タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

公益財団法人「日本相撲協会」が演じる毎度お馴染み御辞儀芝居

※1 御辞儀芝居の画像は、上掲『讀賣新聞』から転載。
※2 式守伊之助の画像は、NHK テレビの放送画面(11月場所5日目、
 栃煌山・白鵬戦)を転載。
※3 式守勘太夫の画像は、NHK テレビの放送画面(1月場所初日、稀
 勢の里・貴景勝戦)を転載。

 日本相撲協会は 13 日に臨時理事会を開き、セクハラ行為のあった立行司・式守伊之助に対して、3場所連続出場停止の処分を決定した。前日提出された辞職願は、処分が明ける5月場所後に受理するという。

 えっ、これって首尾一貫性に欠けるのではないかしらん。元横綱・日馬富士の不祥事の責任を取るべき伊勢ヶ濱親方に対しては処分前に辞職願を受理しているのに、今回は、いくら「責任は重い、反省の時間を与えたい」などと理由をつけても、「晒し者」だなんて不公平の誹りを免れない。

 要するに、八角理事長に協会を統べる確固たる信念がないということだね。記者会見の冒頭で理事長と一緒に頭を下げる、鏡山危機管理部長も尾車事業部長も事なかれの阿諛追従しか能のない輩である。今後も、何か不祥事がある度に何度でも御辞儀芝居を演じ、恬として恥じないだろう。

 結びの一番の取組進行を代行するのは、三役格行司筆頭の式守勘太夫だと。うむむっ、個人的には好きでないタイプである。行司には、力士と違って、スリムな体形を望みたい。勝負判定の技量だけでなく、土俵上での姿形の美しさも行司に求められる資質の一つだと思うからね。

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