、来迎柱には極彩色が施されています。
なお、外陣に千手観音の眷属である風神・雷神を始め二十八部衆の欄間彫刻があることは特徴でもあります。
堂内には廃絶した山内諸堂から木造十一面観音立像・木造毘沙門天立像などが合祀され、外陣には寶頭盧尊者坐像、天井には伝説の「夜荒らしの名馬」が安置されています。


欄間彫刻の雷神。
右上に足だけ写っているのが、「夜荒らしの名馬」です。


慈光寺御朱印。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
慈光寺 http://www.temple.or.jp

 

 

よかったと思ったら、クリックお願いします。

人気ブログランキングへ←人気ブログランキングへ(日記・雑談 [その他])


コメントを投稿