高田ごぜバスツアー(北長野・飯山)に参加してきました。私はごぜの会に入って初めてのバス旅行です
盲目の女旅芸人・・・高田ごぜさんの軌跡をめぐる旅 今回で4回目とのこと
ごぜさんたちが歩いた道をめぐる旅。今回は6月半ばに出発した信州方面夏の旅です
ごぜさんは6/20~8/11までの日程で 旅にでたそうです
9時に高田を出発 バスは二台 約50人の参加
新井道の駅で休憩 R292号線を走りながら 市川先生のお話を聞く。大正15年に開始した水力発電所も見る
だれが原子力発電を考えたんだろう?とか なんで一つの会社が電気を独占しているんだろう?とか・・
電気にもいろんな歴史があることを 思いながらバスにゆられ ごぜさんが歩いたであろう長沢峠に着く
緑がまぶしく 雨がふるどころか すこぶるいいお天気・・・・晴れ男・女がいっぱいいるんだね
峠の道を下ること300m・・・人気のないが終わり はしば食堂の看板が・・・
私たちは遠足気分 でもごぜさんは約15キロの荷物をしょって わらじをはいて しかも盲目・・
どんなに過酷だったか 想像すらできません。 へびや熊がでてきたら どうしていたんだろう?
女将さんから ごぜさんの思い出話を聞く ごぜさんがくるとみんなわくわくして
子どもだった自分も 嬉しくて後をついて歩いた 赤い腰巻にまんじゅう笠がとてもかっこよく見えた
そのころは村もおおぜい人がいて みんなでごぜさんの唄を聴いた・・と涙まじりに話してくださった
御年80歳とはおもえない しっかりとした口調の かわいい女将さん!
この食堂は 手打ちそばと笹すしが有名で 全国からお客さんがくるとのこと・・
はしば食堂から少し下ると こんな廃屋がいくつか見える。
市川先生のお話では・・・家を出るとき大黒柱をのこぎりで切って きずをつけておく
そうすると雪がふって 屋根の除雪をしないでいると 柱がおれて家がつぶれる・・つまりつぶしやすくするのだ
なんだか・・・主がのこぎりを引いている気持ちを考えると シュンとなってしまいそうな話でした
ここはりっぱな かやぶき屋根の家 当時のごぜ宿だった家だそうです。 蔵もあります
いまは 子孫の人たちが 都会から移ってきて ここで暮らしているとか。。 なんだか歴史を感じるな。。