HBVごちゃんこエブリディ

B型肝炎の治療が始まることになりました。
治療の記録や、日々思ったことを綴ります。

病室の人と仲良くなった

2009-08-03 12:39:21 | その他
私の部屋は4人部屋。

私以外はシニアな方々。

いろいろ話せるようになれたら面白そうだな、と思ったけど、私もみんなもカーテンいつも閉めてるし、なかなか話す機会もないなぁと思っていたら
(ほかの人たちはたまにおしゃべりしてるみたいだけど)
ほかの3人が井戸端会議してるときに出くわして、仲間にいれてもらった~。

私以外の人はみんなガンらしい。ガンって多いんだなー。
ガンでも何でも、病状のことを深刻になりすぎずに笑って話せるのが患者同士のいいところなんだなーっていう発見をした。

いま入院してる病院が、救急医療に力を入れてることもあって、ダラダラ長く入院させないせいか、あんまり長期間の入院の人はいないみたい。

母子感染で母を恨むか

2009-08-02 02:29:28 | その他
ネットでは、B型肝炎の闘病ブログをたまに読む。

医師の説明だけじゃよくわからないことや、実際の治療中の気持ちとかを読むと、気が楽になることが多い。

母子感染のキャリアの人の中には、たまに

「どうして私が?母親を責めるわけにもいかないし…」

とかいうような内容がたまにある。

母子感染でも、性感染でも、医療上の感染でも、
突き詰めて言えばB型肝炎じゃなくても、
病気になれば本人はつらい。

みんな、多かれ少なかれ、
「どうして私が」
という気持ちを抱くと思う。
ウイルス肝炎のような感染性の病気で感染源が分かれば、

「感染‘させられた’」

という気持ちが強くなるのかもしれない。

母子感染の場合に、
「医療上の感染なら声をあげて責められるけど、母子感染は母を責めるわけにもいかず…」
って感じてる人もいて、

それは心情的にはすごくよく理解できるし、私も最初にキャリアだってわかったときには正直、

「お母さんさえキャリアじゃなければ…」

って考えたこともある。

でも、多くの人が結論づけるように、お母さんのせいじゃない。
それでお母さんを恨むか?と言われても、恨む気持ちになれない。

ほとんどの人が人生のうち一度くらいは病気する気がするし、
私の場合はそれがたまたま肝炎だった。
ウイルスがあってもなくても、たまたまだったとしか思えない。
ウイルスを持ったままなんにも症状起こさずに、ほかの重い病気にかかる可能性だってあった。
大きな事故にあう可能性だってあった。
おなじ可能性として、完全なる健康体で一生を終えることも考えられるけど、こっちのほうが奇跡に近いような気がする。

誰かを恨むどころか、ウイルスさえ恨む気にならない。

なくなったら嬉しいけど、
今までずーっと共生してて、
なんかちょっと愛着さえある感じ。
自分の体の不具合に愛着感じるときってあるよね?
ちょっと指が曲がってるとか、八重歯とか、なんでもいいんだけど。
そんな感じ。

もう長期戦になることはわかってるので、ゆっくりと自分の体と対話できたらいいな。