そろそろコガネヤマドリが・・・という女房に付き合って、九日午後、いつもの昆布森の山林に出かけた。やはり出ていた。タマゴタケはまだ時季が早く一本しか見つからなかったが、コガネヤマドリは幼菌(写真上段)が大発生している。この場所には、イッポンシメジやクサウラベニタケも発生し、カサの色に個体差があって、ハタケシメジに酷似する場合があるので混同しないよう注意を要する。
写真<右>はハタケシメジ。ハタケシメジとイッポンシメジの顕著な違いは、イッポンシメジは、幼菌を除いてヒダがピンクになること。カサの形状と色、柄の形状と光沢の違いは、経験を積まなければ判別が難しいかもしれない。
写真下段左から、タマゴタケ・サマツモドキ・ウスタケ・オオキヌハダトマヤタケ。タマゴタケ以外は毒茸。ウスタケは群生し菌輪をつくることがある。サマツモドキは、毒茸といっても軽毒で、五十嵐恒夫『北海道のキノコ』(北海道新聞社)では「食不適」となっている。無理をして食べるほどのキノコではない。
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