秋曇

昨日は催事。
朝からどんよりとした曇り空。


車に向かう途中、年配の方に呼び止められる。
キャリーバッグを引き、息を切らしている。
”次の電車に乗らないと飛行機に間に合わないの！
　お願い！これ持ってくれない！”
早朝の団地に声が響く。
後3分ほど。
間に合う。
ご婦人があまりに慌てているので、息を整えさせつつ話しかける。
”充分間に合いますよ”
と言いつつ急な階段を登る。
ホームについて一息ついたところで電車が入る。
ところで、無人の改札を抜けたが切符はどうしたのだろう？
気になる...。


...催事場到着。
荷物を降ろす。
汗が噴出す。
セッティング完了。
肌寒い。
風はない。
陽もない。
もう一枚羽織る物が欲しい。

売上げは分からないがそれなりに売れている様子。
隣店のMさんとバカ話。
ベテランのAさんが体調のことを気にしてくれている。
検診のことを話すと親身にアドバイスをくれる。
俺の倍近く生きている人に身体を気遣ってもらう。
変だよ。

昼過ぎ、A君からTEL。
間もなく行きます。
3分後現れる。
本当に間もなかった...。
朝市でのバイト帰りだという。
差し入れに30ｃｍサイズの魚を2匹いただく。
碧くのっぺりとして腹は白い、黄色い線が一本通っている。
A君は”鱒？”と言っていたが違うような...。
でも、ありがとう。
わざわざここまで持ってきてもらって。
本当にありがたい。


14：30早めの撤収。
16：00から熊本戦がある。
今からなら充分間に合う。
で、向かう。
いつもの駐車場は入れず、隣の立体へ入れてスタジアムへ。
急ぎ足、汗が噴出す。
15：30着。
席は思ったより空いていた。
席に着く、寒い。
そういえば今日は菓子パン1個におにぎり2個しか食ってねぇ。
何か食おうかと思ったが贅沢は出来ん。
前半は”しょうがねぇ”、後半はもっと点取れたと思ったが1-0で勝ち点3。
湘南は負けたし、いよいよか！
って事で岐路に着く。
寒い。

前車に反射するライトで気がついたが、ヘッドライトが一方切れているみたい。
いつからだろう？
今まで気がつかなかった。

家に着き夕食を目いっぱい食う。
睡魔が...。
寒い...。

布団に横になる。

そのまま眠ったらしい。

朝方寒くて目が覚める。
まだ暗い。
また寝たらしい...。

今日も曇り空。

昼過ぎ催事の荷物を降ろし、ライトの修理に向かう。
間もなく完了。
その足で墓参りに。
明日は行けないだろうから。
住職と出会い5年。
まだ5年。
随分昔からお世話になっているような気がするが。
花屋の露天はない。
途中のコンビニで花を買う。
ここはいつでも農家直送の花が置いてある。
本堂横には住職の車と寺務さんの車がある。
他の車はない。
いつも誰かが作業をしているが、今日は来客もなさそうで静か。
物音一つしない。
花を添え、線香をあげ寺を後にする。

寒い。
昨日から寒い。
風でもひいたか？





昨日貰った魚。
イナダらしい。
裂く。
のらすけ　が椅子に乗り見ている。
おろした切り身を近づけるが、匂いをかいだだけでおとなしく座ったまま。
えらい！
三枚におろし1尾はそのまま焼き、1尾は冷凍庫へ。
アラは味噌汁へ。
うまい。