小川未明の小説全集 1 これは一月の資料でした。 難解な小説を読み進み?の気持ちの中にも
なんだか惹かれるものを感じながら 1/7の第二回研究会へ参加しました。
講師は上教大の小埜先生。 短編の小説の解説の資料として 題名・初出誌・あらすじ・・等まとめた
プリントをいただく。 これを作成するだけでも 小埜先生ってすごいと尊敬してしまう。。
この全集の解説を書いた山室静さんの文章をよんでみて なるほど! と思いました
・・この作者が(未明のこと)小説家であるよりも より多く詩人であり何かの物語を語るよりも
一つの気分ないし一瞬の情景を歌いあげるようにして描くのを得意とする。その気分は暗鬱だが その底に
強い感動を求める気持ちを潜め また鋭い人間批評を秘めているのが特色だ・・・
小埜先生がアンダーラインをひいてくださった この場所が小川未明って人のことをよく表していると思います
3月の資料としてもらった 全集1-2の中の 麗日がとてもおもしろかった。。27歳までの これは自叙伝?かな。。
研究会の最後に参加者のTさんが感想として言った言葉・・童話よりも小説を読むほうが未明の人柄がよくわかる
小説をよんでいると 童話が思い浮かぶ作品もある・・・・私も同じ気持ちです。
海鳥の羽 → おおきなカニ を連想しますしね。
特に好きでもなかった小川未明。。 杉先生や小埜先生と会えるのが楽しみで参加していたけれど・・・
なんだかはまりそうです。 面白いです 未明小説。。 (写真は自分で製本した4月の資料)