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チキの私的サッカー館

ワールドサッカーを独自の視点で分析。リバプール、インテル、ブレーメンは全試合分析!?マッチリポート、チーム考察など。

【ドイツ杯】バイエルンが力の差を見せつけ2冠達成!!!

2005年05月29日 | ブンデスリーガ
やって来ました。ドイツ杯決勝。対するは、今季優勝のバイエルンと2位のシャルケです。注目が集まらないはずないです。

では
【結果】

バイエルンVSシャルケ
   2-1
42マカーイ74サリハミジッチ  45(PK)リンコウン

バイエルン優勝!!!

【スタメン】
☆バイエルン
4-1-3-2
┏━━┳━┳━━━┳━┳━━┓
┃□□┃□┗━━━┛□┃□□┃⑨CFマカーイ
┃□□┃□□□□□⑨□┃□□┃⑪CFピサーロ
┃□□┗━⑪━━━━━┛□□┃⑩CHバラック
┃□□□□□□□□□□□□□┃⑦LSHゼ・ロベルト
┃□□□□□□□□□□□□□┃⑥RSHシュバインシュタイガー
┃■■■■■■■■■■■■■┃⑧DHデミチェリス
┃■■⑦■■■⑩■■■⑥■■┃③LSBリザラズ
┃■■■■■■■■■■■■■┃④CBコバチ
┣━━━━━━━━━━━━━┫⑤CBルッシオ
┃■■■■■■■■■■■■■┃②RSBサニョル
┃■■■■■■⑧■■■■■■┃①GKカーン
┃■■■■■■■■■■■■■┃
┃□□□□□□□□□□□□□┃
┃□③□□□□□□□□□②□┃
┃□□┏━④━━━⑤━┓□□┃
┃□□┃□□□□□□□┃□□┃
┃□□┃□┏━①━┓□┃□□┃
┗━━┻━┻━━━┻━┻━━┛

【交代】
74シュバインシュタイガー→サリハミジッチ
80ゼ・ロベルト→フリングス
90サニョル→ダイスラー
【スタメン】
☆シャルケ
詳しくどんなチームか知りたい方はどうぞ→シャルケ考察(だいぶ主観はいってますが)
4-3-3
┏━━┳━┳━━━┳━┳━━┓
┃□□┃□┗━━━┛□┃□□┃⑨CFサンド
┃□□┃□□□□□□□┃□□┃⑪CFアイウトン
┃□□┗━━━⑨━━━┛□□┃⑩RWGアサモア
┃□□⑪□□□□□□□□□□┃⑦OHリンコウン
┃□□□□□□□□□□□⑩□┃⑥DHポールセン
┃■■■■■■■■■■■■■┃⑧DHヴェルマン
┃■■■■■■⑦■■■■■■┃③LSBコビアシュビリ
┃■■■■■■■■■■■■■┃④CBクルスタイッチ
┣━━━━━━━━━━━━━┫⑤CBボルドン
┃■■■■■■■■■■■■■┃②RSBカンプハウス
┃■■■■⑥■■■⑧■■■■┃①GKロスト
┃■■■■■■■■■■■■■┃
┃□□□□□□□□□□□□□┃
┃□③□□□□□□□□□②□┃
┃□□┏━④━━━⑤━┓□□┃
┃□□┃□□□□□□□┃□□┃
┃□□┃□┏━①━┓□┃□□┃
┗━━┻━┻━━━┻━┻━━┛

【交代】
45カンプハイス→アルティントップ
70アイウトン→ハンケ
80ポールセン→ロドリゲス(左SBへ。コビアシュビリが左ボランチへあがる)


【コメント】

開始早々からすでに一冠を達成していて余裕がありそうなバイエルンの攻撃の前に、シャルケDF陣が完全に浮き足だちます。左サイドを中心にマカーイ、ピサロ、バラックを中心に次々決定機を作られバイエルンが一気に攻勢に出ます。

その後、両者激しいプレーの応酬が続き、前半20分そこそこにして、バラック、デミチェリス、ヴェルマンにイエローが出され試合は、激しい展開へ。そんな折

24分、ピサロが左サイドから持ち込み、中盤から走りこんできたバラックへマイナスのパス→バラック強烈なミドルシュート!→ヴェルマン顔面ブロックでクリア!→顔に当たった衝撃からうずくまって起き上がれないヴェルマン

なんですが、リプレイを見るとヴェルマンは明らかに肘でクリアしています。立派なハンド、そしてまんまと騙された審判。バラックも怒るわけです。

その後、バイエルン攻勢は変わらす試合は続いて行き

42分、左サイドからバラックがセンタリング→右サイドに上がっていたサニョルが頭で折り返す→ゼロベルトがこれを受け、DFをかわして右足シュート!→これは右ポストに弾かれる→そこにつめていたマカーイがシュート→DFにブロックされるがそのこぼれ玉を再度シュート!先制弾で1-0です。

その3分後、前半もこれで終わりかと思った矢先

ボルドンのFKから抜けでたアイウトンにサニョルがエリア内でファール!?でシャルケPK獲得!

う~ん、審判はシャルケファンなんじゃないかと思わせる微妙なジャッジでシャルケがPK獲得し、リンコウンが落ち着いて決め同点に追いつきます。

後半

シャルケは今日、再三崩されてしまったカンプハイスから、より攻撃力、テクニックに優れるアルティントップをRSBに起用します。

後半に入ってもやっぱりバイエルン優勢は変わらず。しかしロストを中心とするディフェンスでなんとか攻撃をしのぎ切るシャルケ。

リンコウンのファンタジーを軸とするカウンターが唯一の攻め手であり、彼から2,3素晴らしいノールックパスがアイウトンへ届くもののバイエルンゴールをこじ開けるほどではないです。

そして75分、カウンターからセンターサークルにいたバラックから素晴らしいパスが左サイドのマカーイへ出ます。裏に抜け出たマカーイはDFに戻られてしまいカウンターのスピードを消されてしまいますが、個人技で縦に突破し中央へグラウンダーのクロス→走りこんできたサリハミジッチが押し込みバイエルン2-1!!!

この際サリハミジッチは明らかなオフサイドなんですが、シャルケのPK分だと考えればフェアかな。

その後もほとんどチャンスを作れないシャルケ。そして試合終了、

バイエルンがドイツ杯を征しました!!!

感想としては

やっぱバイエルンは強かったということにつきます。戦術的には

底に入ったデミチェリスが、リンコルンの左サイドからバイタルエリアへの進入を許さなかった

ことがかなり効いていたかと思います。左サイドからいくつか好プレーを見せたリンコウンですが、もっとも危険な位置でプレーできなかったのはデミチェリスのケアの賜物でしょう。ほとんどの危機を彼が紡いでいました。実力者フリングスからスタメンを奪ったのも納得です。

~各々のラストゲーム~

コバチ、ゼ・ロベルトにとってはこれがラストゲームでしょう。最後までいいプレーを見せてくれた2人の功労者には最高のラストになったことでしょう。新天地での活躍を期待したいです。

一方、先日オリンピアコスに行きたい発言で物議を醸したアイウトンは途中交代に憤慨の模様。来期、シャルケを去る可能性は結構高いかもしれません。

これで今季のドイツは終わりました。

後は、スペイン、イタリアのCL、残留争いで今季は終わることになります。

明日はどんなドラマが待ってるのでしょうか?

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