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食品にも排出量表示

2008-06-04 | 身の回りのこと
経済産業省の発表によりますと、食品や日用品を対象に、商品の製造・流通過程で排出したCO2の量を表示する制度を導入、流通大手や食品メーカーも参加して指針を策定し、2009年度から試験的に実施するそうです。

新たな制度は、例えばポテトチップスでは原料のジャガイモの栽培から商品の製造、配送といった全工程から出るCO2を合計し、商品の袋に「CO2排出量75グラム」などとラベル表示するということです。

サッポロビールはCO2排出量を出していました!!
サッポロビールの生ビール<黒ラベル>の大びんビールと350ml缶の、原料の採取から製造、使用、廃棄、リサイクルに至るまでの製品の一生のうちに排出するCO2量は、2005年では、大びん1本188g、350ml缶161gだったそうです。サッポロビールは原料栽培を協働契約栽培で行っていますので、栽培情報の把握し、CO2排出量の算出が可能だったそうです。

今回の導入に向けての研究会には、学識経験者のほか、イオン、セブン-イレブン・ジャパン、サッポロビール、コクヨなどの企業が参加し、排出量の算定方法や表示に関する指針や制度の在り方を議論するそうです。

英スーパー最のテスコは、地球温暖化対策として自社ブランド製品の一部、各製品の流通・販売過程などで直接生じるCO2排出量のラベル表示を始めています。
日本でも、カロリーだけでなく、これからはCO2排出量も表示されるようになるのですね。