朝9時前、ピンポーン。
「は~い」
「漏電検査に明日きます」
「明日?」
お知らせには今日の午前中になってたんだけど・・・
「今日でもいいですよ」
「じゃあお願いします。中は散らかってるので見なかったことに・・・」
台所まで検査員のおじさんが入ってきた。
すぐに戸を閉めたんだけど、それをばあちゃんが見てしまった。
検査員のおじさんが帰って居間に行ってみるとばあちゃんがいない。
襖をしめて自分の部屋へ。
襖をあけてびっくり!
割と重たい座卓を立ててバリケードにしてた。
「もうすぐ迎えに来てよ」
「誰が来るん、行かん」
そう言って襖を閉める。
すぐに開ける私。
「なんで閉めるん?」
「ここはうちんちだ。」
知っとるがな・・・
しつこく閉めるばあちゃん、しつこく開ける私。
「誰が来ても行かん」
しばらくしてお迎えが来た。
「行ってみ、知っとる人かもよ」
「だ~れだかわかんね」と言いながらも玄関へ行ってくれた。
知らない人が家の中に入ってきたのが嫌だったんだろうと思うんだけど、あの重たい座卓を持ち上げるとは・・・
やっぱばあちゃんは力持ちだわ。
「は~い」
「漏電検査に明日きます」
「明日?」
お知らせには今日の午前中になってたんだけど・・・
「今日でもいいですよ」
「じゃあお願いします。中は散らかってるので見なかったことに・・・」
台所まで検査員のおじさんが入ってきた。
すぐに戸を閉めたんだけど、それをばあちゃんが見てしまった。
検査員のおじさんが帰って居間に行ってみるとばあちゃんがいない。
襖をしめて自分の部屋へ。
襖をあけてびっくり!
割と重たい座卓を立ててバリケードにしてた。
「もうすぐ迎えに来てよ」
「誰が来るん、行かん」
そう言って襖を閉める。
すぐに開ける私。
「なんで閉めるん?」
「ここはうちんちだ。」
知っとるがな・・・
しつこく閉めるばあちゃん、しつこく開ける私。
「誰が来ても行かん」
しばらくしてお迎えが来た。
「行ってみ、知っとる人かもよ」
「だ~れだかわかんね」と言いながらも玄関へ行ってくれた。
知らない人が家の中に入ってきたのが嫌だったんだろうと思うんだけど、あの重たい座卓を持ち上げるとは・・・
やっぱばあちゃんは力持ちだわ。