THINKING ECO

考えよう!環境問題
環境にやさしい、快適な生活を応援します。

F1もエコドライブ

2009-03-31 | 新しい技術
29日にFIオーストラリア戦から新しいシステム-運動エネルギー回生システム-が導入されました。
ブレーキを掛けたときに発生するエネルギーを一時的に電気的エネルギーとして蓄え、必要なときに、再利用するシステムです。

F1では、この蓄えた電気エネルギーを使ってモーターを動かし、一時的に約80馬力パワーアップするということです。

これは、プリウスやインサイトなどのハイブリッド車と似た仕組みです。



電池が空の状態


ブレーキをかけるときに充電


電気を使い、モーターで加速




Earth Hour(アースアワー)2009

2009-03-29 | 環境問題
3月28日午後8時30分から1時間にわたって、世界自然保護基金(WWF)が主催するキャンペーン「Earth Hour(アースアワー)2009」が行われました。

省エネルギーと温暖化防止の重要性を訴えるこのキャンペーンには、世界80カ国以上が参加し、各国の観光名所などで照明が消されました。

イケア船橋店でも、午後8時半の消灯開始と同時に広告塔の照明が落とされました。

我が家でもリビングの照明を一つ消しました。どれだけ省エネになったか分かりませんが、温暖化防止について考える良い機会になりました。


北欧スタイル No.12 (Winter 2007) (12) (エイムック 1312)

エイ出版社

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イケアの挑戦 創業者(イングヴァル・カンプラード)は語る
バッティル トーレクル
ノルディック出版

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かぶと鶏肉の煮物

2009-03-28 | お料理
とろりととけてしまいそうな口当たりのかぶの煮物は、我が家では誰もが大好きな一品。

本来なら鶏肉のそぼろ煮といきたいとこでしたが、あいにくひき肉のストックがなく、冷凍庫に備蓄してあったむね肉で作ることに。

もちろん、アシストはシャトルシェフ。
炊飯器のスイッチを入れ、次はかぶと鶏肉の煮物。
かぶと鶏肉を軽く炒め、おだしと調味料を加えて2分ほど煮込みシャトルシェフへ。
他のおかずも出来上がり、保温してあった内鍋を取り出し、煮物の仕上げ。

お酒も会話もすすむ一品になりました。

カナダのオイルサンド事情

2009-03-27 | 環境問題
最近、時々耳にするオイルサンド。
サンドウィッチやクリームサンドのような食べ物なら嬉しいのですが、残念ながらそうではないようす。

オイルサンドは黒くて粘り気があって冷えると固まる油を含んだ砂岩です。
採掘しやすい石油が枯渇しつつある今、この「油を含んだ砂」は注目を浴びているのですが、手放しでは喜べないことも多いようです。

原油の確認埋蔵量にオイルサンドの分を含めると、カナダはサウジアラビアに次いで世界第2位の産油国になるそうです。

そのカナダのアルバータ州ではオイルサンドの露天掘りが行われています。

オイルサンドを採掘するためには、木々を切り払わなければなりません。
1バレル(約160リットル)の油を摂るのに、土砂などの表土を平均2トン、オイルサンドを2トン採掘します。
このオイルサンドに数バレルの80℃ほどの熱湯をかけて、砂に付着した粘っこいタール状の油(ビチュウーメン)を抽出し、さらに、高温高圧処理を行うか、水素を加えことで、より軽質な油を得ることができます。

この過程で出た汚染水は貯水池に流され、今では貯水池に総面積は洞爺湖の2倍弱に及び、渡りの途中のカモの群れが貯水池に飛来し、油にまみれになったこともあるそうです。

森を壊し、大量のエネルギーを消費しながら得られるオイルサンドからの油。環境面からも経済面からもいろいろな波紋を呼びそうです。

シャトルシェフ

2009-03-26 | お料理
我が家に、10年ぶりに2台目シャトルシェフがやってきました。
赤くて可愛いその姿にキッチンがパァーと明るくなり、何とも嬉しい気持ちに!
早速金時豆を煮ました。

時間もガス代も節約できるエコお鍋シャトルシェフは、ガスコンロの前に立って、煮あがるまで待っている必要もありませんので、安全に時間を上手に使える優れものです。





THERMOS 真空保温調理器 シャトルシェフ 3.0L パンプキン KBA-3001 PUM

THERMOS

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バオバブ

2009-03-25 | 環境問題
                   
映画「バオバブの記憶」を見てきました。

サハラ砂漠を縦断するパリダカで有名なセネガルの首都ダカールから車で2時間ほどの村の日常を映していました。 

バオバブは、サン・テグジュペリの「星の王子さま」に出てくる木!と言えば分かっていただけるかも知れませんね。「星の王子さま」の中では、天を突くような大きな姿から星を破壊する木をして描かれています。

バオバブは人ととても仲良しの木です。

村人たちは、バオバブの林のなかで、穀物を育て、落花生を収穫しています。バオバブの木肌を剥ぎ、その繊維で井戸の水汲みに欠かせない縄を綯います。 バオバブは幹に水分をたくわえており、休眠する乾季にはその水分で生きのびています。直径20cm程の白い花を咲かせ、果実はヘチマのように垂れ下がります。果肉も葉も栄養が豊富で食事には欠かせないものです。

村人たちは、このバオバブには精霊が宿ると信じ、薪にして燃やすと精霊が怒ると信じています。決して切ることはありません。

しかし、開発の手は村の近くまで来ています。樹齢1000年以上と言われるバオバブですが、開発にために切られようとしています。

バオバブの記憶
本橋 成一
平凡社

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アフリカの大きな木 バオバブ (アジア・アフリカ絵本シリーズ―アフリカ)
ミリアム モス
アートン

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黄砂の観測はこうさ!!

2009-03-17 | 環境問題
今日は黄砂が多く、見通しの悪い一日でしたね。

招かれざる客の黄砂ですが、遠くタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原などで巻き上げられた砂塵が、500~2000m以上の高さまで上昇し,西風に乗って移動し、3~4日かけて日本に到達したかと思うと自然のスケールの大きさを感じますね。皆さんはいかがですか?

この黄砂をリアルタイムで観測しているのがライダー(LIDAR: Light Detection And Ranging)です。
ライダーは、目で見ただけでは判らない黄砂と大気汚染物質のような黄砂以外の浮遊物を区別して、リアルタイムで観測できる装置です。レーザー光を地上から上空に照射し、大気中の黄砂や他の浮遊物の多さに対応して変化する光の量を観測しています。

私たちは、観測された光の量と観測地域の特性を基にして計算した値を「その地域での黄砂の量」として知ることができます。
黄砂の飛来量は、黄砂の濃度〔mg/m3〕で表されます。
  0 ~0.1 mg/m3   なし~ごくわずか
  0.1~0.3 mg/m3   少ない~やや多し
  0.3~1 mg/m3    多い
  1 mg/m3以上     非常に多い
 環境省黄砂飛来情報:http://soramame.taiki.go.jp/dss/kosa/

話はそれますが、サハラ砂漠の砂塵は赤っぽい粒子で、風によって数1000kmも運ばれ、ヨーロッパだけでなく、ときには大西洋を越えてフロリダまで届くそうですよ。