チキの私的サッカー館

ワールドサッカーを独自の視点で分析。リバプール、インテル、ブレーメンは全試合分析!?マッチリポート、チーム考察など。

インテルVSバイエルン 試合を壊すのだけはやめてくれ

2006年09月30日 | チャンピオンズリーグ
【インテル】

       クレスポ  ズラタン

          フィーゴ
     スタンコビッチ   サネッティ
          ダクール

  グロッソ              マイコン
      マテラッツィ コルドバ

         J・セーザル

フィーゴ⇒M・ゴンザレス(LSHへ、ダクール、スタンコビッチがCH、サネッティRSH)
スタンコビッチ⇒ソラーリ(LSHへ、M・ゴンザレスRSHへ)
クレスポ⇒アドリアーノ

【バイエルン】

       ピサロ   マカーイ

         ファンボメル
    シュバインシュタイガー サリハミジッチ
         オットル

ラーム                  サニョル
      ヴァンブイテン ルシオ

          カーン

サリハミジッチ⇒ショル
ピサーロ⇒ポドルスキー
マカーイ⇒サンタクルス

【結果】
0-2
後半36ピサーロ後半46ポドルスキー

試合内容はUEFAまで

【戦評】

まずサブタイトルは主審となんとかズラビッチに言っています。

初戦スポルディングに完敗したインテルと快勝したバイエルンの一戦。
インテルのスタメンは、クレスポの相方に前節甘めに見て及第点だったアドリアーノではなく、決定力のなさを披露し続けるズラタン。キエーボ戦にフル出場だったベテランフィーゴが先発(ベテランなんだから本来週末の試合は途中交代させてあげるべきだった)。ヴィエラはここでも出場停止なのでスタンコビッチ、サネッティ、ダクールで3センターを構成する。DFラインにはサムエルではなくマテラッツィ、RSBにはマイコンが入る。
前半は面白くない試合。インテルはマテラッツィからのロングフィードが攻撃を多用するし、バイエルンもサリハミジッチ、サニョルの右サイドはグロッソのケアに追われほとんど攻めあがれない。両チームとも連戦の疲れからか動きが重いし、両チームともラフプレーが多かった(審判の判定にも意味不明な部分が多かったが)
それでもサネッティ、マイコンとシュバイン、ラームのサイドの攻防は見ごたえがあったし、ダクールもよくファンボメルを抑えていたと思う。ただ自分としてはローマ戦のサネッティ、グロッソの連携が見事だったのでサネッティはLCHで起用して欲しかったのが本音だが。
両チームの違いはトップ下の選手の守備の貢献度の違いだろう。ファンボメルは中盤の守備に積極的に参加しそれこそバラックを思わせる動きを見せていたのに対し、フィーゴは運動量がやや少なくバイエルンの中盤の底に入ったオットルを自由にさせすぎた。
ゴールゴールと躍起になっているエゴラヒモビッチもオットルをマークするわけでもなく、オットルがいつもフリーでボールを受けて攻撃の起点になっていた。
後半13分エゴタンが2枚目のイエローを受けて何もしないまま退場。性格上退場になることはないアドリアーノを使っていればよかったのに・・・。 
その後、余計な選手がいなくなったからか1トップになって逆に動きやすくなったクレスポが決定機を迎えるが外してしまう。さらに中盤で精力的にディフェンスに貢献してたスタンコビッチが負傷してしまう。
そして後半36分、左サイドからのクロスをピサーロに合わせられ先制点される。さらにロスタイムにポドルスキーに決められ万事休すで試合終了。

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