【府中市八幡町】
この坂名は、坂の西側にある真言宗普門寺の寺名に由来します。別名を「篠
薬師の坂」 「古墳の坂」と言います。これは普門寺にまつられている薬師如来からついた名のようです。この薬師様は「目の薬師様」として有名で毎年9月12日の供養の縁日には大勢の人が「お目玉」をうけにやってきます。 「古墳」の名は、寺の北側にあった古い墓にちなんだものといわれます。ここには昔、西蓮寺という寺があったそうです。坂の西側地域は国庁跡の有力地です。
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京王線府中競馬正門前駅に続く坂道で、正面に見えるのは、府中競馬場です。写真では、右手が西側にあたり、今でも坂名の由来となった普門寺があります。
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【府中市片町】
坂名の由来は、坂を下りきった所の家が通称「棒屋」と呼ばれたためと言われます。
この道は、徳川家康が江戸幕府を開いてから開設された甲州街道です。江戸幕府にとっては軍事的・経済的に重要な街道でしたが、府中にとっても一宿場として往古の繁栄を取り戻す役割を果たした道です。この街道が開設される以前の甲州方面への道は、もっと南寄りの狭いハケ道で、今でも所々に残っており、往時の面影を伝えています。
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今では、都道229号線(旧甲州街道)なので、傾斜はなだらかです。
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