2009年6月初旬。
定期検診をサボって1年半くらいの頃。
私は転職したばかりの会社で働き始めていた。
だんだん胸やけを強く感じるようになり、妊娠かも…と思い始めた。
生理予定日まで一週間あるけど、早い人は1ヵ月たたないうちにつわりを感じるって人もいるみたいだし。
胸やけはだんだん強くなったけど、もし妊娠していたら薬を飲むのもよくないかもしれないので、とりあえずガマンしていた。
6月半ば。
ところが意外にも予定日よりも2日ほど早く生理がきた。
「あら~妊娠じゃなかったか!」
じゃあ胃だ、とガスター10を飲んだら少し楽になった。
念のため近所の胃腸科へ行って、飲み薬をいくつかもらう。
「一週間後にきてください。治ってなかったら胃カメラしましょう」とのこと。
一週間後、胸やけは落ち着くも、吐き気や胃もたれが続くのでそのことを話す。
原因としては食道や腸も考えられるし、肝臓の場合もあると言われ、キャリアということを伝えると、じゃあ胃カメラと一緒に血液検査しましょう、ということに。
血液検査の結果が出るまでは時間がかかるのでまだわからないが、胃カメラの結果は異常なし。
今の状態で考えられるのは、「機能性胃腸症」。
胃腸に炎症はないのに不調を感じる病気とのこと。
飲み薬をもらう。
血液検査の結果もあるので、2週間後にまた来てね、とのこと。
今考えても、ここからの2週間が体調的にはいっちばんつらかった!
ものすごい胃もたれや胸やけ、そして吐き気。
薬を飲んでも全然よくならなくて、一週間で飲むのをやめてしまった。
会社にも通いきれず、まずは一週間の休みをもらう。
こんなに具合が悪いのに原因がないっていうのも不安だった。
ほとんど寝込んでるんだけど、原因ないのにこんなに寝てていいのかな、とか。
このままずっとこれが続くなら、私はもう生きていけないなぁとか。
機能性胃腸症をネット検索したら、いちばんの原因はストレスらしい。
でも、そこまでのストレスを感じたことはなかったし…
原因がわからず、薬を飲んでもまったく体調がよくならなず、不安だった。
休暇をもらえてるうちに、いろいろな医者に見てもらおうと、東洋医学や心療内科にも行ってみたが、どこも当然、速効性はない。
休暇が終わった後、会社には体調が悪くてすぐに復帰できないことを伝え、退職することにする。
つらーい2週間を過ごし、7月初旬。
再び胃腸科を訪れる2日ほど前から、少し体調が楽になる。
ようやく治り始めたのかも!
と思って胃腸科に行くと、医師の診断はまた違うものだった。
「血液検査の結果が出ましたが、肝臓、非常に悪い数値です。即入院レベル。入院施設のある病院を紹介しますから、明日から朝一で診察を受けてください。たぶん入院になると思います」
えー!!
「おそらく胃の不調も、肝臓から来てるものでしょう。薬が肝臓に負担をかける場合があるので、今からは飲むのをやめましょう。漢方薬も、肝臓に負担が大きいものがあるのでやめてください」
そのときは、なんか複雑な気持ちだった。
原因がわかったことや、体調が悪さを示す数値がでたことへの安堵感と、人生初の入院という事態に対する興奮する気持ちと、肝臓キター!みたいなやられた感が、いろいろ、ごちゃごちゃ。
まぁその時は、そんなに長患いになると思わなくて、言われた通り病院に行けば治るだろ、みたいな感じ。
次の日、紹介状を持って大学病院を診察した。
定期検診をサボって1年半くらいの頃。
私は転職したばかりの会社で働き始めていた。
だんだん胸やけを強く感じるようになり、妊娠かも…と思い始めた。
生理予定日まで一週間あるけど、早い人は1ヵ月たたないうちにつわりを感じるって人もいるみたいだし。
胸やけはだんだん強くなったけど、もし妊娠していたら薬を飲むのもよくないかもしれないので、とりあえずガマンしていた。
6月半ば。
ところが意外にも予定日よりも2日ほど早く生理がきた。
「あら~妊娠じゃなかったか!」
じゃあ胃だ、とガスター10を飲んだら少し楽になった。
念のため近所の胃腸科へ行って、飲み薬をいくつかもらう。
「一週間後にきてください。治ってなかったら胃カメラしましょう」とのこと。
一週間後、胸やけは落ち着くも、吐き気や胃もたれが続くのでそのことを話す。
原因としては食道や腸も考えられるし、肝臓の場合もあると言われ、キャリアということを伝えると、じゃあ胃カメラと一緒に血液検査しましょう、ということに。
血液検査の結果が出るまでは時間がかかるのでまだわからないが、胃カメラの結果は異常なし。
今の状態で考えられるのは、「機能性胃腸症」。
胃腸に炎症はないのに不調を感じる病気とのこと。
飲み薬をもらう。
血液検査の結果もあるので、2週間後にまた来てね、とのこと。
今考えても、ここからの2週間が体調的にはいっちばんつらかった!
ものすごい胃もたれや胸やけ、そして吐き気。
薬を飲んでも全然よくならなくて、一週間で飲むのをやめてしまった。
会社にも通いきれず、まずは一週間の休みをもらう。
こんなに具合が悪いのに原因がないっていうのも不安だった。
ほとんど寝込んでるんだけど、原因ないのにこんなに寝てていいのかな、とか。
このままずっとこれが続くなら、私はもう生きていけないなぁとか。
機能性胃腸症をネット検索したら、いちばんの原因はストレスらしい。
でも、そこまでのストレスを感じたことはなかったし…
原因がわからず、薬を飲んでもまったく体調がよくならなず、不安だった。
休暇をもらえてるうちに、いろいろな医者に見てもらおうと、東洋医学や心療内科にも行ってみたが、どこも当然、速効性はない。
休暇が終わった後、会社には体調が悪くてすぐに復帰できないことを伝え、退職することにする。
つらーい2週間を過ごし、7月初旬。
再び胃腸科を訪れる2日ほど前から、少し体調が楽になる。
ようやく治り始めたのかも!
と思って胃腸科に行くと、医師の診断はまた違うものだった。
「血液検査の結果が出ましたが、肝臓、非常に悪い数値です。即入院レベル。入院施設のある病院を紹介しますから、明日から朝一で診察を受けてください。たぶん入院になると思います」
えー!!
「おそらく胃の不調も、肝臓から来てるものでしょう。薬が肝臓に負担をかける場合があるので、今からは飲むのをやめましょう。漢方薬も、肝臓に負担が大きいものがあるのでやめてください」
そのときは、なんか複雑な気持ちだった。
原因がわかったことや、体調が悪さを示す数値がでたことへの安堵感と、人生初の入院という事態に対する興奮する気持ちと、肝臓キター!みたいなやられた感が、いろいろ、ごちゃごちゃ。
まぁその時は、そんなに長患いになると思わなくて、言われた通り病院に行けば治るだろ、みたいな感じ。
次の日、紹介状を持って大学病院を診察した。