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THINKING ECO

考えよう!環境問題
環境にやさしい、快適な生活を応援します。

COOLBIZ+(クールビズプラス)

2008-06-06 | 身の回りのこと
6月は環境月間です。
一昨日も東京ミッドタウンで「COOLBIZ+」の「+」から生まれ変わろう!!と、「チーム・マイナス6%」のイベントが行われていましたね。

「チーム・マイナス6%」は1990年を基準にして2014年までに、温室効果ガス排出量の6%削減を目指す、官民一体の国民的プロジェクトのことです。
今年は、夏場の軽装にプラスして、マイ箸、マイバッグ、扇子(せんす)の利用や自転車通勤など一歩進んだ行動の提案をしています。

マイ箸お使いですか? 何気なく使っている割り箸の消費量は1年間約250億膳とも言われ、その9割以上が輸入だそうです。大量生産されたものを、燃料費をかけて輸入し、大量消費しているのですね。
マイバッグ、大手スーパー「イオン」での2008年4月度のエコバッグ持参率は23%だったそうです。
扇子(せんす)はいいですね。家庭ではやはり団扇(うちわ)でしょうか。うちわの風は通常2m/秒ほどの風だそうです。風速1m/秒の風で体感温度は1℃下がるそうですから、エアコンの設定温度を2、3℃あげても、団扇を併用すれば、環境にも体にも優しい涼しさが得られるわけですね。

我が家では「MY箸・MYバッグ・MYうちわ」を愛用しています。どれも景品でもらったものばかりですが(笑)。

あなたは、何を「+(プラス)」しますか?

食品にも排出量表示

2008-06-04 | 身の回りのこと
経済産業省の発表によりますと、食品や日用品を対象に、商品の製造・流通過程で排出したCO2の量を表示する制度を導入、流通大手や食品メーカーも参加して指針を策定し、2009年度から試験的に実施するそうです。

新たな制度は、例えばポテトチップスでは原料のジャガイモの栽培から商品の製造、配送といった全工程から出るCO2を合計し、商品の袋に「CO2排出量75グラム」などとラベル表示するということです。

サッポロビールはCO2排出量を出していました!!
サッポロビールの生ビール<黒ラベル>の大びんビールと350ml缶の、原料の採取から製造、使用、廃棄、リサイクルに至るまでの製品の一生のうちに排出するCO2量は、2005年では、大びん1本188g、350ml缶161gだったそうです。サッポロビールは原料栽培を協働契約栽培で行っていますので、栽培情報の把握し、CO2排出量の算出が可能だったそうです。

今回の導入に向けての研究会には、学識経験者のほか、イオン、セブン-イレブン・ジャパン、サッポロビール、コクヨなどの企業が参加し、排出量の算定方法や表示に関する指針や制度の在り方を議論するそうです。

英スーパー最のテスコは、地球温暖化対策として自社ブランド製品の一部、各製品の流通・販売過程などで直接生じるCO2排出量のラベル表示を始めています。
日本でも、カロリーだけでなく、これからはCO2排出量も表示されるようになるのですね。

世界環境デー

2008-06-03 | 身の回りのこと

6月に入り、テレビ各局で、エコ満載の番組が放送されていますね。

 

毎年6月5日は「世界環境デー」です。「世界環境デー」は、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して、1972年12月の国連総会で制定されました。そして、この総会で採択された決議案がUNEP(国連環境計画)設立の契機になりました。

 

2008年の世界環境デーのスローガンは、『 Kick the Habit! Towards a Low Carbon Economy(低炭素経済に向け、習慣をやめよう!)』です。今年の世界環境デーの国際的な祝典はニュージーランド、ウェリントンで開催されます。ちなみに、2007年のテーマは、「氷が溶ける-ホットな話題?」、記念式典は、6月3、4日にノルウェーのトロムソ、6月5日にオスロで行われました。

 

日本では、1973年から「環境週間」がスタート、1991年からは6月を「環境月間」としています。また、1993年に制定された、地球化時代の環境政策の新たな枠組を示す基本的な法律「環境基本法」の中で、6月5日を環境の日と定めています。

 

6月中は、全国各地で様々なイベントが行われます。参加してみてはいかがしょうか。


食糧自給率39%の恐怖

2008-06-01 | 身の回りのこと

国連食糧農業機関によりますと、毎年1800万人の人が栄養不良に起因する疾病で亡くなっているそうです。人間開発白書の報告では、「一人一日1ドル以下」は12億人、世界人口の約半分にあたる30億人は1日2ドル未満で暮らしているそうです。

 

ここ数年、原油の高騰と呼応するように穀物価格が高騰しています。中南米、アフリカなどで食料品の値上がりや不足に対する国民の抗議活動が起きています。いずれも国民の貧困層の割合が大きい国です。

 

貧しい国では、外貨準備の制約から、穀物価格が高騰すると輸入量が減り、その分国内価格は上昇します。エンゲル係数が高く、所得の6、7割を食料の購入に当てていた人たちにとって、食糧価格高騰は死活問題なのです。

 

日本も他人事ではありません。輸入したくても輸入できなくなるかも知れないのです。他国に輸出できる余裕のある生産国でも、不作などで国内が食糧不足になれば、輸出できなくなることが考えられるからです。

 

だからこそ、世界最大の食糧輸入国日本の食糧自給率39%の改善が急務なのです。

耕作放棄地の再活用、不揃いな野菜でも販売できるような流通の改革が急がれます。

それとともに、自分たちの食べ物は自分たちで作れるように、消費者の意識改革も求められています。

 

*耕作放棄:地所有している耕地のうち、過去1年以上作付けせず、しかもこの数年の間に再び作付する考えのない耕地 

 

こちらのHPもご覧ください。エコ辞典: http://www.thinking-eco.net/index.htm


新宿御苑展はエコロジカル!

2008-05-29 | 身の回りのこと

先日、「第3回ロハスデザイン大賞2008新宿御苑展」に行ってきました。

 

今、日本でも、ロハスな暮らし、ロハスなビジネスやサービスが注目されるようになっていますね。ロハス(LOHAS)は、Lifestyles of Health and Sustainability の略で、地球環境保護と人間の健康を最優先し、人類が共存共栄できる持続可能な社会のあり方を追求するライフスタイルを指す言葉です。

 

そのロハス展だけあって、会場で使用する電気には廃油を利用し、CO2排出量ゼロのカーボンニュートラルな運営をしているということでした。バイオディーゼルで稼動するジェネレーターを設置し、燃料には東京油田開発が精製するてんぷら油の廃油由来のバイオ燃料「VDF」を使用していました。

 

小型風力発電機もありました。 


緑ちょうちん

2008-05-23 | 身の回りのこと

「えッ、緑提灯(ちょうちん)って何?」とお思いの方、あなたの街でこの緑提灯を探してみませんか? かく言う私もまだお目にかかったことがないのですが、応援したい気持ちから、ご紹介することにしました。

 

この緑提灯は、国産の食材を半分以上使っている飲食店の軒先に下げられています。緑提灯には星がついていています。星の数は自己申告ということですが、カロリーベースで60%までなら星1つ。10%上がるごとに星が増え、90%を超えると星5つになるそうです。

 

もともと、(独)農研機構農業総合研究センターの丸山所長が「料理を味わいながら、食料自給率の向上や農業の活性化についても考えてもらいたいという狙い」から発案したものです。

 

2005年に小樽で一号店が誕生、今年2月時点では約80店が下げていましたが、中国ギョーザなど食の安全が問われるようになり、現在は北海道から沖縄まで広がり1000店を突破したそうです。

 

40%をきっている日本の食糧自給率やフードマイレージのことを考えると、輸入依存を考え直し、国内の農業の活性化を計ることは重要です。緑の提灯が増えれば増えるほど、「食」について考える機会が増えるように思います。是非多くのお店に参加していただきたいですね。

 

緑提灯を下げているお店の紹介:http://midori-chouchin.jp/

フードマイレージについて: http://www.thinking-eco.net/term_ha-food_mileage.htm


電気自動車

2008-05-20 | 身の回りのこと

現在、地球上では、およそ7億4000万台の車が走っていると言われ、その数は今後も増加すると予想されています。これらのクルマから排出されているCO2の割合は、地球全体で排出されるCO2の約17.5%を占めているそうです。

 

ヨーロッパでは、「エンジン排気量」を基準にしていた自動車税を変更し、「CO2排出量」基準にした新たな自動車税の導入が相次いでいます。

 

ヨーロッパでの主流はディーゼル車です。ガソリン車に比べ、燃費が良く、CO2排出量も少なく、ニュークリーンディーゼルと言われるように、窒素酸化物などの排ガスも少なくなってきています。一方、日本や北米では、ガソリンで動くエンジンと電気で動くモーターの2つの動力をもち、排ガスが非常にクリーンなハイブリッド車が販売台数を伸ばしてきています。

 

しかし、ディーゼル車もガソリン車もエンジン車である以上、CO2を排出と石油の枯渇問題が消えることはありません。ガソリン価格は高騰していますし、バイオ燃料は食糧価格高騰などの多くの問題を含んでいます。

 

そこで、将来的に注目されるのが、排ガスゼロの電気自動車ではないでしょうか。今、その電池を巡って、激しい開発競争が繰り広げられています。ハイブリッド車や電気自動車に搭載できることから、トヨタは松下電器と、日産はNECと組み、各社開発に凌ぎをけずっています。こちらのHPもご覧ください。

 

こちらのHPもご覧ください エコ辞典:http://www.thinking-eco.net/


CO2駅すぱあと

2008-05-19 | 身の回りのこと

出発駅と到着駅を入力すると、その間の路線・乗換駅・運賃までもを検索してくれる経路検索サービス「駅すぱあと」、多くの方が便利に使っていらっしゃるのではないでしょうか。

 

今日、お話ししますのは『CO2駅すぱあと』です。これは、従来のサービスに加えCO2排出量も検索できるようになっています。

また、自動車を利用した場合のCO2排出量も併記されていますので、モーダルシフトについて考えることもできます。

 

 『CO2駅すぱあと』へは、「チーム・マイナス6%」のHPから入ります。

ぜひお試しください。

  MENU>さあ、やってみよう>温暖化防止便利ツール>CO2駅すぱあと

  チーム・マイナス6%:http://www.team-6.jp/index.html

 

  こちらのHPもご覧ください。エコ辞典:http://www.thinking-eco.net/


CO2削減/ライトダウンキャンペーン

2008-05-16 | 身の回りのこと

『CO2削減/ライトダウンキャンペーン』は、環境省が2003年から行っているキャンペーンです。

 

昨年は、東京タワーなどの観光施設、百貨店、コンビニエンスストア、遊技場施設など、約6万3000施設が参加しました。

 

今年は、京都議定書約束期間の初年度であり、サミットイヤーということもあって、6月21日(土)~7月7日(月)までの間、「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を実施するそうです。 中でも、6月21日と7月7日の2日間については、夜8時~10時の間、全国のライトアップ施設や各家庭へ、一斉消灯を呼び掛けるそうです。

 

私たちが普段当たり前のように使っている照明・電気、ひいては地球温暖化について考える良いきっかけなるなのではないでしょうか。 

あかりを消して、地球に優しい生活を見つめなおしましょう!!

    6月21日(夏至の日)ブラックイルミネーション2008

    7月7日((洞爺湖サミット初日) 七夕ライトダウン

 

 こちらのHPもご覧ください。 

    エコ辞典:http://www.thinking-eco.net/          


ローソンの「CO2オフセット10kg」

2008-05-09 | 身の回りのこと

ローソンのポイントカード。そのポイントで交換できるアイテムの中に、「CO2オフセット10kg」が加わりました。買い物で貯めたポイントを、50ポイント単位(100円のお買い物につき1ポイント)でCO2排出削減量10kgと交換でき、手軽にCO2オフセット運動に参加できるというものです。

 

少し、ややこしくなりますが・・・

京都議定書のなかでは、先進国が開発途上国と協力してCO2などの排出削減につながる事業を実施し、削減した量を先進国の削減目標の達成に利用できる仕組み=クリーン開発メカニズム(CDM)が認められています。

温室効果ガス排出削減事業が実施されなかった場合を基準としたときに、温室効果ガス排出削減事業によって削減された温室効果ガスの排出量は、ルールに従って認証機関による認証やCDM理事会による承認を経て、クレジット(排出権)として発行されます。

 

今回活用するクレジット(排出権)は、アルゼンチン・パタゴニア地方における風力発電事業によって創出され、三菱商事株式会社を通じて取得したものです。 これまで天然ガスを使用して火力発電所を運営していた電力事業を風力発電に変更することでCO2を削減しています。

 

ローソンは、国内流通業では初めて、個人がポイント交換や現金を通じて排出権を取得する仕組みをつくりました。それによって地球温暖化防止に向けた京都議定書での日本の温室効果ガス削減目標であるマイナス6%の達成に貢献することになります。

 

ただ、やはり基本は、個々人がCO2排出を少なくするような生活を送ることですね。

 

こちらのHPもご覧ください:http://www.thinking-eco.net/index.htm