※ 上掲画像はいずれも、NHK テレビの放送画面を転載。
先場所6日目から休場した照ノ富士は、両膝の怪我の回復が思わしくなく、稽古がほとんどできなかったと云う。前頭 10 枚目まで番付を下げ、初日は、元大関として格下の千代丸を相手に惨敗。右差し左上手を取って寄った千代丸を土俵際で堪えたが、土俵中央に寄り返し辛うじて取った左上手はすぐ切られ、千代丸の鋭い寄りに為す術もなくあっさり土俵を割った。こんな脇の甘い腰高棒立ちの相撲では大関復帰は難しかろう。気の毒だが、今後、幕内を維持するのも危ういと見た。